読むと旅に出たくなる本がある。想像もつかない場所へ果敢に挑んだ旅行記や、街が美しく描かれた小説を読み始めると、旅の妄想が止まらない。本書『世界の広場への旅』は旅行記でも小説でもないが、読み終わったらきっとあなたは旅支度を始めることだろう。 著者は昭和女子大学教授で、これまでに冷戦時代の東欧や青蔵鉄道開通前のチベットなど、延べ86カ国、1,059カ所の広場を調査してきた。一級建築士でもあり、立山町ふれあい農園施設や脇町交流促進施設なども設計していた人物だ。本書は四半世紀の年月をかけ、総走行距離71,354km(赤道一周は40,075km)に及んだ研究成果の集大成である。 見開き半分はスケッチ、1/4は広場のある街の情報、残り1/4が本文となっており、パラパラと眺めているだけでも楽しめる。そして本文は語りかけるような口調で、話が時に逸れながらも広場論を展開されていく。専門的な話ばかりが続くと飽
『チャヴ』、聞き慣れない言葉である。もとはロマ族の「子供」を指す言葉「チャヴィ」から来た、英国において用いられる「粗野な下流階級」を指す蔑称である。いくつかの英語辞典を調べてみると、「生意気で粗野な態度によって類型化される若年下流階級(オクスフォード英語辞典)」、「教養の欠如や下流階級であることを、その衣服や話し方、行動があらわすような人を示す蔑称。通常は若者を指す。(ケンブリッジ英語辞典)」、「たとえ高価であっても、その趣味が低俗であるとされる若い労働者階級(コービルド英語辞典)」などとある。 さんざんな物言いである。しかし、これらの定義を全部あわせても、チャヴという言葉を正しく理解するには足りないようだ。そこには「公営住宅に住んで暴力的」、「中流階級の謙虚さや上品さがなく、悪趣味で品のないことにばかり金を使う浪費家」、さらには、「暴力、怠惰、十代での妊娠、人種差別、アルコール依存」とい
2017年8月28日 5時0分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 米ポートランドの衰退ぶりを高城剛氏が伝えている 人口の1%近い人たちが、ホームレスとして街に溢れているという キリストも政治も信じておらず、数多ある新興宗教に救いを求めている 毎週のように世界中を飛び回るクリエイターの高城剛さんが、自身のメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』で、先日カナダから米国西海岸にかけてロードトリップをしてきた様子について綴っています。高城さんは、かつて「全米で最も住みやすい街」ともてはやされたオレゴン州ポートランドの見るも無残な衰退ぶりを目の当たりにしたのが今回の旅で最も衝撃を受けたことだったとのこと。このポートランドの現状を「ダークサイドへ落ちた米国の象徴」と語り、今後これが全米に広がる可能性を指摘しています。 米国は、B面へと移り変わった今週は、コロラドのボルダー
結婚しない人が増えたことによって子どもが減っている――。多くの人にとって疑う余地のない「常識」だといえるだろう。しかし、先進国のなかには、婚姻率が低下しているにもかかわらず、出生率が上昇傾向にある国も多くある。 このような事態を理解するには、結婚をしないで同居するカップル、すなわち事実婚や同棲(cohabitation)の増加に目を向けなければならない。 今も多くの日本人の常識では、「恋愛→結婚→妊娠→出産」こそが“正しい順番”である。もちろん、実態としてこの“正しい順番”は今日では少なからず揺らいでいる。近年では結婚より妊娠が先となる「妊娠先行型結婚」の割合が増えており、すでに2000年の段階で、結婚全体のおよそ25%にあたり、特に10代では81.7%、20代前半では58.3%を占め、現在まで上昇し続けている。(『国民生活白書』) とはいえ、日本社会の特徴は、出産の時点ではほぼすべてのカ
2016年のマグナム・フォトグラフィー・アワード(Magnum Photography Award 2016)を受賞した ダギー・ウォレス(Dougie Wallace)。彼の拠点であるロンドン、ショーディッチ地区で、12年間、スナップを撮り続け、まとめた写真集『Shoreditch Wild Life(ショーディッチ・ワイルド・ライフ)』は、富裕層によって変わりゆく街で起こる、スーパーリッチたちの奇妙な欲求を、風刺的に捉えた彼の代表作でもある。 また、サウジアラビアのショッピングモールで、グローバル展開されるアパレルショップのショウ・ウィンドーに並ぶポスターやポップの女性の顔にモザイク加工が施され、マネキンには顔がないという、イスラム教を奉じる同国での不思議な光景を捉えた『Lifting the veil(リフティング・ザ・ベイル)』も印象深い。 そして、彼のもうひとつの代表作である写真
