「アンフェアネスが嫌いなんで」なぜ響く 作家 桐野夏生の言葉 | NHK | WEB特集

「顔に降りかかる雨」「OUT」「柔らかな頬」「グロテスク」…先の読めないストーリー展開と衝撃的な結末で時代を生き抜く人々の苦悩や“痛み”を描き続けてきた作家・桐野夏生さん、70歳。いま女性誌を中心に桐野さんの特集が組まれて大きな反響を呼んでいます。私（ディレクター）もまた、桐野さんの物語や語られる言葉にハッとさせられてきた1人。インタビューで話を伺うと、桐野さんの言葉や作品の裏には物語で社会に抗おうとする彼女の信念や覚悟がありました。（「クローズアップ現代」ディレクター 山崎真穂） この春、ファッション誌に掲載された桐野さんの最新作『燕は戻ってこない』をめぐる特集に多くの反響が寄せられました。 「あなたに責任はないよ、と言ってあげたい」（「SPUR」より） コロナ禍で深刻化する「女性の貧困」について、その責任が本人にあるとする“自己責任論”がはびこる世の中に対し桐野夏生さんが語った言葉。4

[hisawooo]

多くの女性が望んでいるのはジャスティスではなくフェアネスではないかな

[dmekaricomposite]

桐野夏生は思想はリベラルでフェミニズムだけど体質は「力無きものは去れ」的マチズモで残酷。時々体質が思想を裏切る。思想と体質のギリギリのせめぎ合いが面白いんですよね。一人でユリアとラオウやってる人。

[flatfive]

桐生夏生さんには興味あるのだけど、「ハッとさせられ」「頭がクラクラしながら」あたりの言い回しでヤバイ気配を感じ、仁藤夢乃さんが出てきたところで諦めた。

[runa_way]

20作以上読む位好き。でもメディア等で社会運動演説みたいに直接的に扱われ、桐野もそれに合う発言をしがちで、物語である旨味が壊されがちと思う。この記事の桐野は多少抵抗を見せてはいるが、記事構成は直接的だ。

[saiusaruzzz]

「小説ってそういうものではないんです。メッセージを込めてそれを発信するのではなくて、その登場人物のいる世界全体を描いている」「“個”を描くことが、ラベリングに対する“抗い”ではありますね」　いいなあ。

[differential]

“私の小説はわりと、あまりいい人間が出てこないって言われるんです。やっぱり何か、醜い人間の姿というか、そういうものもちゃんと書かなきゃいけないと思います” すごい好き。桐野作品の嫌な女の嫌さ凄い、好き

[LonePoppy]

「アンフェアネス」って何だよ、と思ってしまった。カタカナにしないで欲しい。社会全体にある制度的な不公平さ、ってことだと思うけど違うのかな。

[yarumato]

“小説は社会への主張ではない。社会からの痛みを言葉にするが答えを出してはいない。痛みの根底はラベリング（複雑な問題をわかりやすい枠にはめこみ問題を矮小化）。個を描くことで抗う。一線を超える人を書く”

[kjin]

「この人はこういう人」と決めつけるのではなく「こういう人なんじゃないか」と色々考える。“寄り沿っていることを、読者の方は代弁と思ってくださるのかもしれませんが、同化ではない。そこに何かメッセージを込め

[howlingpot]

『正しくないものを絶対許さない人々と国家…これは「日本の近未来」なのか 桐野夏生さんインタビュー』 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gendai.ismedia.jp/articles/-/79546

[yuzuk45]

苦手なのが出てきたので閉じ

[p8q]

"悩んで努力したからといって完全に報われる訳じゃないですよね。よく考えてみると、社会の制度、システムから完全にはじかれる形になっていたとか、アンフェアネスに苦しんでいる人も結構いると思うんです"。

[modoroso]

うーむ

[hiro7373]

もうそんなお年なんですね。これからも良い作品を書いてほしいです “桐野夏生さん、70歳”

[vanillayeti]

フェミニズムで全てが片付く

[dakirin]

でも、女はいっこうに下方婚してませんよね。

[yamatedolphin]

モノが読まれない時代にあって、話題になるだけ良い方かな。ほんとは代理母や、犯罪などから遠い、すぐそこにある、抜き差し難さ、そこを極端な事象を通過しないで描いて見せてほしいところなんだが。

[kirakking]

桐野さんのインタビュー。一貫して作家である意志を感じた。

[kiyotaka_since1974]

『日没』は取り上げないんだね。さすが自民党様のNHK。学術会議問題に応用できるらしい。

[mugi-yama]

ディレクター氏の思い入れのある取材なんだろうけど「私が」「私が」って言い過ぎや

[toshiyam]

この人のことはよく知らないんだけど、オチ担当が出た時点で読むの諦めたよね

[ext3]

一冊も読んだことがないからまた変なフェミニストが現れたのかという気にしかならない

[spark7]

日本で制度化されたら当人とは一切コンタクト取れない仕組みになりそうだけど。「大金の見返りとして、悠子の夫から「母体の健康が第一」だと行動や自由を制限されるリキ」

[gryphon]

桐野氏のこの前の作品『日没』は読んでみたら、少しの留保をつけつつ、はっきりポリコレ表現規制批判だった

[tpircs]

初期の作品は好きだった。村野ロミシリーズの『ダーク』でなんか作風の変化を感じて『グロテスク』でもう読まなくていいやってなった。

[mujisoshina]

「読んでて泣きそうになった。桐野夏生さんは味方だ」という言葉には、「世間は基本的に味方ではない」という絶望を感じる。

[cinefuk]

ステレオタイプに抗う事、眼の前の個人と向き合うこと「どういう食べ物が好きで、何が趣味で…とか、そういう“個”を描かないと『この人はこんな人』みたいな結果、適当なラベリングになっちゃうじゃないですか。」

[aox]

物心つく前に子宮を男性に移植しましょう

[lisagasu]

お話はもちろんすてき 桐野さんの執筆してるお部屋はセットじゃなく本物なのかな、だとしたらそれがとってもすてき 緑の椅子に花柄クッション、白い机に飾られた赤い花 こんな環境で書くの憧れる

[hard_core]

自らもラベリングしていることを忘れて欲しくない

[bell_chime_ring238]

桐野夏生さんの小説はいつも痛い。だけどそれは登場人物が暮らしている世界が我々の日常と地続きにあって、人物たちの思いが自分とすぐ近くにあり、少しずつ足を踏み外していく過程がリアルだから。畏るべき作家

[WildWideWeb]

「登場人物に…寄り沿っていることを、読者の方は代弁と思ってくださるのかもしれませんが、同化ではない。そこに何かメッセージを込めることもありません」の直後に「本当にうちらの物語じゃん」が来る文章の流れ。