数字がメッセージを語りかけてくるように、複雑な情報を構造化する ー「ビジネスデザイナー」は新しい概念の職種だと思います。具体的には何ができる人を指すのでしょうか? 必要な能力の一つは「前例のない複雑な問題を、オリジナルのフレームワークで構造化し、チームのコミュニケーションや事業推進のドライバーにする」ということです。 資料作成一つとっても、この能力がフルに発揮されます。たとえば、財務分析の資料って分かりにくいですよね。ひと目みて、「これって儲かるんだっけ?」「これって人に響くんだっけ?」というのが分からない。解釈のズレが生じて、議論が前に進まなくなってしまうというのはありがちだと思います。 言葉とビジュアルを駆使して、数字がメッセージを語りかけてくるように、情報を構造化し、資料を作りこんでいます。ダイアグラムをつくったり、参考になる写真を集めたり。認知心理学や脳科学の知見を元にアレンジした