映画連載 投稿日 2021-02-22 更新日 2021-04-05 Author モーリー ロバートソン MOVIE 漁る タレントのモーリー・ロバートソンが、ポストコロナの大転換した世界を妄想するための3作品を紹介。まずはジョーカー。 映画鑑賞は動画配信サービスの普及によって、もはや特別な行為ではなくなり、感想の共有やレコメンド検索も簡単になった。しかし、それによって映画を“消費”しているようにも感じる。本連載では、映画を愛する著名人がパーソナルなテーマに沿ったオススメ作品を紹介する。 タレントのモーリー・ロバートソンが2回目の登場。メディアを中心にコメンテーター、DJ、ミュージシャンのほか、国際ジャーナリストとしても活躍し、政治・経済からサブカルチャーまで、いくつもの引き出しを持つ彼がコロナ禍の今だからこそ、見るべき映画を紹介。 Photography Teppei Hoshida
あの頃、一度も話さなかったあの人は、 何を考えていたんだろう。 あの頃、 一度も話さなかったあの人は、 何を考えていたんだろう。 とある中学校の3学期、「2年6組」35人全員に密着し、ひとりひとりの物語を紐解いていく。 そこには、劇的な主人公もいなければ、大きなどんでん返しもありません。 それなのになぜか目が離せないのは、 きっとそれが「誰もが通ってきたのに、まだ誰も見たことのなかった景色」だから。 そしてその35人全員が、どこか自分と重なってしまうからかもしれません。 まだ子供か大人かも曖昧なその瞬間、私たちは、何に傷ついて、何に悩んで、 何を後悔して、何を夢見て、何を決意して、そして、何に心がときめいていたのか。 これは、私たちが一度立ち止まり、 いつでもあの頃の気持ちに立ち返るための「栞」をはさむ映画です。 とある中学校の3学期、 「2年6組」35人全員に密着し、 ひとりひとりの物語
らんまんらんまんの子役のキャストは誰?万太郎・綾・竹雄はいつまで出演する? 2023年4月7日 imoimoimo
予告編 特報 主題歌「春」Official Music Video オンライントークLIVE WEB動画【絶賛の声編】 WEB動画【男は子ども編】 WEB動画【母親だって編】 WEB動画【若いもんが編】 WEB動画【正しくなれない編】 WEB動画【大人になれない編】 サンセバ最優秀撮影賞受賞SP動画 ソーシャルアップデート イントロダクション 是枝裕和が惚れ込んだ新たな才能! 今、世界が注目する佐藤快磨監督 劇場デビュー作品!! 親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。主人公・たすくを演じるのは、個性溢れる表現力で注目を集める演技派俳優、仲野太賀。たすくの妻・ことね役に、人気実力派女優、吉岡里帆。たすくの親友・志波役は若手最注目株、寛一郎。彼らを取り巻く面々に、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった豪華
クリストファー・ノーランの作品には、人間が孤立してしまうことへの屈折した美学がある。 例えば『メメント』(2000年)では、10分しか記憶を保てない男が、過去の自分の行動を忘れてしまっているがために永久に満たされない妻殺しの犯人への復讐に衝き動かされ続ける。あるいは『インターステラー』(2014年)では、人類滅亡を打開する策を見つけるべく外宇宙へと旅立つ父と、地球でその帰還を待つ娘のドラマを軸とするが、冒頭で起きた超常現象がじつは量子世界に辿り着いた父からのメッセージだと判明する。それによって滅亡は免れたものの、再会した娘は父よりも遥かに年老いてしまっている。『TENET』同様のスパイ映画である『インセプション』(2010年)にしても、多重構造の夢の世界から帰還した主人公が本当に現実の世界に戻って来れたのかを曖昧にしたまま終わる。 こうしたノーランの孤立へのオブセッションは物語にのみ見られ
現在、大ヒットを続けているクリストファー・ノーランの新作映画『TENET』。ノーランといえば、短期記憶を失う男が主人公のサスペンス『メメント』において、その卓越した構成力と演出で一躍映画界のスターとなった人物だ。その後の大型作品『インセプション』でも、ノーランは「映画と時間」の関係に挑み続けてきたことがわかる。そしていま、“時間逆行映画”を標榜する『TENET』が全国公開中だ。多くの人が「一度観ただけではわからない」と口々に語るこの映画、一体 スクリーン上では何が起きているのか? 本作に魅了された物理学者・橋本幸士が独自の視点で解説する。 世界興行収入が300億円を突破した(日本公開2020年9月の一ヶ月後)ことからも分かる、全世界の映画ファンを魅了している映画『TENET テネット(以下、TENET)』。一人の物理学者である僕も観て来た。一言でいえば、タイムリバーサル(時間逆行)を肉体で
なぜ TENET という回文なのか。 〈回文的因果律〉から導き出されるニールの正体 |『TENET テネット』評 ニールは実はキャットの息子のマックスなのではないか――という説があります。パンフレットで山崎貴が自身の妄想だと前置きしたうえでそう語っているのに加えて、国内外の考察ファンがこぞって声を挙げているお話です。 え、本当に? にわかに信じがたい仮説ですが、もしそうだとすればこんなに楽しいことはありません。きょうはこの説を考えて一緒に頭を悩ませてみましょう。 目次 ・なぜニールがマックスだと言われるのか ・〈回文的因果律〉の世界 ・回文のような時間軸の中間地点は「世界を救う」瞬間だ ・「ニール=マックス説」に再挑戦 全ての行動に意味が介在すべきだからこそ ・重要なのは「記録」だ ・フランシスコ・ゴヤに隠されたヒント? ・そしてこの文章もまた…… パワープッシュ:映画『パラサイト 半地下
