教育についてちょっと考えてしまう話題が飛び込んできた。 その規律の細かさ・厳格さから「英国で最も厳しい学校」と称されていたMichaela school(ミカエラ中学)が、「貧困地域に位置する」「創立からわずか5年」というハンデを覆し、今年のイギリスの全国中等教育修了一般資格試験で全国でトップクラスに入る脅威の結果を叩き出して話題になったのだ。 同校生徒の成績は、54%がレベル7以上との判定(AまたはAプラス)で全国平均22%の2倍以上。 すべての教科の成績がレベル9以上の生徒の割合は18%と全国平均4.5%を大きく上回っており、イギリスのメディアは「『あの』ミカエラ中学が全国平均の4倍高い成績を記録」「タイガー・ティーチャーの勝利」と書き立てた。 授業内容や選抜ではなくその「厳しい愛情」に基づいた超厳格な教育方針のみで生徒の学業成績を上げようとする同校の方針は設立当初から賛否両論の議論を