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  • コーヒーも細胞培養で「持続可能」に フィンランドで開発

    コーヒーの細胞を見せるフィンランド技術研究センターのヘイコ・リッシャ―氏。フィンランド・エスポーで(2021年10月25日撮影)。(c)Alessandro RAMPAZZO / AFP 【11月14日 AFP】私たちが飲むコーヒーは将来、農園ではなくペトリ皿の中でできたものになっているかもしれない──。持続可能なコーヒーを目指して培養技術を開発した研究者は、こんな見通しを示している。 「これは正真正銘のコーヒーです。コーヒー以外のものは一切入っていません」。AFPの取材に応じた研究者のヘイコ・リッシャー(Heiko Rischer)氏は、薄茶色の粉が入った皿を指さした。 リッシャー氏はフィンランド技術研究センター(VTT)で植物バイオ技術チームを率いている。世界中で愛飲されているコーヒーを大量生産するには環境問題が付き物だが、VTTが開発したコーヒーは問題の多くを回避できるという。 この

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    f-nyoro 2021/11/15
  • ボタンを押すだけで死ねる「自殺機器」オランダの見本市で話題に

    オランダのアムステルダムで開催された葬儀関連の見市で、VR(仮想現実)ゴーグルを装着して自殺機器「サルコ」を体験する女性に機能を説明する、デザイナーのアレクサンダー・バニンク氏(2018年4月14日撮影)。(c)AFP/Jan HENNOP 【4月15日 AFP】オランダの首都アムステルダムで14日、葬儀関連の見市が開催され、ボタンを押すだけで自殺できるとされる、カプセル型の機器が注目を集めた。 サルコファガス(石棺)を略した「サルコ(Sarco)」と名付けられたこの機器は、3Dプリンターで製作されたもので、発明したのはオーストリアの安楽死推進活動家のフィリップ・ニチキ(Philip Nitschke)氏とオランダのデザイナー、アレクサンダー・バニンク(Alexander Bannink)氏。窒素ボンベを内蔵したスタンドに、取り外し可能なひつぎを取り付けたかたちになている。 安楽死の合

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  • 夜型人間、無理して朝型の生活をすることで死亡リスク上昇の可能性

    浙江省杭州のイケアの店舗で、ベッドに横になって眠る男性(2017年7月24日撮影)。(c)AFP PHOTO 【4月13日 AFP】宵っ張りで、朝に無理して起きる人は、早寝早起きの人よりも早死にする確率が高いことが、12日に発表された研究論文で明らかになった。 【編集部おすすめ】照明やテレビをつけたまま寝る女性は太りやすい可能性 米研究 英国で43万人以上を対象に行われた6年半の研究調査によると、夜型人間は朝型人間よりも死亡リスクが10%高いことが分かった。 同調査論文の共著者で英サリー大学(University of Surrey)のマルコム・フォン・シャンツ(Malcolm von Schantz)氏は「これはもう無視できない健康問題だ」と述べ、「夜型人間」は仕事の開始時間と終業時間を遅くできるようにすべきだと論じている。 共著者のノースウェスタン大学(Northwestern Uni

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    f-nyoro 2018/04/13
  • 繁殖への過剰な努力、種の絶滅を後押しする恐れ 米研究

    雄のクジャクの飾り羽(2015年1月29日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / YE AUNG THU 【4月12日 AFP】雄が繁殖相手の雌を誘うためにささげる途方もない努力は、一部動物種にとって、種を絶滅の危機に追いやる危険性をはらんでいるとの研究結果が11日、発表された。 動物が繁殖活動でどのように相手の気を引き、相手に選ばれるかの性選択においては、優雅なクジャクの尾羽、雄ジカの雄大な枝角、ライオンのふさふさしたたてがみなど、派手で目立つ形態的特徴が大きな助けとなると考えられている。 だが、中にはこれが行き過ぎとなる場合もあることが、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文で明らかになった。 性選択に関する今回の研究では、米国のチームが貝虫類と呼ばれる甲殻類の化石数千個を分析した。小型の二枚貝に似た形状の殻を持つ貝虫類は約5億年前から現在まで生息している。 貝虫類

    繁殖への過剰な努力、種の絶滅を後押しする恐れ 米研究
  • 石油から太陽光へ、再生可能エネルギーの中枢に サウジアラビア

    サウジアラビア・リヤド北部ウヤイナにある太陽光発電所(2018年3月29日撮影)。(c)AFP/FAYEZ NURELDINE 【4月13日 AFP】サウジアラビアの技術者たちが、研究所でソーラーパネルの耐久性を検査をするために人工の砂嵐を準備をしている。この研究所は、石油資源に恵まれた同国が数十億ドルをかけて推し進める、再生可能エネルギー発電の中枢だ。 世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアは、クリーンエネルギーの熱心な推進派ではないように思われるが、首都リアド近郊の強い日差しが降りそそぐウヤイナ(Al‐Uyayna)にある研究所は、エネルギー源の多様化を目指して太陽光発電の導入に力を注ぐ同国の取り組みを先導している。 サウジアラビアの太陽光発電への取り組みは、先月、ムハンマド・ビン・サルマン(Mohammed bin Salman)皇太子が日のソフトバンク(SoftBank)と共同

