アイドル活動中、過半数が「精神疾患を患った」 裸で体形確認、生理止まる…100人調査で見えたステージ裏の闇 女性アイドルの労働環境について、引退したアイドルの就職を支援する企業「ツギステ」(東京都渋谷区)が、当事者にオンラインで聞いた100人調査の結果を発表した。ファンの視線にさらされる厳しい競争で心の不調を抱えがちなことや、ハラスメントを受けても相談しにくい実態が浮かんだ。専門家は、旧ジャニーズ事務所問題と重なる面もあるとして、安心して活動できる環境が必要と指摘する。(森田真奈子)
English 「中学生の頃に両親が離婚しました。父親からモラハラ・セクハラを受けており、気に入らないことがあると、グーパンチの顔前寸止めもされました。母が私たちを連れて逃げてくれたのですが、すぐに居場所を突き止められ、玄関のドアをガチャガチャしたり待ち伏せしたりされ続けました。『お前たちを自殺に追い込むこともできる』とも言われたこともあります。もしあの時共同親権だったら私たちはもっと追い込まれていたと思います。」(山本さん・仮名) 「私は小学生の子どもと暮らしている母親です。夫から受けた暴力を家裁に訴えても、全くとりあってもらえず、5年間の離婚調停を経てもまだ離婚が成立しません。」(鈴木さん・仮名) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今年の国会で「離婚後共同親権」制度の導入が決定するかもしれません。導入されれば、離婚した後に子どもを保育園に入れるにも
編集長ピックアップ 牧野克也文部科学省が令和7年度から中学校で使われる教科書の検定結果を公表し、LGBTなど性的少数者に関する記述が増加することが判明しました。近年のマスコミ報道は性的少数者に強く理解を示す傾向にありますが、教科書にも及んだ格好です。 LGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、そして生まれつきの自分の性と心が一致しないトランスジェンダーの頭文字をとった略称です。本紙記事は、こうした記述が増加した背景には性的少数者に対する理解増進法の制定もある、という文科省教科書課の分析を報じています。 ▼LGBTに関する記述が増加 学習指導要領範囲外の「性の多様性」教科を横断 「男女」という生物学的性別を自認する性などと同列に説明する教科書も目立った理解増進法は性的少数者への差別をなくし、理解を深めようというのが趣旨。国民の理解増進に向けた施策の推進をうたっています。差別が許されな
男女の賃金格差が解消しない中、家事や育児などの「ケア労働」を視野の外にしてきた主流派の経済学を問い直し、誰もが生きやすくなる経済の理論を生み出そうとする動きがある。「フェミニスト経済学」と呼ばれ、昨秋、国内で初となる教科書が出版された。執筆者の一人、金井郁埼玉大教授(労働経済論)に聞いた。(柏崎智子) フェミニスト経済学 フェミニズムの視点で経済学をとらえ直す学問。「ケア」を経済社会の基盤に据え、ジェンダーによる差別・抑圧でもたらされる不平等から女性のみならず万人を解放し、暮らしぶりの向上を目指す。1960年代以降の第2波フェミニズムの思想や理論の影響を受けて成立し、90年代初頭に欧米を中心に国際学会が設立された。国内では2008年に学会ができ、昨年10月、学者9人の執筆で初の教科書「フェミニスト経済学」が出版された。
ワークショップで意見交換する(右から)国民民主党の伊藤孝恵参院議員、日本維新の会の高木佳保里参院議員、自民党の英利アルフィヤ衆院議員、立憲民主党の吉田晴美衆院議員ら=国会内で2023年11月10日午後3時18分、安部志帆子撮影 3月8日の国際女性デーを翌日に控えた7日、国会内で開催された集会。「ジェンダー平等を求める声は確実に強まっている。10年前は女性が少ないことがあまり知られていなかったが、もう周知の事実だ」。上智大の三浦まり教授はこう語り、候補者や議席の一定数を女性に割り当てるクオータ制の制度設計に意欲を示した。 集会は「クオータ制を推進する会」(Qの会)が主催し、市民団体や与野党の国会議員ら約140人が参加した。同会顧問の三浦教授は、男女の割合の差が大きいほど政党交付金が減額される制度や、政党に比例代表の候補者を男女同数とすることを義務付ける制度などを提案した。 男女の候補者数を「
女性の権利保護を目指す「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」は18日、国会内で集会を開き、性同一性障害特例法の改正案や女性スペースに関する法案など会がまとめた独自案について説明し、生来の女性を保護するための法整備の必要性を訴えた。昨年10月の最高裁で、戸籍上の性別を変更する上で生殖機能の喪失を要件とした特例法の規定が憲法違反と判断されるなど区別があいまいになりつつある現状を踏まえた対応となる。 特例法を巡っては、性別変更する上で「変更後の性別の性器に似た外観を備えている」という外観要件について、広島高裁で憲法適合性の審理が改めて予定されるなど、違憲と判断される余地を残している。最高裁は昨年7月、経済産業省に勤務するトランスジェンダー女性(生まれつきの性別は男性、性自認は女性)の職員に対し職場の女性用トイレの使用に制限を設けたことを違憲と判断している。 男性として生まれたトランス女性が女
