今年はとにかく映画を見ようと思っていて、といっても年に3本見れば多い方の僕だから、頑張っても月に1、2本が限界というところなのだけど、そんなわけで2月は「ANNIE/アニー」と「アメリカン・スナイパー」を鑑賞。後者に関してはちょっと評価できる自信がないので気が向いたらなにか書くかもしれないけど、前者のほうがそういう意味で気が楽だ。 なにせ僕が唯一といっていい「楽曲をちゃんと覚えているミュージカル」がアニーなわけで、作中で唄われる歌も、ついつい口ずさみながら見てしまうほど。最後には「ええ話や〜」と泣けてしまうくらいだったので、よっぽど何かの琴線に触れたのだと思う。 が、内容をよく振り返ると、そうそう感動もしていられない。2014年版「ANNIE」は、よく知られたミュージカル「アニー」と比較した時に、いくつかの大きな設定の変更が行われている。たとえば、アニーを保護する大富豪ウォーバックスの位置