宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、2018年度中に打ち上げる温暖化ガス観測衛星「いぶき2」の機体を筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で公開した。高精度のセンサーで地球全体を監視し、大都市などから出る二酸化炭素(CO2)やメタンの濃度を測る。温暖化ガスの排出を地球規模で探り、国際枠組み「パリ協定」の下で各国が報告する排出量の検証に役立てる。いぶき2は09年に打ち上げた「いぶき」の後継機。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は11月2日15時20分、種子島宇宙センターにて静止気象衛星「ひまわり9号」を搭載したH-IIAロケット31号機の打ち上げを実施した。同ロケットは計画どおり飛行し、打ち上げ後約27分51秒に「ひまわり9号」を正常に分離したことが確認された。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、フィリピン政府から軌道投入を請け負った超小型衛星を公開した。4月ごろに国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から放出する。北海道大や東北大が提唱するアジア各国の超小型衛星による地上観測網の第一歩になる。 衛星はフィリピン初の人工衛星「DIWATA(ディワタ)―1」で、筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で引き渡し式をした。縦横55センチ、奥行き35センチ、重さ約50キロの地球観測衛星で、気象災害の監視や農林水産業に利用される。フィリピン人の留学生も参加し、北大や東北大で開発された。費用は2017年に投入する2号機と合わせて総額8億円で、大型衛星の100分の1程度という。今回の衛星に合わせ、きぼうから軌道に投入する能力を50キロ級の衛星に対応できるよう増強する。 北大の高橋幸弘教授によると、50機の超小型衛星を打ち上げることで地球上をくま
気象庁の新型気象衛星「ひまわり8号」は、中国・天津市での爆発と同時刻頃、爆発に伴う煙とみられる物質が立ち上る様子をとらえた。 撮影された画像では、同市の上空付近で、白っぽい煙のような物質が徐々に南の方に拡散している。同庁は「爆発に関連した現象である可能性が高い」としている。
観測や予報の精度の向上につながると期待されている次世代の気象衛星「ひまわり8号」を載せたH2Aロケット25号機が、7日午後2時16分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。 補助ロケットや1段目などを切り離して上昇したあと、打ち上げからおよそ28分後に「ひまわり8号」を高度およそ260キロで軌道に投入し、打ち上げは成功しました。
H2Aロケット25号機が7日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約30分後に搭載していた静止気象衛星「ひまわり8号」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。H2Aの成功は19回連続で、成功率は96%となった。 H2Aはカウントダウンが「0」になると、白い煙をはき出しながら上昇し始めた。爆音が一瞬遅れて届く。そして、まばゆい光を放ちながら機体を回転させて方向を変え、東に向かって大空を駆け上がった。 約1分50秒で補助ロケットを分離。さらに第1段、第2段ロケットを切り離しながら加速し、太平洋上の約260キロ上空でひまわり8号を予定の軌道に投入した。 気象庁によると、ひまわり8号… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続
10月に打ち上げられる気象衛星、ひまわり8号が3日、鹿児島県の種子島宇宙センターで公開された。観測データを初めてカラーで送信できる次世代型だ。 アンテナや太陽電池パネルを広げると全長約8メートル。西太平洋全域をカバーし、観測間隔は7号の30分から10分に。日本だけなら2分半ごとに観測できる。 集中豪雨や台風の被害が相次いだこの夏。短時間で急変する雲の動きを今まで以上に細かく監視できるだけに、「減災」に向けた活躍が期待されている。
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