ときどき、ホームが川の上にある駅がある。「いま自分は川の上にいるのだ」と思うと不思議な気分になる。普通の橋の上に立つのとはまた違う感慨がある。 今回、いくつかの「川の上の駅」をめぐってみた。同好の士がいることを願いつつ、その様子をお伝えします。いますように。
総工費は際限なく膨らみ、財源の見通しも立たない。さすがにこの計画は無理ではないか。 2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場のことだ。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は、総工費2520億円にのぼる建設計画について有識者会議の了承を得た。何をもって「了承」の答えが出たのか、理解に苦しむ。 開閉式屋根の設置費約168億円や、1万5千人分の仮設席の設置費などは総工費に含まれていない。工事期間中の平成29年4月には消費税率が8%から10%に上がる予定で、3千億円という途方もない数字もちらついている。 総工費は、昨年5月の基本設計で示された1625億円から大きく跳ね上がった。JSCは「新国立競技場の特殊性」で、765億円もの工費を上乗せせざるを得なくなったと言い訳する。 例えば2本のアーチで屋根を支える構造は工事の難度が高く、施工業者が限られ価格競争が働かない。高い技術を持った職
JR東日本とJR東日本ステーションリテイリング、東日本鉄道文化財団はこのほど、旧万世橋駅遺構と一体化した商業施設「マーチエキュート神田万世橋」の9月14日開業を発表した。旧万世橋駅ホームへ上がる階段や交通博物館時代の名残など、歴史的価値のある遺構を活用した施設で、常設ショップと期間限定ショップの計11店舗が入居する。 同施設の開業にともない、1912年の駅開業時に建設され、1943年の駅休止以来、非公開となっていた「1912階段」も70年ぶりに公開。厚い花こう岩や稲田石を削り出した重厚な階段を、実際に歩くことができるという。また、鉄道博物館(後の交通博物館)の新館建設に合わせて1935(昭和10)年に建設された「1935階段」も一般公開。大型タッチパネルディスプレイによる、万世橋駅から交通博物館を経て「マーチエキュート神田万世橋」に至るまでの歴史をまとめた映像の上映もこの階段にて行う。 駅
ご存じ、東京都台東区にある上野公園。その広大な敷地には、上野動物園を始め様々な文化施設が並んでおり、春には桜の名所として知られる憩いの場である。 博物館や美術館の類も数多く、その展示を見に行かれる方も多い事だろう。今回はそれら上野公園の界隈に建つ博物館の所蔵品……ではなく、建物を改めて見直してみたいと思う。 じっくりと、腰を据えて見るべき建物が多いんですよ、上野には。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:三浦半島の最高峰「大楠山」からの眺めが凄い > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter
6日午前9時半ごろ、東京都荒川区南千住の民家で「古い家が潰れた。男の人の助けてという声が聞こえる」と近所の住民から110番通報があった。警視庁南千住署や東京消防庁が駆けつけると、民家が倒壊しており、中に住人の男性(52)が閉じこめられていた。男性は約30分後に救助され、けがはなかった。 同署によると、男性は1人暮らし。民家は木造2階建てで、築60年以上が経過しているとみられる。同署は、何らかの原因で自然倒壊したとみて、詳しい経緯を調べる。 倒壊を目撃した女性会社員(46)は「窓から外を見ていたら、スローモーションのように家が傾き崩れた。同時に『ドーン』と地響きのような音が聞こえ、家も揺れた」。男性会社員(38)は「中から『助けて、助けて』と男性の聞こえてきた。『大丈夫か』と声をかけると『けがはないが、挟まれて動けない』とも話していた。周囲でも一番古い家で、他の人が巻き添えにならなかったのが
社民党旧本部、復興予算で耐震診断 「流用」批判と矛盾社民党の党本部が入っていた社会文化会館=東京・永田町 社民党の本部が入っていた社会文化会館(東京都千代田区)で昨年中に実施された耐震診断費用の一部に、東日本大震災の復興予算が使われていた。社民党は復興予算が被災地以外の事業に流用されていた問題を批判してきたが、姿勢が問われそうだ。 社民党は昨年6月に始まった耐震診断のため千代田区に助成を申請し、費用の全額約850万円が公費で賄われた。このうち3分の1の280万円余りが今年度の復興予算の「全国防災対策費」から拠出され、残りは東京都が助成した。この助成制度は東日本大震災後に拡充され、国費からも支出されるようになった。昨年11月に使用不可と診断され、社民党は先月26日に党本部を引っ越しした。 また、昨年12月にはこの制度を活用し、1億数千万円に上る社会文化会館の解体費用の助成を千代田区に申請した
日本スポーツ振興センター(河野一郎理事長)は15日、新国立競技場基本構想国際デザイン・コンクールの最優秀賞として、ザハ・ハディド アーキテクト(英国、代表者・ザハ・ハディド)を選定したと発表した。優秀賞は、コックス・アーキテクチャーピーティーワイ エルティディ(オーストラリア、代表者・アラステル・レイ・リチャードソン)、入選がSANAA事務所+日建設計(日本、代表者・妹島和世)。最終審査で選考済みの候補作品を同日に将来構想の検討を進めてきた有識者会議(委員長・佐藤禎一国際医療福祉大大学院教授)に諮って正式決定した。 コンペには国内外から46点(国内12、海外34)の応募があり、国内の設計事務所からの応募4作品を含む11点が1次審査を通過した。最優秀作品は会議終了後に佐藤委員長、審査委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏、河野理事長の3人が会見して発表した。 最優秀者はデザインを監修。設計、施工時
山本高樹氏は、昭和の街並みと、そこに住まう人々をテーマにした作品を作り続ける、ジオラマ作家として知られています。単にモチーフを縮小しただけでなく、時代の味わいや空気感を凝縮した作風が高い評価を得ています。最近では、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のオープニングタイトルのジオラマを制作し注目を集めました。本展では、最新作をはじめこれまでに制作したジオラマを一堂に展覧。 懐かしくてあたたかみのある、レトロな世界をお楽しみください。 ■山本高樹氏とゲストによるトークショー 各日 午後12時・2時 19日(金) 横浜ブリキおもちゃ博物館館長 北原照久氏 20日(土) 庶民文化研究家 町田忍氏 (写真左から)北原照久氏、山本高樹氏、町田忍氏 プレゼント 招待券プレゼントは終了いたしました。 たくさんのご応募ありがとうございました。 会期 10月18日(木)~10月30日(火) 会場 日本
こんにちは。 最近めっきり更新が少なくなっていましたが、原稿やら何やらが一段落したので、悔い改めて更新を再開したいと思います! ぼんやりテレビを見ていたら、「桜とスカイツリーの写真を撮ったらいいよ!」的な特集をしていたのですが、素直な性格のわたしは、「そっか、建設中のスカイツリーと桜の写真を撮ったらいいな!」とテレビで言われた通りのことを思い、テレビでおすすめしていた隅田公園に向かいました。 どじょう(どぜう)のランチ 隅田公園へは、浅草から行くとよいのですが、わたくしは電車に駆け込み乗車してしまった罪悪感などにより、たちまち空腹になってしまったので、「どぜう飯田屋」に寄りました。ノーマルなセンスの持ち主でしたら柳川鍋にするところでしょうけど、食べていい頃合いがわかる気がしなかった―煮すぎてキッシュ状にしてしまいそうな予感がしたのです―ので、どじょう(どぜう)丼にしました。 どじょう(どぜ
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