Microsoftが7月17日、大規模なリストラ計画を発表した。1万8000人という解雇人数は同社の14%に相当する数で、Microsoftにとって過去最大であるのはもちろん、ハイテク業界全体でもめったにない規模だ。しかし、この多くは今年4月に買収完了したNokiaのデバイス事業であり、これにともない「Nokia X」の終了など、Microsoft傘下でのNokiaの方向性を打ち出したと見られる。 4ヵ月の短命で終わった Androidベースの「Nokia X」が想起させるもの Nokia Xは2月末の「Mobile World Congress」で発表したNokiaのAndroidベースの端末だ。発表からわずか4ヵ月余だが、NokiaによるAndroidスマートフォンとあって、注目度は高かった。2月末にNokia X/X+/XLの3機種を発表、6月には「Nokia X2」も加わり、4ヵ月
Androidの独占状態に歯止めがかからない。2013年通年でのAndroidのシェアは78.4%。2012年の66.4%からさらに比率を上げたとされている。そのAndroidの魅力の1つが「無料」「オープン」である。だが、GoogleがSamsung/HTCと交わしていた機密扱いの契約が公開され、現実にはかなりの条件がついて回ることが明らかになった。欧州で進行中のAndroidへの独占禁止法調査にも影響を与えるかもしれない。 機密扱いだったグーグルと端末メーカーとの合意書 その内容は? AndroidとiOSの2強時代とはいうものの、実際のところ2013年はAndroidの年と言える。Gartner調べによる2013年のシェアは、Androidは12ポイントも伸ばして78.4%に、一方のiOSは19.1%から15.6%に減らした。Windows Phoneは前年の2.5%から増えてはいる
昨日「Google Playで詐欺アプリ急増、新たな手口も言及 - シマンテック」という報道があった。これは今に始まった話ではなく、「オープン」であることを売りにする Android OS ならではの根本的な問題であり、Google が自ら Apple のような厳しい制限をアプリケーションに課すことを期待すること自体が間違いだと私は思う。 これに関して一義的の責任を持つのは、Google ではなく、セキュリティ・ホールだらけなことが自明である Android OS を搭載した端末を一般消費者に向けて平然と販売しているメーカーであり、通信事業者である。 この問題に関しては、「消費者に注意をうながす」「ウィイルス対策ソフトを導入する」「審査済みのアプリだけを提供するアプリストアを別個にもうける」などの生易しい解決策では全く不十分だ。 根本的な解決策としては、 Google に対し、Androi
スマートフォン、アプリ業界の2012年をデータで振り返り、去年と今年の違いと、今年のビジネス上の特長をまとめてみたい。まず特長を探り出すため、2011年と2012年11月25日の日米市場とiPhone・Androidのアプリ平均単価とアプリ販売傾向を表にまとめた。分析には、スマートフォンアプリのマーケティング分析ツールQuerySeeker Analyze(クエリーアイ)を使用した。 売れるのは100円アプリだけではない--Androidでは日米ともに平均単価が上昇 有料ランキング上位300位以内のアプリ平均単価は、日米のiPhoneでは去年と今年でほぼ横ばいに推移している。しかしAndroidでは日米ともに平均単価が上昇しており、特に日本の場合は292円から371円と約27%上昇している。これは有名なパチンコ/パチスロ・アプリ(押忍!番長2など)やツール系アプリ(ATOKなど)の高額アプ
第1部<変質するAndroid> 脅かされる“無償”と“自由” 戦略を持ってGoogleと付き合う Google社の「Android」を採用した機器の市場が急拡大している。ところが、機器開発の現場からはAndroidの変質を叫ぶ声が聞こえてくる。本当にこのままでいいのか。いま一度、Android戦略を見直す時が来ている。 「オープン(自由)なソフトウエア・プラットフォームを無償で提供する」(米Google社 Mobile, Senior Vice PresidentのAndy Rubin氏)──。 こうしたうたい文句を掲げ、Google社がデジタル機器向けのソフトウエア・プラットフォーム「Android」を発表してから、はや4年。Androidを搭載する機器はスマートフォンを中心に、順調に普及が進んでいる。米Gartner社の調査によれば、2011年第2四半期におけるAndroid搭載スマ
