内挿のいろいろ 空間(あるいは時間)の連続関数と考えられる量について計算しようとする ときも、実際に使えるデータは有限個である。 一般には、観測が行なわれている場所は関心のある座標位置とは一致しない。 そこで、関心のある座標位置での変数の値を推定する必要が生じる。 多くの場合、データが表わす量が座標に関してなんらかの連続性を もつことを前提として推定をする。 (簡単に言えば、位置が近いところほど値も近いだろうという考えを使うのだが、 いったん値の違いが大きくなってからまた縮むことも考慮に入れる場合もある。) このような推定を、内挿または補間(英語ではいずれもinterpolation)という。 ただし、これは求めたい位置がデータ点の分布する範囲に含まれる場合であり、 その外にくる場合は、外挿または補外(extrapolation)という。外挿の方法は 基本的には内挿と同じだが、値を制約する