Evernoteが日本法人を設立し、連携サービスや製品も続々と登場。今後は日本向けサービスも強化する。「有料会員率が高ければいいというわけではない」という「フリーミアム」らしい戦略も。 米Evernoteは6月23日、100%出資の日本法人「エバーノート株式会社」を都内に設立したと発表した。フィル・リービンCEOは「日本は最も重要な市場の1つ」と位置付け、日本人エンジニアを採用して日本向けサービスを強化するほか、パートナー企業との協力も進める。 新たに、画像内の日本語を認識して検索できるようにする日本語文字認識に対応。またNECビッグローブやぐるなび、ぺんてるなどと連携した新サービス・製品も発表した。 日本人エンジニアを採用 日本法人はソニー出身の中島健氏(米Evernote日本担当副社長)が率いる。中島氏はソニーで日本初の音楽配信サービス立ち上げや「mylo」の企画などを担当。VAIO事