BYDら7社、自動運転システム開発などにNVIDIAの車載半導体を採用

中国・比亜迪（BYD）、中国・広州汽車集団（GAC）、中国・小鵬汽車（Xpeng）、米Nuro（ニューロ）など7社が米半導体大手NVIDIA（エヌビディア）の車載用半導体「DRIVE Thor」の採用を開始した（図1）。DRIVE Thorは、エヌビディアの次世代アーキテクチャー「Blackwell」を活用した車載用半導体であり、生成AI（人工知能）エンジンや自動運転、セーフティー対応、セキュリティ対策などあらゆる機能を集中型プラットフォームとして提供する。 NVIDIAのプライベートイベント「GTC 2024」（2024年3月17～21日、米国サンノゼ）で、DRIVE Thorの採用を発表した企業の一部が展示を行った。 Nuroは、AIを活用した配送ロボット「Nuro R3」を展示した（図2）。同社は独自の統合自立走行システム「Nuro Driver」を開発しており、この駆動のためにDR