【大河ドラマ「鎌倉殿の13人」キャラ語り】魔性の女・りくの魅力は「私のことを殺そうとしたでしょ？」という言葉にある。 - うさるの厨二病な読書日記

ついに時政とりくが退場か。寂しいな。 特にりくは、こんなに面白い女性キャラをみたのは久し振りだと思うくらい魅力的なキャラだった。 りくという女性が、よく理解できなかった。 自分にとってのりくの面白さと魅力は、まったく理解できないところにある。理解するとっかかりすらない。 りくの言動は一貫性があるようでない。表層的には野心と上昇志向がモチベーションのように見えるが、本当に「偉くなりたい」と思っているようにも見えない。 一体、りくは本当は何を求めているのか。何がりくにとって重要なのか。 野心なのか、恐怖なのか、悲しさなのか、不安なのか、愛情なのか。 そのどれにも見えるし、どれにも見えなかった。 りくの言っていることややっていることは、馬鹿馬鹿しいとしか思えない。しかし、何故か愚かには見えない。 何もかもわかってやっているように見えるのだ。 息子を殺したのも平賀朝雅だと分かっていて、畠山を滅ぼせ

[BigHopeClasic]

りくが口をへの字に曲げて悔しさや悲しさを押し殺すようにしたシーン、宮沢りえが10代の少女時代のようにすら見えた。出演者のトメに名前が出る宮沢りえの役者としての凄さを再確認したドラマ。

[kei_mi]

「この私の夫なのだから時政は偉大な人物であるべき」が動機だったと思いました。　生きていれば息子は北条家の総領で執権になったはずなので普通に「偉大な人物の母」になれたはずだったのですが

[pitti2210]

そもそもこれが間違っていると思う→「息子を殺したのも平賀朝雅だと分かっていて」そんなに賢くは見えなかった。

[timetrain]

あのセリフすげえなと思ったけど、なるほどそう読むこともできるか。

[tedd707]

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[fatpapa]

息子殺しは平賀としても息子亡き今、平賀を殺しても意味は無いので畠山を殺して武蔵の地を奪うべきって判断した点で賢くはないがずる賢い。あの場でりくを殺すのは早計過ぎるが表題のセリフをいわせたかったんやろな

[Ayrtonism]

実朝拉致という、どう考えても成功しないクーデタを企んだ点はスッキリしないけど、史実だから想像で埋めるしかないということなんだろうな。

[khtno73]

男の子はプライドで動くから誉めて肯定してあげるとパフォーマンスが出る。良妻の条件でもあるし、悪女の条件でもある。男を操縦することに変わりはない。ちょっとの倫理観の違いや、結果で変わるのかもしれない。

[prdxa]

なるほどなあ。りくが全部引き受けてるというのは確かに。

[yuno001]

義時の事を中心に添えたNoteも含めて読むと、確かにその解釈が成り立つなと思わされた。面白い。

[tsubo1]

ところで、牧の方は史実では時政と別れて京で死んだので、ドラマの中でこのまま時政と伊豆で余生を送らせることになるのか、それともりくにまだ何かをやらせるのかは少し気になっている。

[gui1]

周りの人間を不幸にするわけのわからない向上心・・・・りえママだよな(´・ω・｀)

[dodorugefu]

史実の牧の方のその後も踏まえたら良い落とし所なのではないかと。りくが時政の十三回忌を仰々しく行う姿も見てみたかった。

[jantyran7]

素晴らしい感想ログです。

[Snail]

三谷幸喜作品だからなぁ、私はそこまで深く考えたセリフではなくて、単純に「んなアホな！」って視聴者が心のなかで突っ込んだらいいなぁっていうコメディ要素だったように思う。

[Yuta_Eno]

この文章むちゃくちゃ面白い。相手の中の無意識をすくい上げ、指摘するでもなく、当の本人が具現化させてしまうような、善も悪もない地点に漂い続けたのが、りく、ということか…。

[mokamaru]

三谷大河は時代物なのに女性陣が添え物じゃないのが面白いなと思います。 リアリティがありながらも解釈の余地があるのでずっと考えてしまいます。