銃声、群衆が陸自包囲 撃てば戦闘…サマワ駐留隊員恐怖：朝日新聞デジタル

自衛隊初の「戦地派遣」となったイラクで、隊員たちは危険と隣り合わせの活動を強いられた。政府は当時、「一人の犠牲者も出さなかった」と安全性を強調したが、実際は隊員が銃を撃つ判断を迫られるなどの事態が起きていた。陸上自衛隊が２００８年に作った内部文書「イラク復興支援活動行動史」や関係者の証言で明らかになった。新たな安全保障関連法案では活動範囲がより拡大し、危険はさらに高まる。 突然、銃撃音と怒声が響いた。自衛隊が駐留したイラク南部サマワから約３０キロ離れた街ルメイサ。活動開始から２年近くになる２００５年１２月４日、復興支援群長の立花尊顕（たかあき）１佐ら幹部たちはムサンナ県知事らと、修復した養護施設の祝賀式典に参列していた。 発端は、会場のそばで起きた反米指導者サドル師派と、自衛隊を警護していた豪州軍の銃撃戦だった。サドル師派は頻繁に多国籍軍を襲撃し、自衛隊も「占領軍」と敵視した。会場内の陸自

[guldeen]

こういう時に『現場判断』を隊員らに求めようとする事が、日本が「法治国家」として不完全である事のひとつの典型だというのが、なんともやりきれない。

[QJV97FCr]

良記事。日本の国際的な立場を考えるとPKO参加は避けられないし、送り出す以上は十分な自衛手段を行使できるように整備して欲しい。

[coper]

自衛隊が緊迫した状況で冷静に適切な対応をした例。安保法案は自衛隊をこれよりも厳しいプレッシャーがかかる状況下に送り込む。訓練しているとはいえ、自衛官も生身の人間だということを考えよう。

[d-ff]

｢自衛隊が活動している地域は非戦闘地域｣に納得した国民は｢戦闘に巻き込まれない地域｣も、最悪の想定に備える装備も、民間人のコラテラル･ダメージも、自衛隊員の犠牲を端緒とする｢平和｣補完の改憲にも納得。

[gcyn]

『射撃といえば約３００メートル先の目標を狙うのが一般的で、１０メートルを切るような射撃は射場規則で禁じられていた。』等々／銃声、群衆が陸自包囲　撃てば戦闘…サマワ駐留隊員恐怖：朝日新聞デジタル

[hokuto-hei]

法整備っていうのは、こういう時に現場が判断で苦労することがないようにするべきものだよな。

[u-chan]

銃持ってても、自分たちに非が無い状態で発砲できない平和維持部隊って何なんだ？ 現場に責任追わせすぎだろ。

[namisk]

自衛隊がビミョーな地域に入り込むと他国（ここではオーストラリア）の軍隊に警護してもわらないといけなくなるのね・・・。ずっと後方で大人しく民生支援してりゃいいのに。

[snobbishinsomniac]

この報道をネガキャンと文句言う人は自衛隊を「軍隊」と位置づけて海外派遣できるように憲法改正を主張するべきなんだが。安保法制で海外派遣したら何十人も「戦死」でない殉職者がでるよ。

[ROYGB]

”発端は、会場のそばで起きた反米指導者サドル師派と、自衛隊を警護していた豪州軍の銃撃戦だった。""結局、地元のイラク人に逃げ道を作ってもらい窮地を脱することができた。”オーストラリア軍は見捨てたのかな。

[umiusi45]

だから！問題なのはそういう場所に日本だけ行かないということは許されることなのかどうかと言うことだよ！行かなきゃならないならば、十分な準備をさせてあげたいじゃないのかと。

[gimonfu_usr]

(　イラク　／　サマワ駐留　／　自衛隊　)