ブックマーク / genroninfo.hatenablog.com (14)

  • 聴くことの困難をめぐって - ゲンロンスタッフブログ

    2014-02-06 聴くことの困難をめぐって 仲山ひふみです。久しぶりにブログを更新します。といっても、すでにあるところで閲覧者を限定して公開したものなのですが、もっと多くの人に読まれるべきだろうという勧めを受けたのでこちらに転載します。 ところで、この記事のタイトルはダブルミーニングになっています。最後まで読めばその意味は察せられるでしょう。 *** 広島出身で聴覚障碍を抱えた独学の作曲家、佐村河内守の作品の作曲を、彼が実質的にデビューしてから現在にいたるまで、ほぼ無名の現代音楽作曲家である新垣隆が代行していたことについて書く。  最初にことわっておくと、僕は佐村河内の音楽を主に『鬼武者』のサントラで聴いて知っているが、別段評価に値するものだとは思っていなかった。それは当時も今も変わらない。こうした日的情緒を織り込みつつベートーヴェンからストラヴィンスキーまでのクラシック音楽の語彙を

  • 2014年は東浩紀と一緒にチェルノブイリに行こう! - ゲンロンスタッフブログ

    2013-12-30 2014年は東浩紀と一緒にチェルノブイリに行こう! 昨日、怒濤の展覧会「フクシマ」へ門を開く―—福島第一原発観光地化計画展 2013を無事終えて、ぼんやりしている上田洋子です。 2013年12月24−29日、ゲンロンカフェにて開催した突発展示。6日間の展示の間に、約600名の方にご来場いただきました。特に28・29日は150名以上の来場者が押し寄せ、嬉しい悲鳴を上げていました。 12月24日 オープニングトークの様子 新津保建秀の監視カメラを使ったインスタレーション作品「監視中 映像を監視・録画しています」「フェンス・カメラ等の撮影はしないでください」の一部。 展示についてはあらためてどこかできちんとご紹介するとして、今日は2013年最後の大きなアナウンスを。 ゲンロン監修チェルノブイリツアー第二弾 HIS+ゲンロンコラボ企画  2014年3月1日〜7日開催「東浩紀と

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  • 【インタビュー】24歳の編集者がチェルノブイリ原発見学ツアーに参加してみた。<後編> - 株式会社ゲンロン広報ブログ

    2013-10-17 【インタビュー】24歳の編集者がチェルノブイリ原発見学ツアーに参加してみた。<後編> 24歳の編集者がチェルノブイリ原発見学ツアーに参加してみた。<前編>では、ゲンロン所属の若き編集者、徳久倫康(とくひさ・のりやす)がチェルノブイリ原発見学ツアーにて体験した旅の模様をお届けしました。今回は後編。国立チェルノブイリ博物館の印象的な展示や、チェルノブイリツアーを通しての感想について語ってもらいました。 徳久倫康 国立チェルノブイリ博物館 ーーこれまでキエフの町並み、チェルノブイリ原発見学についてのお話を伺ってきましたが、ウクライナでは他にどんな場所へ行きましたか? 徳久:国立チェルノブイリ博物館に行きました。もともとこの博物館は、原発事故後から約1年後、事故の収束作業にあたった消防士たちをたたえるためにウクライナ政府が作ったものです。事故処理に使われた作業服や、事故を報じ

  • 【インタビュー】24歳の編集者がチェルノブイリ原発見学ツアーに参加してみた。 - 株式会社ゲンロン広報ブログ

    2013-10-10 【インタビュー】24歳の編集者がチェルノブイリ原発見学ツアーに参加してみた。 早くも沢山の方にお申し込みいただいている、東浩紀監修チェルノブイリツアー。 「行ってみたい!でも。。。」様々な理由から参加を迷っている方も少なくないのではないでしょうか?今回はそんな皆さんにぜひ読んでいただきたいインタビューをお届けします。 ゲンロン編集部における孤高の(!)編集部員、徳久倫康(とくひさ・のりやす)。現在25歳の彼は今年4月、東浩紀らとともに、スタッフとしてチェルノブイリ取材に赴きました。チェルノブイリ国立博物館、廃墟の町プリピャチ、そして事故から約25年後、ツアー客の立ち入りを受け入れる様になった、チェルノブイリ原子力発電所。 果たしてそこは、日の多くの人がイメージするような、暗く悲しい死の町なのでしょうか?チェルノブイリツアーに参加した率直な感想を語ってもらいました。

