研究グループのラーズ・バーグランド教授は「木材の魅力は、再生可能資源から作れること。強度と粘度に優れ、密度や熱伝導率も低い」と新素材のメリットを話す。今後は、透過性を高めるほか、より多くの木材でも応用できるよう研究を進める予定だ。 成果は、科学誌「Biomacromolecules」に掲載されている。 関連記事 “ステルス人間”が実現する? レーダー波を抑える「メタスキン」、米大学が開発 レーダーから見えにくくなるという「メタスキン」を米大学が開発。研究を進めれば、可視光でも見えなくすることが可能化もしれないという。 透明マント、ついに開発成功か 米研究 モノを外から見えなくする「透明マント」の開発に成功した――そんな研究成果が発表された。 植物を丸ごと透明化 解剖不要で内部の観察可能に 名古屋大が成功 植物の葉や根、茎、花などを丸ごと透明化し、解剖することなく内部を細胞レベルで観察できる