    石油から太陽光へ、再生可能エネルギーの中枢に サウジアラビア
  • 世界報道写真大賞に「燃える男」 AFPカメラマン撮影

    ベネズエラ・カラカスで行われたニコラス・マドゥロ大統領に対する抗議デモで機動隊と衝突し、火だるまになるデモ参加者。この写真は2018年「世界報道写真コンテスト」で大賞に輝いた(2017年5月4日撮影)。(c)AFP PHOTO / RONALDO SCHEMIDT 【4月13日 AFP】2018年の「世界報道写真(World Press Photo)」コンテスト大賞に、フランス通信(AFP)の写真記者ロナルド・シュミット(Ronaldo Schemidt)氏が撮影した、炎に包まれる覆面のデモ参加者の写真が選ばれた。 南米ベネズエラの首都カラカスで昨年5月に撮影されたこの写真は、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領に対する抗議デモと警察機動隊の衝突の場面をとらえたもの。審査員からは、「炎上する」ベネズエラを象徴する写真で、一目見て感情が揺さぶられると評価された。 シュミッ

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  • 暗黒物質ない銀河、6500万光年先で「ありえない」発見

    ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた「DF2」銀河。欧州宇宙機関提供。(c)AFP PHOTO / ESA/Hubble 【3月29日 AFP】宇宙の4分の1を構成するとされ、目に見えず解明もほとんど進んでいない「暗黒物質」のない銀河の存在が28日、天文学者らによって初めて明らかにされた。 【特集】エイリアン?それとも…? 宇宙の「謎」写真集 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された論文は、今回の発見によって、銀河の形成方法に関するさまざまな仮説の見直し、あるいは大幅な修正が必要となる可能性があると指摘している。 論文の共同執筆者であるカナダ・トロント大学(University of Toronto)の天文学者ロベルト・アブラハム(Roberto Abraham)氏はAFPの電話取材に応じ、「非常に奇妙」と述べ、「この大きさの銀河なら、通常の物質の30倍の暗黒物質があるはずだが、全くなかった」

    暗黒物質ない銀河、6500万光年先で「ありえない」発見
  • 失われる生物多様性、人間の幸福も危機に 報告

    【3月27日 AFP】人間活動は世界各地で動植物の衰退を助長し、乱獲や汚染により自らの幸福をも危機にさらしていると警告する種の包括的調査報告書が23日、発表された。 南米コロンビアのメデジン(Medellin)で開催された「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)」の総会で発表された報告書は、世界を南北アメリカアフリカ、アジア太平洋、欧州・中央アジアの4地域に分け、生物多様性などについて包括的に調査したもの。 報告書によると、抜的な対策が取られなければ、アジア太平洋地域の水産資源は2048年までに枯渇し、2050年までにサンゴの最大90%が「深刻な劣化」に見舞われる。アフリカ地域では、2100年までに鳥類や哺乳類の半数以上の種が絶滅する恐れがある他、湖水における多産性が20~30%減少する。また南北アメリカ地域では、評価対象となった種の4分の1弱

    失われる生物多様性、人間の幸福も危機に 報告
  • 裸理由に「民衆を導く自由の女神」を掲載禁止、フェイスブックが謝罪

    19世紀フランスの画家ウジェーヌ・ドラクロワの代表作「民衆を導く自由の女神」(2012年10月18日撮影)。(c)Eurasia Press / Photononstop 【3月19日 AFP】交流サイト(SNS)最大手フェイスブック(Facebook)は18日、フランスの巨匠画家ウジェーヌ・ドラクロワ(Eugene Delacroix)の傑作「民衆を導く自由の女神(Liberty Leading the People)」を使用した広告を、上半身裸の女性を描写しているとの理由で掲載禁止としたことは間違いだったと認めた。 掲載禁止となったのは仏パリで上演されている舞台のオンライン広告で、劇の監督を務めるジョスラン・フィオリーナ(Jocelyn Fiorina)氏によると「広告は公開して15分ほどでブロックされ、ヌードを掲載することはできないとフェイスブックから通知があった」という。 そこでジ

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  • 強硬派仏教徒集団の台頭、覆される「平和的哲学」のイメージ

