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韓国船沈没、5年前に日本で類似事故 乗客避難対応に差:朝日新聞デジタル
多数の死者・安否不明者を出した韓国の旅客船セウォル号の沈没事故をめぐり、5年前に日本で起きた横転... 多数の死者・安否不明者を出した韓国の旅客船セウォル号の沈没事故をめぐり、5年前に日本で起きた横転事故との比較が韓国で注目されている。乗客数は大きく異なるが、共通点も多いからだ。日本での死者はゼロ。二つの事故からくむべき教訓は何か。 フェリーありあけ号の事故は2009年11月、三重県沖の熊野灘で発生。運輸安全委員会の報告書によると、航行中に高波を受けて船体が傾き、コンテナを固定していたチェーンが破断するなどして荷崩れした。最終的に横倒しになった。座礁したため沈没は免れた。 ただ、乗客7人と乗員21人は全員無事だった。閑散期で乗客が少なかったことに加え、船が大きく傾いた約35分後、船長が乗客を船内最上部に誘導するよう指示したことが奏功した。船長らは船に残り、最後は海に飛び込んで救助された。運輸安全委は「積み荷を効果的に固定していなかった」と指摘しつつ、「船長が指揮する態勢ができており、非常時の
2014/04/22 リンク