ここまで数多くの作品が公開延期を余儀なくされ、ディズニーに至っては自社の大作を自社配信サービスに還元する形で公開するといった対策を講じてきました。 この状況下で海外ではアニメ映画『Trolls』が配信公開で大ヒットし、ディズニーも『ムーラン』のプレミアムアクセス権の販売で手ごたえを感じているようです。 ディズニーは既にこの冬に公開を予定していた『ソウルフルワールド(原題:Soul)』を配信公開にすることも検討しています。 そんな中で今回の『TENET テネット』がこの8月~9月に劇場公開に踏み切ったのは、観客に映画館で作品を見ることの意義や醍醐味を改めて思い出してほしいという制作側の強い要望があったからだと言われています。 『TENET テネット』には2.05億ドルの予算がかけられているとも言われており、これを回収するためには少なくとも全世界興行収入でこの2倍の数値を記録する必要があります
【ネタバレあり】量子物理学者に「映画『TENET テネット』がどうすさまじいのか」を教えてもらった2020.09.29 20:0072,408 山田ちとら クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』、もう観ました? 観たけど複雑すぎてよくわからなかったのは筆者だけではなかったはず。 そこで、作中に何度も登場した「エントロピー」という言葉について調べてから再度観に行ったんですが、それでもまだまだわからなかったよ…!! ならばプロに解説していただくしか理解への道は拓けない。というわけで、『TENET テネット』の科学監修を担当された東京工業大学理学院物理学系助教の山崎詩郎先生にお話を伺ってきました。 山崎詩郎(やまざき・しろう) Photo: かみやまたくみ東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。量子物性の研究で日本物理学会第10回若手奨励賞を受賞。『
ホーム > コラム > 細野真宏の試写室日記 > アカデミー賞最多ノミネートは確実?「TENET テネット」をネタバレありで徹底解説!<3> 映画はコケた、大ヒット、など、経済的な視点からも面白いコンテンツが少なくない。そこで「映画の経済的な意味を考えるコラム」を書く。それがこの日記の核です。 また、クリエイター目線で「さすがだな~」と感心する映画も、毎日見ていれば1~2週間に1本くらいは見つかる。本音で薦めたい作品があれば随時紹介します。 更新がないときは、別分野の仕事で忙しいときなのか、あるいは……?(笑) 試写室日記 第94回 アカデミー賞最多ノミネートは確実?「TENET テネット」をネタバレありで徹底解説!<3>(C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved >1時限目「映画内で紹介されている仕組み」 >2時限
TENET、4回観ましたが、まだまだ腑に落ちないところが多い。 この映画は作中で多くが語られないことから、察しなければいけない部分が多いために、何回も観る羽目になってしまうやつです。 1回観ただけで全部理解できる人はほとんどいないはずです。 ということで、1回目を観終わって、頭の中に「?」がたくさん浮かんでいる方、何度も観ているが、観る度に疑問が増えていく方(私だ!)のために、各所の解説・考察のまとめをわかりやすかったポイント毎に紹介します。 もちろん、以下は全部ネタバレですのでご注意ください。 注意)公式パンフレットには、かなりの情報と解説がすでに展開されています。こちらを読むだけでも、かなりの疑問は解決されます。各解説を見る前に、一度公式のパンフレットを一読することを強くオススメします! ▶よくある混乱の原因各解説を紹介する前に、パンフレットを読めばだいたい理解できる、よくある混乱の原
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』(以下TENET)を観ました。ノーラン監督はこれまで『メメント』や『インセプション』、『インターステラー』で時系列の入れ替えや時間の拡張や超越を描いており、いわば時間をテーマとした映画のエキスパートです。 今作『TENET』も時間を扱う作品な訳ですが、今作ではこれまでの映画に無かった【時間の逆行】が描かれています。それもただ逆行するのではなく、順行する時間と複雑に絡み合う為、今作は非常に革新的であると同時に物凄く難解な作りとなっています。 この映画においては「無知は武器」とされ、主人公も殆ど何も分からないままミッションに参加しており(その点はダンケルクと重なります)、観客にも情報が与えられないまま瞬く間に物語が進んでいく
コロナ禍による大作映画の公開延期と『TENET テネット』公開前の盛り上げということが重なって、2020年は7月からノーランの過去作品のIMAX上映が続いた。 もともと自分のなかの生涯ベスト級作品であった『ダークナイト』はIMAXで観てみるとこれまでとは全然違った奥行きが感じられて驚いたし、『ダンケルク』も時間軸についてしっかり理解したうえで再視聴してみると感動的な物語であることが伝わった。『インセプション』に関してはそもそもIMAXカメラで撮影されていないから「これをIMAXで上映されてもなあ…」という感はあったが、複雑な構成を承知したうえで再視聴することで私的な純愛を描いた作品であることがよくわかった。そして、公開当時にはいまいちピンと来なかった『インターステラー』こそはまさにIMAXで観るべき作品であったし、理系的なSF要素と文系的なテーマ性(と映画としてのハラハラドキドキ感やド迫力
