性社会・文化史研究者である三橋順子の「仕事」のアーカイブです。私の執筆・講演活動、大学での講義録などを収録していく予定です。 2016年3月末に刊行された「早稲田大学ジェンダー研究所」の創立15周年記念論集 小林 富久子・村田 晶子・弓削 尚子編 『ジェンダー研究/教育の深化のために― 早稲田からの発信』 彩流社、2016年3月、474頁、定価4300円+税 ISBN-13: 978-4779121968 これからの「ジェンダー研究/教育」に向けて、文学、表象・メディア、歴史、法・社会などの専門領域の「ジェンダー研究の展開」と、教育実践をもとにした「ジェンダー教育のあり方」の二本立てで、計24編の論考を収録している。 私は、論文「日本におけるレズビアンの隠蔽とその影響」を執筆。 日本における女性同士の性愛の歴史をトピック的にたどり、その隠蔽の在り様を明らかにした上で、その現代における影響、
女の裸、男の裸 デザイン専門学校の授業で、なぜかヌード・クロッキーがある。 女性の裸を描くという西欧の長い美術の歴史は、ジェンダー的な観点からいろいろ問題も指摘されているが、それがそのまま日本の芸術教育にも受け継がれ、専門学校のカリキュラムにまで登場しているわけである。 男も同じように描けばよいではないか? でも男のヌードを描いたり作ったりするケースは、女に比べて非常に少ない。そういうことに疑義を呈してか、美大では受験時に男性(短パン穿いてる)を描かせるところもあったりする。しかし大学では女性のヌードを描いたり作ったりしていることが、圧倒的に多い。 高校が美術科だったので、学校にはモデルさんがよく来ていた。やはり女性オンリー。 高三の夏休みに受けた予備校の夏期講習でも、女性のヌードモデルが来た。学校で描き慣れているので、平気だ。しかし普通科から来ている男子は、見るからに緊張していた。 そり
6/13、TBSラジオ番組で秦郁彦氏と吉見義明氏による「従軍慰安婦」問題についての15、6年ぶりの討論があった。取り上げるのが遅くなったが秦郁彦氏の誤魔化しや詭弁があまりに酷いので批判しておこうと思う。 ●2013年06月13日(木)「秦郁彦さん、吉見義明さん、第一人者と考える『慰安婦問題』の論点」(対局モード)- 荻上チキ・Session-22 http://www.tbsradio.jp/ss954/2013/06/20130613-1.html ■ポッドキャスティングで聴く http://podcast.tbsradio.jp/ss954/files/20130613main.mp3 ■Youtubeで聴く https://www.youtube.com/watch?v=3ANBEo8Ju14 まず視聴した感想を書くと、「慰安婦」として動員された女性たちは貧しいのが通例であり、経済的
書名●女子をこじらせて 著者●雨宮まみ 定価●1,500円+税 2011年12月5日発売 単行本では、『モテキ』の久保ミツロウ(漫画家)氏との 特別対談 ◎久保ミツロウ×雨宮まみ「こじらせガール総決起集会!」も収録しました! 目次など詳細は以下のページをごらんください。 ◎女子をこじらせて 私は、なんでまたこうなったのか、女のくせにAVライターという仕事をしています。仕事を訊かれて「AVライターなんです」と答えると、だいたい「へぇ〜! 見えないねぇ!(AVライターに見える外見ってどんなんだ)」「スゴイですねぇ!(何がどうスゴイんだ)」「そうなんですか……?(AVとライターという言葉が結びつかずに苦戦している表情)」「あ、AV……(出てるの? と訊いていいのか迷っている様子)」みたいな感じの反応をされることが多いです。まぁ、このような反応から一般的に見て「AVライター」という職業も、それを女
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