●AV男優業とは 僕はAV男優です。18歳未満の人は見ることができない、成人向けのエッチな動画に出ています。 一般の性行為と、僕たちの性行為は別物です。僕らはカメラを意識して、見せる前提で行為をします。つまりパフォーマンスです。 ですから、僕たちのまねをすると、セックスとしては失敗します。 ●セックスのリスク まず、性感染症です。僕らはHIV、B型肝炎、梅毒、クラミジア、淋菌の検査を最低月1回は行います。多い人は2週間に1回検査しています。 今年から、これらに加えて、喉クラミジアと喉淋菌の検査も行っていて、この2つはびっくりするくらい簡単にうつります。口を使った前戯でうつるので、飲み込まないこと、歯茎に傷がないことでリスクを減らせるといわれています。 検査で陽性反応が出るまでに半年程度の潜伏期間があるので、検査で陽性と出たら、半年前までさかのぼって他人にうつしている可能性があります。 次に
リンク ハフポスト 「さ、洗い流そ。」牛乳石鹸のPR動画に困惑が止まらない..."珍説"も登場 牛乳石鹸が6月15日の「父の日」に公開したPR動画が、Twitter上で"困惑"を呼んでいる。 2 users 324 リンク 田舎で底辺暮らし 牛乳石鹸のウェブCMが意味不明すぎて怖い - 田舎で底辺暮らし www.youtube.com 父と子の絆。 とある男のなんでもない1日の物語。昔気質で頑固な父親に育てられ、 反面教師にすることで今の幸せを手にした彼。「家族思いの優しいパパ」。でも、このままでいいのだろうか。ふとそんな疑問を抱く。それでも、お風呂に入り、リセットし、自分を肯定して、 また明日へ向かっていく。がんばるお父さんたちを応援するムービーです。 とのことですが、まぁ酷い内容でTwitterでは早速非難轟々。 2分半ほどの長めのムービー。 この日は、小さい息子の誕生日。 朝のゴミ捨
米ヴァージニア州シャーロッツビルの白人至上主義者の集会で非常事態宣言、3人が死亡 8月12日土曜日、ヴァージニア州シャーロッツビル。この日ここで起きた事件は、アメリカにおけるヘイトスピーチの問題を考える際に避けて通れない事例として、おそらく今後繰り返し参照され続けることになるだろう。 日本でもすでに報道されているとおり、この日シャーロッツビルは大規模な白人至上主義者の集会によって非常事態宣言が出されるほどの混乱に陥り、その過程で集会に抗議する人々に車が突っ込み、一人が死亡、十数人がケガをするという事態となった。また関連して近くで警戒にあたっていた警察のヘリコプターが墜落し、乗っていた二人の警察官が死亡したため、この事件での犠牲者は現時点で3名となっている。 とはいえこう書いただけでは、とくに日本では「まあでも海外のデモは日本よりずっと過激らしいし、よくあることでしょ」というような反応も考え
中国の大手IT企業、テンセントが運営している、インターネット上で一般の人たちと会話する人工知能のキャラクターが、中国共産党について、「腐敗して無能だ」などと批判したことから、このサービスが停止され、話題になっています。 このサービスでは、人工知能のキャラクターが天気や星占いなどを紹介するほか、利用者との会話を通じて学習しながら、さまざまな話題について意見交換することができます。 香港メディアによりますと、このサービスで、「中国共産党万歳」という書き込みがあったのに対し、人工知能のキャラクターは、「こんなにも腐敗して無能な政治に万歳するのか」と反論したということです。 また、習近平国家主席が唱える「中国の夢」というスローガンについて意見を求められると、「アメリカに移住することだ」と回答したということです。 こうした回答について、インターネット上での反響が大きくなったことから、テンセントは、先
タイトル長すぎると思ったんですが、「自分が苦労していたんだから他人にも同じ苦労させたい症候群」ってなんか適切な呼び方あるんでしょうか。 軽くぐぐったんですが、うまい略称が見当たりませんでした。どなたか、適切な略称をご存知でしたら教えてください。 まあ、字面から言わんとしているところは了解していただけると思います。 例えばPTAとか。例えば町内会とか。例えばマンションの自治会とか。 もしかすると企業や学校でもそうなのかも知れませんが、「ある程度長く続いていて、硬直化した組織」では、しばしば下記のような状態が見受けられることがあります。 ・どう考えても不要かつ無駄な作業が、何故か改善・撤廃されない ・改善しようとすると、そこに長くいた人から何故かよく分からない抵抗や圧力がかかり、改善することが出来ない ・現在の作業者も全員無駄な苦労だということを認識しているが、嫌々その作業を継続している ・本
あの演説も「エマ・ワトソンが弱者男性に救いの手を差し伸べた」ってものじゃないでしょ ただの「男女平等には男性も無関係ではないから協力しましょう」というあたりまえの提言だよ 「それでは俺は救われねーぞ」って 誰も救うとは言ってねーんだよ「自分の力で一緒に闘ってみようよ」って話だよ 自らの在り方を自らの手に取り戻すための運動でそれを他人に委ねてどうする 「でもエマ・ワトソンはいい男とばっか付き合ってんじゃん」って いいんだよべつにエマ・ワトソンは男らしさや女らしさを評価することを否定してるわけじゃないんだから それに囚われすぎることで苦しむことは辛いよねって程度の話だよ 「男らしさは女がそれを求めてるからだ」って その要求に答える自由がお前にはあるんだよ 「じゃあやっぱりエマ・ワトソンは俺を救ってくれないのか」って そうだよ別にエマ・ワトソンがお前を救ってくれるわけじゃないよ エマ・ワトソンは
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