12日の女子決勝へ向け、健闘を誓う(左から)日立の松田明彦監督、佐藤あり紗主将、久光製薬の座安琴希主将、中田久美監督=東京・西新宿 バレーボールのV・プレミアリーグ決勝(女子=12日、男子=13日、東京体育館)の直前会見が11日、東京都内で行われ、出場する4チームがそれぞれ栄冠へ向けて意欲を示した。 女子はプレーオフの2次リーグを1位で通過した日立と、3位で通過し6日の準決勝で2位の東レを下した久光製薬が対戦。初の決勝進出となる日立に対して、久光製薬は2季ぶり5度目の優勝を目指す。今季の対戦成績は日立の4戦全勝。 宮城県出身の日立・佐藤あり紗主将は、東日本大震災から5年がたったことにふれ、「一日も早く、たくさんの笑顔を取り戻せるように復興、復旧が進めば。自分たちが恵まれた環境でバレーできることに感謝し、拾ってつなぐ日立らしいバレーで臨みたい」と話し、「私が頑張ることで、被災者の方々に元気で