【正論】ＬＧＢＴ法、修正で最悪は回避も 国士舘大学客員教授 日本大学名誉教授・百地章

憲法学者の百地章・日本大学教授今回制定された性的少数者のためのＬＧＢＴ理解増進法の元となった法案は、ジェンダーフリー論者たちが一切の性差を否定しようとして進めてきた危険な法律であった。しかし自民党が公明党や外圧に屈する形で成立を急いだ点は極めて問題があるものの、内容的には２度の修正を経て最悪の事態は回避、改善されたと思われる。 ２回の修正で骨抜き、変質自民党は令和３年４月、ジェンダーフリーとは全く異なる「理解増進法案要綱」を発表。ところが稲田朋美議員主導のもと５月作成の法案は「性自認を理由とする差別は許されない」とする実質的な「差別禁止法案」となった。今回、同党の特命委員会に提出された案は、総務会で了承見送りとなったこの稲田案であった。

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この文章をあたおかと思えるかが賢人か馬鹿の分かれ目。