一枚の写真が、ずっと心に残っています。 一人の男性が、川に浸かって祈りを捧げています。 その奥には、人がたくさん乗った小舟が水面を漂っています。 これは、インドに旅行に行ったときに、バラナシという街で撮った写真です。時刻は夕方の頃だったと思います。空気はむっとして暑かったのですが、なんとなく物寂しい雰囲気と、広大な川に圧倒されました。 毎週月曜日には、旅の記録を書いています。 男性が小舟に関係しているわけではなさそうですが、いま考えると、小舟では「葬い」が行われていたのではないかと思います。川は、インドで聖なる川として考えられているガンジス川で、そこでは日々の沐浴だけでなく、死者を流す(火葬)こともされているようでした。 ガンジス川沿いにある町として、インドらしい風景が見られる町、バラナシに旅したのは8年前のことでした。 エアインディアの機内食は、とても美味しい・・と噂どおりの、カシューナ