「ずさん管理で紛失と誤認」 奈良県警、犯人扱い署員に謝罪

奈良県警が拳銃の実弾５発を「紛失した」と誤認した問題で、県警は１５日、実弾の配分ミスや点検が不十分で誤認が起きたと発表した。県警は１５日付で当時の奈良西署副署長ら３人を所属長訓戒処分などとした。 この問題をめぐっては、県警が、同署の拳銃庫で保管していた実弾を盗んだ疑いがあるとして同署の男性署員を捜査。署員は無実を主張したが、犯人と決め付けられて自白を要求されたと主張し、鬱病を発症して休職している。 県警によると、令和２年１１月に同署の実弾を交換する際、５発少なく配分。帳簿の管理や点検作業が不十分だったため、紛失と勘違いしたという。県警は今年１月、実弾５発を「紛失した」と発表していた。 署員の弁護士などによると、県警は１４日、実弾の管理がずさんだったことを認めた上で、無関係だったのに捜査したことについて男性に謝罪。取り調べでは刑事が自白を要求し、県警は窃盗容疑で自宅の家宅捜索も行っていた。県

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"令和2年11月に同署の実弾を交換する際、5発少なく配分。帳簿の管理や点検作業が不十分だったため、紛失と勘違いしたという"なんやそれ。"県警は捜査について「法と証拠に基づいて実施した」と説明している"どんな証拠