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モンゴルとロシアに学ぶ新型コロナ対策の真髄
プーチン大統領の新型コロナ対策は、迅速かつ強硬だった Alexei Druzhinin/Sputnik/Kremlin-REUTERS <... プーチン大統領の新型コロナ対策は、迅速かつ強硬だった Alexei Druzhinin/Sputnik/Kremlin-REUTERS <早期の強硬な措置によって感染リスクを抑え込んだモンゴルとロシア、両国の判断は中国と国境を接してきた歴史と経験の産物> 中国・武漢市を発生源とする新型コロナウイルスによる肺炎が世界規模で猖獗(しょうけつ)を極めている現在、東アジアの島嶼国である日本と西欧、それに「新大陸」のアメリカがその撲滅に苦労している。対照的なのはユーラシア大陸だ。実際の様子を見てみよう。 まずは陸地で数千キロにわたって中国と国境を接するモンゴル国。中国南部で新型コロナウイルスが流行したとのニュースが伝わると、1月27日に国境地帯を全て封鎖した。航空便だけでなく、列車と自動車など中国との交通を全面的に遮断し、人的交流を止める強硬措置を取った。 ただ、そのままでは独裁的な隣国の気難しい指
2020/08/17 リンク