年の瀬も迫った12月19日の早朝5時半頃、「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」の社長が京都市山科区にある本社前の従業員駐車場で射殺された。凶器は小型の自動式拳銃で、至近距離から心臓に近い部分に4発の銃弾が撃ち込まれたという。資本金81億6600万円、売上高約744億円で、従業員約2000人を擁する東証1部上場企業の社長が銃で射殺されるとは、世界一銃規制が厳しいとされる日本も危険な国になったと言わざるを得ない。犯人の早期逮捕を切望するものだが、それにしても1部上場企業である王将フードサービスが警備会社と警備サービスの契約すら締結していなかったということは驚きの事実であった。 一部の富豪に富が集中 ところで、中国でも2013年9月13日に、中国国内最大で、世界第5位の飲料メーカー“杭州娃哈哈集団(ワハハ集団)”の“董事長(取締役会長)”である“宗慶后”(68歳)が、早朝に自宅付近でワ