    ミャンマーのヤンゴン郊外にある僧院で集会に出席する仏教指導者のウィラトゥ師(2013年6月27日撮影)。(c)AFP PHOTO / Ye Aung THU 【3月19日 AFP】欧米諸国での仏教に対するイメージは、質的に平和的な哲学として成り立っているというものだが、近年アジアの一部で小さいながらも影響力を増している強硬派の仏教徒集団らが掲げる暴力的な理念が、この寛容的なイメージを覆している。 例えばスリランカでは先ごろ、仏教徒による反イスラムの暴動が発生し、少なくとも3人が死亡、200か所以上のモスクや住宅が破壊されたばかり。 ミャンマーでは扇動的な仏教指導者、ウィラトゥ(Wirathu)師に率いられた超国家主義の仏僧たちが、少数派のイスラム教徒に対する圧力を強めながら、イスラム系民族ロヒンギャ(Rohingya)70万人近くが隣国バングラデシュに逃れざるを得なくなった政府軍による弾

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  • 地球外基地が文明保持の一助に、第3次世界大戦で マスク氏が主張

    スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)。オーストラリアのアデレードにて(2017年9月29日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / PETER PARKS 【3月12日 AFP】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は11日、第3次世界大戦が起きた場合、月と火星の基地が人類の文明を保持し、地球を再興する一助になり得るとの考えを示した。 マスク氏は「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」フェスティバルのイベントに登場し、火星着陸を目指してスペースXが開発している惑星間を飛行する宇宙船について、早ければ来年にも試験飛行を開始できると明らかにした。 マスク氏は「とりわけ第3次世界大戦が起きた場合」、新たな暗黒時代が到来する「若干の可能性がある」とし、「文明を再興するため、どこか別の場所に人類文明の種子が確

    地球外基地が文明保持の一助に、第3次世界大戦で マスク氏が主張
  • 動画:「うんこ」絵文字で環境汚染に警鐘 ブラジル

    【3月11日 AFP】ブラジル・サンパウロを流れるピニェイロス(Pinheiros)川に巨大な「うんこ」絵文字が登場した。同地の環境汚染の深刻さを訴えるため活動家らが設置したもの。6日撮影。(c)AFP

    動画:「うんこ」絵文字で環境汚染に警鐘 ブラジル
  • 骨が丸見え! 筋肉や内臓すけすけ ドイツ海洋博物館で特別展

    ドイツ北東部シュトラールズントにあるドイツ海洋博物館で開催の特別展「インサイトフィッシュ」で展示されるピラニアの写真(2018年3月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / dpa / Stefan Sauer 【3月10日 AFP】ドイツ北東部シュトラールズント(Stralsund)にあるドイツ海洋博物館で特別展「インサイトフィッシュ(InsightFish)」が開催されている。この企画展では筋肉や内臓は透明、軟骨は青、それ以外の骨は赤で表現する特別な手法で撮影された魚や海洋生物の写真が展示されている。(c)AFP

    骨が丸見え! 筋肉や内臓すけすけ ドイツ海洋博物館で特別展
  • 全裸で美術鑑賞、仏美術館がヌーディスト向けツアー実施へ

    仏パリの美術館「パレ・ド・トーキョー」(右下)(2013年12月6日撮影)。(c)AFP/FRANCK FIFE 【3月10日 AFP】仏パリの美術館「パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)」は、5月にヌーディストの来館者を受け入れると発表した。 パレ・ド・トーキョーは、ヌーディズムの促進を目指す「パリ・ナチュリスト協会(Paris Naturists Association)」と協力して、5月5日にヌーディストを対象とした無料ツアーを開催する。このツアーはガイド付きで、一般客への開館時間前の朝に実施される。 パレ・ド・トーキョーの広報担当者、ドロレス・ゴンザレス(Dolores Gonzales)氏はAFPに対し「開館後、パレ・ド・トーキョーは再び衣服を着ることになる」と語り、イベントの狙いは美術館の「寛容さ」を示すことだと付け足した。 パリでは昨年、東部に広がる森林公園

    全裸で美術鑑賞、仏美術館がヌーディスト向けツアー実施へ
  • 心臓発作の豪看護師、自分一人で応急処置し九死に一生

    壁に設置された心臓の除細動器(2008年2月6日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / JEAN-PIERRE CLATOT 【3月8日 AFP】唯一の医療専門家としてオーストラリアの片田舎の診療所に勤務していた看護師の男性(44)が心臓発作を起こし、自らの応急処置で一命を取り留めた──そんな話題が7日付の米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に掲載された。 記事によると、男性は豪西部ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州コーラルベイ(Coral Bay)の診療所で勤務中、胸の激しい痛みとめまいを覚えた。ただ、コーラルベイは州都パース(Perth)からは1000キロ以上、隣の診療所とも150キロ以上離れており、周囲に助けを求められる人は1人もいなかったという。 男性は自分の体を心電計に

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  • 仏作家セリーヌの激烈な反ユダヤ評論、大手出版社が復刊に意欲

