ブックマーク / www.studiovoice.jp (3)

  • 「自分でメディアを作る」ということ|「ミニコミ誌」編集者座談会|ミニコミ 2.0 ~「誰でもメディア」時代の雑誌~

    武田 : はじめに、なぜこの出版不況という折に自らメディアを作ろうと思われたんでしょうか? 黒瀬 : 『Review House』(以下『RH』)は元々、美術を中心としたアート系カルチャー誌を作るということでした。僕には美術家としての活動や批評活動という目的があるので、その実現のために編集同人として手伝い始めました。 武田 : 自分を見せる場所として参加された? 黒瀬 : 自分を見せるんだったら個人の活動で済むんですが、例えば僕が作品をどこかで発表したとして、どういう人が見てくれるのか? どんな影響を与えられるのか? ということを考えると非常に心許なかった。そんな中で、自分のメディアを持てるということは大きな力になると思ったんです。 宇野 : その時『美術手帖』(*1)に投稿しよう、そっち界隈に行こうとは思わなかったんですか? 黒瀬 : 今『美術手帖』という雑誌は「旅とアート」や「癒し」の

  • ポップカルチャーに刻まれた 私たちの2年 | STUDIOVOICE【前編】アニメ・コミックス

    VOL.4152019年9月20日(金)発売 「We all have Art. 次代のアジアへ――明滅する芸術(アーツ)」 今号「We all have Art. 次代のアジアへ――明滅する芸術(アーツ)」は、前々号(vol.413)「Flood of Sounds from Asia いまアジアから生まれる音楽」と題した音楽特集、そして前号(vol.414)「Self-Fashioning from Asia あらかじめ決められない流儀(スタイル)へ」と題したファッション特集に続く、アジア三部作の完結編となります。 特集では、ノーベル文学賞作家、ル・クレジオの未翻訳小説『ビトナ、ソウルの空の下』の特別抄録にはじまり、世界的大ヒットを記録している『三体』シリーズを手がける中国SF界の巨匠、劉慈欣(リウ・ツーシン)の自宅インタビュー、さらにここ日でも注目を集めている韓国の文学/現代詩と社

    ポップカルチャーに刻まれた 私たちの2年 | STUDIOVOICE【前編】アニメ・コミックス
  • 「ミニコミ誌」編集者座談会|ミニコミ 2.0 ~「誰でもメディア」時代の雑誌~

    〈web2.0〉という言葉が話題になってから随分経った。この言葉には、力が中央だけに偏らないで消費者が主体的に参画できる状況、というニュアンスが含まれている。これは今のミニコミの活性化された状況にも当てはまるのではないか。 そこで今までの「ミニコミ」に付きまとうマニアのためのメディアというイメージとは違い、開かれた誌面作りを目指し、また商業誌とほぼ変わらない体裁で制作されている印象を受ける4誌の制作者を集め、座談会を企画した。 いわゆる「ミニコミ好き」に向けた情報ではなく、これまであまり「ミニコミ」に興味を持っていなかったユーザーにこそ届けたい。そんな思いで、より開かれた〈ミニコミ2.0〉を目指す制作者の言葉が、出版不況に突き刺さる!

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