ドローンにおける大きな課題の1つは、飛行時間を伸ばすことです。 現在のドローンはバッテリー容量の問題から、ホビードローンであれば10分程度、本格的な産業ドローンであっても20~30分しか飛べないのです。 南デンマーク大学(SDU)に所属するベト・ズオン・ホアン氏ら研究チームは、そのような課題を解決するかもしれない新しいドローン・システムを開発しました。 彼らが開発したドローンは、電線につかまってぶら下がることができ、その電線からバッテリーを充電することが可能なのです。 ドローンが電線のそばから離れ過ぎない限り、ほぼ無限に空を飛び続けることができるでしょう。 研究の詳細は、2024年3月11日付で、プレゼントサーバ『arXiv』にて発表されています。 またこの論文は、2024年5月13日~17日に開催される「2024 IEEE ロボット工学とオートメーションに関する国際会議」でも発表される予