長女への逮捕監禁致死容疑で母親が逮捕された事件で、岡山市こども総合相談所などは23日、同市役所で会見を開き、死亡した麗さんが特別支援学校中等部のころから「体にあざがある」という情報が数回寄せられていたことを明らかにした。ただ程度が軽く、麗さんが休まず登校していたことなどから、「緊急性の高い事案ではない」と判断していたという。 相談所によると、平成20年10月から事件前の2月までの計4回、同校から「麗さんにあざがある」との情報があった。相談所は、手紙や電話などで母親の清原陽子容疑者に連絡したが接触できず、詳細を把握できなかった。 このため、2月24日、相談所の医師も兼ねる麗さんの学校医が、学校で麗さんと面談。学校医が今後、清原容疑者と面談することで合意していた。 事件直前の同月28日午後6時ごろ、清原容疑者から相談所に「学校医と話がしたい」と電話があったが、相談所の職員が、既に学校医が退庁し