国際機関から「絶滅危惧種」に指定されたニホンウナギについて、水産庁は資源保護のため養殖量に上限を設ける方向で検討に入った。養殖に必要な稚魚の乱獲に歯止めをかける。日本が自主的に資源保護に取り組むことで国際的な取引規制の導入を避ける狙いもある。今秋以降の実現に向け具体的な上限量を検討する。稚魚の養殖池への投入量の上限について、不漁で減少していた昨年までの3年間の平均(16.8トン)を軸に検討。過
国際機関から「絶滅危惧種」に指定されたニホンウナギについて、水産庁は資源保護のため養殖量に上限を設ける方向で検討に入った。養殖に必要な稚魚の乱獲に歯止めをかける。日本が自主的に資源保護に取り組むことで国際的な取引規制の導入を避ける狙いもある。今秋以降の実現に向け具体的な上限量を検討する。稚魚の養殖池への投入量の上限について、不漁で減少していた昨年までの3年間の平均(16.8トン)を軸に検討。過
国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」で絶滅危惧種として掲載されたニホンウナギを保全するため、環境省は生息環境を守る指針作りを始める。13日、石原伸晃環境相が明らかにした。 来年度まで文献調査のほか、全国3河川を選んで生息状況を調べ、ウナギが好む河川環境を明らかにする。成果は国土交通省や農林水産省などと共有。専門家を交えて保全のための指針を策定し、河川工事などの際に参考にしてもらう。 シマフクロウやツシマヤマネコなど「種の保存法」で国内希少種に指定されている生物では、保護増殖計画が作られているが、指定外で個別の保全策を作ることは珍しい。
千葉市と千葉県船橋市は、ともに飼い主のいない野良猫を「地域猫」として管理する指針を作った。 避妊去勢手術を行うことでむやみに野良猫の数を増やさないよう管理する取り組みで、「猫と共に暮らすためのガイドライン〜猫の適正飼養ハンドブック〜」を作成した千葉市では、市が手術費を全額負担する。 同市生活衛生課によると、安易に野良猫を捕獲、処分するのではなく、寿命を全うさせながら「地域猫」として住民と共生する道を探る狙いがあり、管理が行き届かない野良猫の増加による住民トラブル防止にも効果が期待されている。 千葉市の指針では、地域住民が主体となり、野良猫に避妊去勢手術を受けさせ、手術を受けた猫の耳先をV字に切って「地域猫」として区別する。また、猫の行動範囲は半径50〜500メートルとされていることから、食べきれる量の餌をやったり、決まった場所でふん尿をするようトイレを設置するなどの“しつけ”も行い、「地域
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