生活保護の実態調査で自宅に来た市職員の男性(33)に刺し身包丁を見せ脅したとして、兵庫県警飾磨署は30日、公務執行妨害と暴力行為法違反の疑いで、姫路市広畑区本町、無職、山本高雄容疑者(65)を逮捕した。 飾磨署によると、市職員が収入の有無や受給金の使い道を質問すると押し入れから刃渡り30センチの刺し身包丁を出し「ええ加減にしとけよ」と大声を出した。 姫路市健康福祉局によると、山本容疑者は平成23年2月から受給を開始。市職員は4カ月に1度、容疑者宅を訪問していた。 逮捕容疑は18日、自宅を訪れた市職員に刺し身包丁を見せ脅した疑い。