id:gamellaさんの記事より。 auのターゲット広告がアンドロイドというプラットフォームにダメージを与える理由 - Future Insight auの広告がAndroidの通知バーに乗って価値を下げるという点は同意。ですが、その状況をGoogleが指をくわえて見てるとは思わず、目立ってきたらオイヤメロとつぶされる気がします。 以下本記事での言葉のざっくり使い分け Android ・・・ 全般的な総称 Android OS ・・・ オープンソースでも提供されているOS Android Market ・・・ Googleが運営するアプリマーケット Market ・・・ それ以外のアプリマーケット Googleはソースコード管理だけではない 秋葉に出回る格安Padならいざしらず、正規でキャリアから発売されるメーカの端末は、Googleと厳格な契約に基づいてAndroid OSのカスタム範
中国で共産党員向けの「iPad」、その名も「RedPad Number One(レッドPad・ナンバーワン)」が登場した。 中国メーカー「紅派一号」が開発したこのタブレット端末は、地元では「紅派(ホンパイ)」の名で知られ、「共産党幹部や政府職員らがネットを使いこなすのを助ける新しいモバイルプラットフォーム」と宣伝されている。 アンドロイド3.2搭載で、ディスプレイは9.7インチ。共産党員向けアプリ各種をプレインストールした状態で発売される。価格は9999元(約12万円)と、中国でのiPad販売価格の2倍もする。 レッドPadの共産党員向けアプリには、例えば記者証が有効かどうかをチェックする機能や、国営メディアの記事やブログを読む機能が含まれる。また、党上層部からの指示が毎日送られて来るアプリや、ネット上で国民が政府についてどんなことを言っているかをストリーミングするアプリもある。 こうした
レンズの口径が3.8メートルと国内では最大となる光学赤外線望遠鏡が、岡山県浅口市に完成した。将来の望遠鏡のために新しい技術を満載し、大きな割に機動的に動かせられる。宇宙で突発的に起…続き 銀河誕生の謎探れ 130億光年見通す望遠鏡の仕組み [有料会員限定] ケプラー宇宙望遠鏡が引退 太陽系外惑星を多数発見
[読了時間:4分] おサイフケータイと言えば、日本が世界に先行するモバイルアプリケーションの分野。ところが日本の携帯電話に搭載されている非接触型IC技術と同様のNFC(近距離通信)と呼ばれる技術がスマートフォンに搭載され始めた。またこれをきっかけに、世界のIT大手がモバイル決済サービスに乗り出そうとしている。世界のIT大手の参入で、リアル店舗での決済やマーケティングに大きな変化が起きる可能性がありそうだ。 米Bloomberg通信によると、米書籍販売大手Amazon.comがモバイル決済サービスの検討を始めたという。Amazonは、オンラインのコマースで培ったノウハウやブランド力を、モバイル機器を使ったリアル店舗でのコマースにまで応用しようと考えているようで、その一環としてスマートフォンに搭載され始めたNFCの「おサイフケータイ」的な利用方法の検討を始めているという。 米Microsoft
Googleは数年前からモバイルの世界でAppleに追いつこうとしてきたが、ウェブでの強みを前面に押し出すことによって、自社の地位を確立し始めている。 ウェブベースの「Android Market」は、米国時間2月2日にGoogle本社で開催されたイベントの中で最も興味深いものだった。Appleが短期間で容易に模倣できるようなストアではない。また、可能な場合はネイティブソフトウェアの開発よりもウェブ開発を押すというGoogleの理念にも合致している。この戦略はスマートフォン上では現実的でないこともあるが、タブレットのコンピューティング性能が向上するにつれて理にかなったものになりつつある。 Googleにとって最も重要なのは、AndroidユーザーがウェブベースのAndroid Marketで、批判を浴びているネイティブの「Android Market」よりもクリーンでシンプル、かつユーザー
自由過ぎるAndroidがユーザーに敬遠され始めてる? 悲劇のガラケー化する懸念まで噴出中...2010.08.17 23:006,174 改めてiPhoneが見直される動きにも! とにかく成長著しい、このところ絶好調な売行きで伸びてきたAndroidではありますが、実はユーザーの間で大きな苦情の嵐になり始めている問題が表面化してきていますよ。マズいことに、どうやらガラケー(ガラパゴスケータイ)とも呼ばれる高機能な携帯電話「フィーチャーフォン」がたどった道のりを追いかけて、すっかり一部のユーザーから敬遠されちゃっているという悲惨な指摘まで出てきています。 せっかくのiPhoneへの対抗馬として台頭してきたAndroidに、一体いま何が起きようとしているのでしょうか? メーカーさん、とにかく売上げをアップさせたい気持ちは分かるんですけど、期待のAndroidの未来を台無しにするような販売戦略
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