最近筆者が興味を持っているのは、自由民主党青年局近畿ブロック会議後のダンスショーである。この話の発端は、どうも産経ニュースの記事らしい。"<独自>自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー 口移しでチップ渡す姿も 費用は党が支出".産経ニュース.2024-03-08. www.sankei.com ,(参照2024-03-11). これがなぜ悪いのか、報道に接した当時はよく分からなかった。 しかし、以下の2冊の本を読了した後は、極めて問題だと判断するに至った。 その2冊は以下の通り。 ①ブリントン,メアリー・C.縛られる日本人:人口減少をもたらす「規範」を打ち破れるか.池村千秋訳.中央公論新社,2022,(中公新書2715). ②三浦まり.さらば、男性政治.岩波書店,2023,(岩波新書(新赤版)1955). ざっくり言えば、①は人口減少を緩やかにするにはジェンダー平等を目指す
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実は、2022年12月からやっていたそうだが、大東建託のいい部屋ネットのCMが問題だと思うという話。 そのCMはYouTubeにアップされているので、まずはそのリンクを貼る。いいへやラビットTV-いい部屋ネット公式-."【いい部屋ネット】実家離れできない兄篇(30秒)"YouTube.2022-12-19. www.youtube.com ,(参照2024-02-09). このCMの設定を、姉と弟*1にしたらどうだろうか。本当はそれも成り立たせないといけないのだが、筆者がいいへやラビットTV-いい部屋ネット公式-のYouTubeチャンネルの動画を確認したところ*2、そのような内容の動画は存在しない。 これは、ジェンダー差別を助長するもので、問題である。 ジェンダーとしての男性に限って自立を求める内容だからダメなのである。 あくまで筆者の経験だが、実家を出るために賃貸住宅を探すのは、大学進学
テイラー・スウィフトさんの性的指向めぐるコラムが物議 NYタイムズ 2024年01月10日17時40分 【ニューヨークAFP=時事】米ポップミュージック界のスーパースター、テイラー・スウィフトさんのセクシュアリティー(性的指向)を推測する長文コラムが物議をかもしている。米ニューヨーク・タイムズに掲載されたコラムで、一部のソーシャルメディアユーザーは撤回を求めている。(写真は、第81回ゴールデン・グローブ賞授賞式のレッドカーペットに登場したテイラー・スウィフトさん。米カリフォルニア州ビバリーヒルズで) 〔写真特集〕歌姫 テイラー・スウィフト オピニオン欄に掲載された5000ワードの長文コラムは、同欄編集者のアナ・マークス氏によるもの。スウィフトさんは異性愛者だと公言しているにもかかわらず、クィアであることをファンに婉曲(えんきょく)的に伝えているとの考えを示した。 AFPは同紙とスウィフトさ
千葉県の熊谷俊人知事が12月県議会に提出した「千葉県多様性が尊重され誰もが活躍できる社会の形成の推進に関する条例」案は19日の本会議で起立による採決が行われ、自民や立憲民主などの賛成多数で可決、成立した。公約に掲げていた条例の成立を知事は「スタートに立った重要な節目」と評価。会派として賛成方針で臨んだ自民内は、産経新聞の調べでは9人が反対・退席。分裂を強く印象付ける結果となった。 条例はLGBT(性的少数者)や障害者らへの理解を広め、多様性を尊重する社会の実現を目指すのが柱で、施行は来年1月1日。県は多様性に関する具体的な政策を進める。 熊谷俊人千葉県知事千葉県は47都道府県で、男女共同参画に関する条例が唯一なかった。平成14年、堂本暁子知事(当時)が共同参画を促進する条例を提出したが、自民の反対で廃案になった。知事は堂本県政を念頭に「時計の針が止まっていた。ようやく解きほぐして動く」と語
奥原慎平.「マスコミはLGBT活動家の意見ばかり‥」女性スペース守る連絡会が会見.産経新聞.2023-12-15 www.sankei.com ,(参照2023-12-16)によると、 女性の権利保護を目指す「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」は15日、東京都内で記者会見し、戸籍上の性別を変更する要件を盛り込んだ性同一性障害特例法に関する最高裁の決定に否定的な考えを示した上で、男性器を有した人による女性トイレの利用を公認しないための法整備などを訴えた冊子の発行を公表した という。 上記産経新聞の記事に「冊子の紹介・ダウンロード(女性スペースを守る会)」のリンク( https://note.com/sws_jp/n/n6793f7b3186a )*1があり、さっそくpdfデータ*2を手に入れたので、それに基づいて検討する*3。 「身体性別をグラデーションとしたり」するのが「とても危険」