    【3月5日 AFP】フランス屈指の出版社ガリマール(Gallimard)のアントワーヌ・ガリマール(Antoine Gallimard)社長は4日、作家ルイフェルディナン・セリーヌ(Louis-Ferdinand Celine)が記した激烈な反ユダヤ主義のパンフレット類の復刊に改めて意欲を示した。 問題の作品は、物議を醸す小説家セリーヌが1930年代末ごろに書いた1000ページの評論集。同社長が復刊を示唆したところ批判が集まり、今年1月に計画の保留に追い込まれていた。 ガリマール社長は日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Le Journal du Dimanche)に対し、「計画を保留にはしているが、断念したわけではない」と言明。 社長は作品の内容をめぐって白熱している議論に触れ、「保留にした理由は単純だ。火が燃え盛っている時に価値あるものを打ち立てることはできない。沸き立つ劇場で声を届

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    f-nyoro 2018/03/06
  • ピカソが描いた愛人の肖像画、73億円で落札 欧州記録更新

    スペイン人画家パブロ・ピカソの「Femme au Beret et a la Robe Quadrillee」(2018年2月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / Daniel LEAL-OLIVAS 【3月1日 AFP】スペインの画家パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)が愛人のマリーテレーズ・ワルテル(Marie-Therese Walter)を描いた肖像画「Femme au Beret et a la Robe Quadrillee」が2月28日、英ロンドンで競売大手サザビーズ(Sotheby's)主催のオークションに出品され、5000万ポンド(約73億円)で落札された。欧州の競売で落札された絵画作品の最高値を更新した。 1937年に制作された同作品の予想落札価格は3600万ポンド(53億円)だった。 サザビーズによると、このキャンバスに描かれた油絵が国際アート市場に登場

    ピカソが描いた愛人の肖像画、73億円で落札 欧州記録更新
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    f-nyoro 2018/03/01
  • 宇宙最初の星を初観測 米チーム発表に科学界沸く

    宇宙で最初に誕生した恒星の想像図(2018年2月28日提供)。(c)AFP PHOTO / NATURE - NATIONAL SCIENCE FOUNDATION / N.R. FULLER 【3月1日 AFP】米アリゾナ州立大学(Arizona State University)などの天文学者チームは2月28日、宇宙がビッグバン(Big Bang)で誕生した直後に生まれた宇宙最古の星々「ファーストスター」に由来する電波を、史上初めて検出したと発表した。この観測結果に科学界は騒然となっている。 ファーストスターの痕跡検出に向けた取り組みは10年前から続けられてきたが、実際に観測できるのはまだ何年も先になると予想されていた。観測結果は今後、別の実験によって裏づけられる必要があるが、一部からは既に、ノーベル賞を受賞した2015年の重力波検出以降で最大級の天文学的発見だとの声も上がっている。

    宇宙最初の星を初観測 米チーム発表に科学界沸く
  • FB、旧石器時代の裸像を検閲 ウィーン博物館が批判

    オーストリア・ウィーン自然史博物館で展示される彫像「ウィレンドルフのビーナス」(2018年2月28日提供)。(c)AFP PHOTO / APA / STRINGER 【3月1日 AFP】旧石器時代の傑作とされる彫像「ウィレンドルフのビーナス(Venus of Willendorf)」の画像が、交流サイト(SNS)最大手フェイスブック(Facebook)の検閲により同サイト上から削除されたことを受け、同像を展示するオーストリア・ウィーン自然史博物館(NHM Vienna)は2月28日、検閲を批判した。 この彫像は、およそ3万年前に制作された高さ11センチの小さな裸婦像で、オーストリアのウィレンドルフで20世紀初頭に発見された。今回の騒動のきっかけは、昨年12月、イタリアの芸術活動家ラウラ・ギアンダ(Laura Ghianda)氏がフェイスブック上に同像の画像を投稿し、話題を呼んだことだった

    FB、旧石器時代の裸像を検閲 ウィーン博物館が批判
  • 野生馬、地球上からすでに絶滅していた DNA分析で判明

    これまで野生種と考えられていたプルツワルスキー(2016年1月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / GENYA SAVILOV 【2月23日 AFP】世界の野生種のウマは、すでに絶滅していたとする研究結果が22日、発表された。ウマの祖先の最新DNA分析に基づく系統樹の書き換えにつながる予想外の結果だという。 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文によると、地球に現存する最後の野生種と大半の人々が考えていた「プルツワルスキー(Przewalski、 モウコノウマ)」は、実際には所有者の元から逃げ出した家畜馬の子孫なのだという。 論文の共同執筆者で、米カンザス大学(University of Kansas)生物多様性研究所・自然史博物館考古学部門の学芸員のサンドラ・オルセン(Sandra Olsen)氏は「これは大きな驚きだった」と話すも、「結果は、生きている野生馬が地球上

    野生馬、地球上からすでに絶滅していた DNA分析で判明