国際サッカー連盟(FIFA)の幹部に絡む汚職疑惑で、FIFAの倫理委員会は8日、FIFA会長のゼップ・ブラッター氏(79)、欧州サッカー連盟(UEFA)の会長でFIFA副会長のミシェル・プラティニ氏(60)、FIFA事務総長のジェローム・バルク氏(55)を暫定的に90日間の資格停止処分にすると発表した。この処分は最長45日延長される可能性がある。 2018年と22年のW杯招致活動で倫理規定違反があったとして、FIFA元副会長の鄭夢準氏(63)は、6年間の資格停止と10万スイスフラン(1230万円)の罰金処分となった。 資格停止の期間中は場所を問わず、あらゆるサッカー関係の活動ができない。会長職は、イッサ・ハヤトウ筆頭副会長(69)が代行する。鄭夢準氏は来年2月にあるFIFA会長選に立候補することを表明していたが、この処分により立候補できなくなった。 プラティニ氏は会長選への立候… この記事