  • 【ゲンロンカフェ完全中継チャンネル】月額見放題パック¥8,800は11月1日からスタート! - 株式会社ゲンロン広報ブログ

    2013-09-26 【ゲンロンカフェ完全中継チャンネル】月額見放題パック¥8,800は11月1日からスタート! 月額見放題パックは8,800円、個別配信は800円! ゲンロンカフェでは今月より、ゲンロンカフェで開催されるほぼ全てのイベントを、ニコニコチャンネル「ゲンロンカフェ完全中継チャンネル」で生中継しています。こちら現在、1イベントにつき800円にて個別配信していますが、11月1日(金)より新たに8,800円/月の月額見放題パックのご提供を開始します! 完全中継チャンネルでは過去のイベントも放送中! 現在ゲンロンカフェでは月平均16件のイベントを開催していますが、ゲンロンカフェ完全中継チャンネルではこれらに加え、過去に収録したイベントの模様もほぼ毎日配信しているため、8,800円/月の月額見放題パックはユーザーのみなさんに十分ご満足いただける価格と考えています。 また当初、このサービ

  • 「彼らが経験した25年間を、私たちがこれから経験します」チェルノブイリ取材に同行したロシア語通訳・翻訳家、上田洋子さんインタビュー - 思想地図β4広報ブログ

    2013-09-06 「彼らが経験した25年間を、私たちがこれから経験します」チェルノブイリ取材に同行したロシア語通訳・翻訳家、上田洋子さんインタビュー ゲンロンで今年5月に行ったチェルノブイリ取材。この場に紅一点として日から同行したロシア語通訳、翻訳家の上田洋子さん。実は今後ゲンロンを通じて、ロシア及びウクライナ取材・旅行に際するコーディネート業務を行っていただけることになりました。今回はそんな上田さんに、チェルノブイリで感じたこと、さらにこれから渡航を考えている人へ向けたアドバイスをお話いただきました! 上田洋子さん 「彼らが経験した25年間を、日では私たちがこれから経験します」 ーーまずは上田さんがゲンロンの活動に関わることになったきっかけを聞かせてください。 はい。ロシア映画監督、アレクサンドル・ソクーロフの撮った『ソルジェニーツィンとの対話』という作品があるのですが、私は日

  • 「いわきの魚が早く食べたい!」福島県いわき市のかまぼこ屋さんにインタビュー! - 思想地図β4広報ブログ

    2013-09-04 「いわきの魚が早くべたい!」福島県いわき市のかまぼこ屋さんにインタビュー! みなさんこんにちは!ゲンロンから先日販売したセット『25年後の福島を考える私たちのための「福島の」セット』おかげさまで沢山のご注文をいただいております。 今日はセットにご協力いただいているかまぼこ屋さん「貴千」にて広報をつとめていらっしゃる小松理虔(こまつ・りけん)さんのお話をご紹介します。東日大震災と原発事故は、地元福島の水産加工業に携わるみなさんにどんな影響を与えたのでしょうか。またこのところ連日伝えられている福島第一原発からの汚染水漏れのニュースを、地元の方々はどの様に受け止めているのでしょうか。現在の率直な状況を伺いました。また小松さんが個人的に続けていらっしゃる、小名浜の魅力を広める活動についてもご紹介いただきました! 小松理虔さん 「貴千」震災後の売り上げは震災前の7割に ―

  • 【無料完全生中継決定】8/2(金)19:00〜 久田将義×津田大介×東浩紀 徹底討論!福島第一原発観光地化計画は「正しい」のか? - 思想地図ß4広報ブログ

    2013-07-31 【無料完全生中継決定】8/2(金)19:00〜 久田将義×津田大介×東浩紀 徹底討論!福島第一原発観光地化計画は「正しい」のか? 8/2(金)19:00〜 久田将義×津田大介×東浩紀 徹底討論! 福島第一原発観光地化計画は「正しい」のか? http://peatix.com/event/16872/ 現在大好評発売中の『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』。こちらに続く次号のタイトルはずばり『福島第一原発観光地化計画』です(10月発売予定)。 この計画そのものの根的な是非を問う徹底討論企画を、このたび「福島第一原発観光地化計画」公式ブロマガチャンネルにて、無料完全生中継します!みなさん、ぜひご覧ください。 【番組URLはこちらから】 福島第一原発観光地化計画公式ブロマガチャンネル http://live.nicovideo.jp/watch/lv1470876

  • 【特集】「ダークツーリズム」って何ですか?観光学者・井出明先生に聞いてみた!(後編) - 思想地図ß4広報ブログ

    2013-07-22 【特集】「ダークツーリズム」って何ですか?観光学者・井出明先生に聞いてみた!(後編) 「ダークツーリズムって何ですか? 」 観光学者・井出明先生への大好評インタビュー。前回は災害の記憶をアーカイブする必要性についてお話を伺いました。(特集記事、前編はこちら、中編はこちらからどうぞ!) 最終回となる今回は、ダークツーリズムと経済の問題、また「ダークツーリズム」という言葉をなぜあえて使うのか? などについて語っていただきました。 井出明先生(バンダアチェ・ツナミ博物館にて) “経済的な循環のないダークツーリズムポイントは成立しない” Q:これまで様々なお話を伺ってきましたが、そもそも井出先生をダークツーリズムに駆り立てるものって何なのでしょうか。 井出:阪神・淡路大震災の研究の手伝いのために神戸を何度も訪れるうちに、鎮魂や追悼の重要性が徐々に分かってきたのですが、生来の旅

