アルバム、ツアーともに好調な星野源のサードシングル「夢の外へ」は、イメージをガラリと変えたウルトラポップ。これまでの、アコギに乗せてとつとつと語るように歌うスタイルから、キャッチ―なストリングスがかっこいいポップなサウンドに大胆にチェンジしたのだ。が、それは意外ではあっても、とても似合っていて、かっこいい。まだまだその音楽の全貌を見せない星野だが、新しい彼のポップは“完全夏向き野外仕様”で、魅力の幅がぐっと広がった。 話題の映画『ぱいかじ南海作戦』のために書き下ろした「パロディ」など4曲を収録。独特の語り口を持つリリックがさらに輝きを増したニューシングルと、夏に向けての心境を聞いてみた。 EMTG:5月13日の日比谷野音は楽しいライブだったね。お客さんも、ほとんどの人がビール飲んでたりして、リラックスしていた。 星野:ツアー・ファイナルの中野サンプラザ(2月20日)は、ツアーでやってきたこ