Introduction 2019年11月、 米・最高峰のドキュメンタリー映画祭 「DOC NYC」ワールドプレミア 2020年6月、 米・最大級のスポーツ専門チャンネル 「ESPN」全米放送 そして2020年8月、ついに日本公開へ!! これまで「高校野球」を題材にした ドキュメンタリーは数々あったが、 海外撮影クルーが 長期取材を敢行した作品はほぼなかった―― 若き女性監督が世界に伝えた 「高校野球のいま」 ニューヨークを拠点に活躍する映像作家・山崎エマが監督を務め、米・撮影クルーとともに「夏の甲子園」第100回記念大会へ挑む激戦区神奈川県の雄・横浜隼人高校と、大谷翔平や菊池雄星を輩出した岩手県・花巻東高校の球児とその指導者へ1年間に渡る⻑期取材を敢行したドキュメンタリー映画『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』。物語は、30年近いキャリアの中でも特別な想いで記念すべき年に挑む横浜隼人
ホーム > 映画ニュース > 2020年8月26日 > 是枝裕和監督の新作始動! 初の韓国映画演出でソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナとタッグ 是枝裕和監督、新作始動![映画.com ニュース] 是枝裕和監督の新作プロジェクトが始動し、自身初となる韓国映画の演出を担当することがわかった。仮タイトルは「ブローカー」。ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナがキャスティングされている。 「ブローカー(仮題)」は、「#生きている」「最も普通の恋愛」「国家が破産する日」「MASTER マスター」「プリースト 悪魔を葬る者」などを世に放った韓国の映画社「ジップ」が製作を手がけ、投資配給はCJ ENMが進行。シナリオを準備している段階で、2021年のクランクインを予定している。 韓国の製作陣、俳優とともに長年温めていた本作は、子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていくことができるよう
『スイス・アーミー・マン』あらすじ 君となら、きっと生きて帰れる──。無人島で助けを求める孤独な青年ハンク(ポール・ダノ)。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにその時、波打ち際に男の死体(ダニエル・ラドクリフ)が流れ着く。ハンクは、その死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気付く。まさかと思ったが、その力は次第に強まり、死体が勢いよく沖へと動きだす。ハンクは意を決し、その死体にまたがるとジェットスキーのように発進!様々な便利機能を持つ死体の名前はメニー。苦境の中、死んだような人生を送ってきたハンクに対し、メニーは自分の記憶を失くし、生きる喜びを知らない。「生きること」に欠けた者同士、力を合わせることを約束する。果たして2人は無事に、大切な人がいる故郷に帰ることができるのか──!? Index 笑って仰天して胸に沁みる珍作を生み出した名コンビの正体は? 手作
6月18日(木)より動画配信サービスNetflixで配信されたアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』。このタイトルを聞いて、どんなストーリーを思い浮かべますか? 「猫をかぶる」とは、本性を隠して、おとなしい人格として振る舞うという意味の慣用句ですが、本作では文字どおり、主人公が“猫のお面”をかぶり、猫の姿に変身します。 (末尾にイメージカット集があります) いかにも冒険ファンタジー的な設定からして心が躍りますが、さらに観ていくと、この映画は、みずみずしい初恋を、とても鮮度を大事にして摘み取ったような青春ラブストーリーなんだと気づきます。 本作を制作したのは、第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した『ペンギン・ハイウェイ』(18)で知られる新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」。その長編アニメ映画第2弾となる本作で、W監督を務めたのは、「美少女戦士セーラームーン
第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作『ペンギン・ハイウェイ』で賞賛の声を浴びたアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る、長編アニメーション映画第2弾。 「猫」の世界を通して繰り広げられる、≪私≫を見つける青春ファンタジー タイトル:泣きたい私は猫をかぶる 出演:志田未来 花江夏樹 小木博明 山寺宏一 監督:佐藤順一・柴山智隆 脚本:岡田麿里 主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバ―サルJ) 企画:ツインエンジン 制作:スタジオコロリド Netflixにて6月18日(木)より全世界独占配信決定 © 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会 公式サイト:https://nakineko-movie.com/ Twitter:@nakineko_movie Instagram:@nakineko_movie #泣き猫 #泣きたい私は猫をかぶる #ヨルシカ
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