《有機に挑む》青パパイア栽培を本格化 土作り重視、葉は茶に たきざわ農園（群馬・伊勢崎市） | 上毛新聞社のニュースサイト

農薬や化学肥料に頼らない有機農業への転換が注目されている。生産者や食品製造・販売業者、行政など、有機に挑む人たちを紹介する。 無農薬栽培にこだわるたきざわ農園（群馬県伊勢崎市豊城町）は昨年から、県内では珍しい青パパイアの栽培を始めた。夏は最高気温40度近くになる市内の気候が適地になると目を付けた。化学肥料を使わずに土作りを工夫し、大ぶりな苦みのない果実に育てる。消化酵素が豊富な葉は茶に加工し、6次産業化に力を入れる。 青パパイアは、黄色く熟す前の緑色の果実が、野菜としてサラダや煮物で食べられる。ビタミンやミネラルなどの栄養価が高く、日本スーパーフード協会（東京都）はブームになる可能性が高いスーパーフード第1位（2022年）に挙げた。 農園は...