  • 『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』立ち読みできます! - 思想地図ß4広報ブログ

    2013-07-11 『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』立ち読みできます! 『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』はこのボリューム、このサイズでなんと1470円(税込)!!! ……なのですが、そうはいっても中を見てから買いたいという慎重派なみなさんに。今回ゲンロンでは立ち読みツールをご用意いたしました!ぜひご覧下さい☆ ☆ご注文はこちらからどうぞ☆ http://shop.genron.co.jp/products/detail.php?product_id=123 genroninfo 2013-07-11 16:28 コメントを書く 前の記事

  • 『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』発売記念!新津保建秀写真展「チェルノブイリ/マテリアルズ」7/12(木)からオン・サンデーズ(ワタリウム美術館内)にて開催決定! - 思�

    2013-07-08 『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』発売記念!新津保建秀写真展「チェルノブイリ/マテリアルズ」7/12(木)からオン・サンデーズ(ワタリウム美術館内)にて開催決定! 撮影:新津保建秀 7月4日の発売以来、大変ご好評いただいておりますゲンロンの新刊 『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』。 もうご覧いただけましたか? このの発売を記念して、来る7月12日(金)〜28日(日)、チェルノブイリ取材に同行した写真家・新津保建秀氏の写真展が開催されることが決まりました! みなさま、ぜひご来場ください☆ 詳細は以下のとおりです。 『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1 』発売記念 新津保建秀写真展「チェルノブイリ / マテリアルズ」開催決定 会期:2013年7月12日(金)~7月28日(日) 会場:オン・

  • 【特集】「ダークツーリズム」って何ですか?観光学者・井出明先生に聞いてみた!(中編) - 思想地図ß4広報ブログ

    2013-06-14 【特集】「ダークツーリズム」って何ですか?観光学者・井出明先生に聞いてみた!(中編) ダークツーリズムと自然災害、ダークツーリズムと戦争 大変大きな反響を呼んだ井出明先生インタビュー。前編では、ダークツーリズムとは何かを、近代化との関係に注目して教えていただきました。(前編はこちらから)中編となる今回は、ダークツーリズムと自然災害および戦争との関連性についてのお話をおとどけします。 井出明先生(5月某日・ゲンロン社にて) 「人は2度死ぬ」“50年経ったときに、誰も何も覚えていない社会”を作らないために。 Q:ダークツーリズムは近代化を問い直すというお話でしたが、近代化といってもいろいろな側面がありますよね。たとえばさきほどのお話で、研究のために自然災害の跡地にも行かれたということでしたが、自然災害もやはり近代化と関係しているのでしょうか? 井出:もちろん関係がありま

  • 【祝】編集作業ほぼ完了!インタビュー動画を公開!【こんな東浩紀見たことない】 - 思想地図ß4広報ブログ

    2013-06-09 【祝】編集作業ほぼ完了!インタビュー動画を公開!【こんな東浩紀見たことない】 このところ連日、昼夜問わず進められていた『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』の編集作業が日ついに(ほぼ)完了しました! 徹夜明けの編集長・東浩紀に今の心境を語ってもらいました。 印刷所から上がってきた色校を手に 「会社作って3年、俺もついにここまでの作れる様になったのか…」と ひそかに目を潤ませながらつぶやいていた東。 寝ずの編集作業でヨレヨレになりながらも、「このはすごい!」「とんでもないができる…!」と編集チームを活気づけ、命を削る様に作ってきました。 今回の思想地図β、過去3冊に勝るとも劣らない、渾身の一冊となっています。 みなさん…ぜひ、ぜひ買ってください!!どうぞよろしくお願いします! チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β

  • 【特集】「ダークツーリズム」って何ですか?観光学者・井出明先生に聞いてみた!(前編) - 思想地図ß4広報ブログ

    ダークツーリズムって何だろう? ゲンロンの新刊『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』発売まで約1ヶ月となりました! ここで1つ、みなさんと考えたいとおもいます。 そもそもダークツーリズムって、一体何を指す言葉なのでしょうか。 文字通り受け止めると、暗い旅、ですよね。 たのしい新婚旅行先で思いがけず夫婦喧嘩が勃発、あれよあれよと帰国後の成田空港で離婚が決まったらそれがダークツーリズム? 出張のついでにふらりと立ち寄った見知らぬ街の夜の繁華街で、気弱そうな男が「うちは明朗会計です!」というからついて行ったのにやっぱりコワモテが出てきてぼったくり被害に遭う、もしかしてこれがダークツーリズム? ……答えはどちらも、NOです。 実はこの「ダークツーリズム」という言葉、ある特殊な旅の一形態として世界ではすでに広く知られており、またわたしたち日人の暮らしとも、とっても

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