山梨県出身、佐瀬勇次名誉九段門下。1963年にプロ四段、73年に初タイトルの棋聖獲得。4歳年下の中原誠十六世名人と名勝負を繰り広げ、「米長・中原時代」を築いた。84年、十段、棋聖、王将、棋王の四冠を達成。独特の勝負哲学を持ち、局面を複雑化して戦うことから「泥沼流」とも呼ばれた。93年、7度目の挑戦で名人位を獲得、49歳11か月は史上最年長での名人就位で、「中高年の星」と称された。 2003年引退。通算成績は1103勝800敗1持将棋(引き分け)。タイトル戦48回登場で獲得は歴代5位の19(名人1、十段2、王位1、棋王5、棋聖7、王将3)。
日本将棋連盟会長で元名人の米長邦雄(よねなが・くにお)さんが18日、死去した。69歳だった。 山梨県増穂町(現・富士川町)出身。佐瀬勇次名誉九段門下。1963年にプロデビューし、73年に初タイトルとなる棋聖を獲得。85年には十段、棋聖、王将、棋王の四冠王になった。 名人戦七番勝負には76年の初挑戦以来、6回登場したがいずれも敗退。7回目、93年の第51期名人戦で中原誠名人を破り、初めて名人位に就いた。49歳11カ月での名人奪取は最年長記録。タイトル獲得計19期は歴代5位。永世棋聖の称号も持つ。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら
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