女性の権利保護を目指す「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」は15日、東京都内で記者会見し、戸籍上の性別を変更する要件を盛り込んだ性同一性障害特例法に関する最高裁の決定に否定的な考えを示した上で、男性器を有した人による女性トイレの利用を公認しないための法整備などを訴えた冊子の発行を公表した。 最高裁は10月に性別変更する上で特例法が求める生殖機能の喪失要件について憲法違反と判断し「変更後の性別の性器部分に似た外観がある」と求めた外観要件については高裁に審理を差し戻した。性別適合手術に否定的なLGBT活動団体などは特例法に対し「人権侵害の懸念が極めて強い手術要件を中心に撤廃すべきだ」などと主張していた。 会見で、性別適合手術を経て女性に性別変更した「性同一性障害特例法を守る会」の美山みどりさんは「LGBT活動家の主張だけを鵜呑みにして、イデオロギー的な偏った立場で判断を下したとしか思えな
NHK子会社の派遣スタッフが、首都圏局の記者が作成した取材メモを流出させた問題で、NHKの担当者が14日、若年女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」(東京都新宿区)の事務所を訪れ、仁藤夢乃代表らに謝罪した。仁藤さんによると、コラボが今回の取材に協力したにもかかわらず、情報の流出により放送できなくなったという。NHK首都圏局コンテンツセンターの佐々木貴志センター長は「流出は、報道機関としてあってはならない。大変申し訳ない」と謝罪した。 この日、面談は非公開で行われた。面談後、仁藤さんは取材に応じ「この問題はコラボや女性支援全体への攻撃の一環でおきた。単なる文書管理が甘かった、という問題で矮小(わいしょう)化しないでほしいと要望した」と明かした。仁藤さんによると、番組の放送について、NHK側は「本来匿名であるはずの情報が公表された時点で放送できない」と説明したという。
269回 『あの子もトランスジェンダーになった』発売中止騒動を考える 2024年1月24日にKADOKAWAから発売される予定だった『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』(著・アビゲイル・シュライアー/監修・岩波明/訳・村山美雪、高橋知子、寺尾まち子)が発売中止になった。 未成年の性別違和問題に触れた本だが、海外では資料の取り扱いや聞き取り相手の選択に関する手法に問題があると指摘されたり(同書が大きく参考にしているリサ・リットマン氏の研究自体がサンプルの選択に関する問題を指摘されているのだが)、トランスヘイト本であるという否定的な評価もある本である。 発売告知後、日本語タイトルやキャッチコピーがトランスジェンダーに対する偏見や差別を煽るものであると問題視され、海外での否定的評価を踏まえた上で同書がトランス差別のヘイト本にあたるとしてX(旧Twitter)
いよいよ日本が危ない。といっても、安全保障上の件ではない。日本国憲法が保障する「表現の自由」の危機。民主主義の危機といってもいい。 出版大手「KADOKAWA」は5日、自社のサイトに「学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ」と題して、次のリリースを発出した。 「来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止いたします」 刊行中止となった書籍は、米国のジャーナリスト、アビゲイル・シュライアー氏の著書『IRREVERSIBLE DAMAGE The Transgender Craze Seducing Our Daughters(=不可逆的ダメージ トランスジェンダー熱狂が娘たちを唆す)』の邦訳版だ。 自身の著書『腹黒い世界の常識』(飛鳥新社)の中で、原書を紹介していた島田洋一氏(福井県立大学名誉教授)
KADOKAWAが来年1月に予定した書籍「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行中止を発表したことを巡り、著者のアビゲイル・シュライアーさんは6日、X(旧ツイッター)に「活動家主導のキャンペーンに屈することで、検閲の力を強化することになる」と書き込み、同社の対応に苦言を呈した。シュライアーさんの著書に関してはSNS(交流サイト)で「差別助長につながる」などといった投稿が相次いでいた。 シュライアーさんは「日本から学ぶべきことが多いが、われわれは検閲的ないじめへの対処の仕方を教えることができる」とも投稿した。 同書は心と体の性が一致しないトランスジェンダーの実態を扱った洋書の翻訳版。発売が告知されると、SNSで発売を歓迎する投稿に加え、シュライアーさんに対し「扇動的なヘイター」として批判的な投稿が相次ぎ、中には切腹用の「腹切り刀」の写真と脅迫めいた書き
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