この場でお話できることに興奮しています。研究室で出来上がったばかりのものをこれからお目にかけます。皆さんが最初にこれを直接目にする人間となるのは素晴らしいことです。これは人がコンピュータと接する方法を今後本当に変えるものになるでしょう。 ここにあるのはリアプロジェクション方式の製図台です。幅が36 インチほどあって、マルチタッチセンサを備えています。キオスク端末や対話式ホワイトボードにある通常のタッチセンサは、1 度に1 つの点しか把握できませんが、これは同時に複数の点を捉えることができます。両手が使えます。指を同時に動かす。やりたければ10 本の指全部を使ってもいい。こんな具合に。 マルチタッチセンサというのはまったく新しいものというわけではありません。ビル・バクストンのような人たちが80 年代に研究していました。私のアプローチは、高解像度のものを低価格で作ること、そしてさらに重要なのは