ブックマーク / massneko.hatenablog.com (859)

  • 向日神社 京都府向日市向日町北山 - 墳丘からの眺め

    向日神社は前回の元稲荷古墳の前方部先端からも建物が見えていました。 「元」の稲荷神社は、一体のものだったのでしょうかね。 向日(むこう)神社を正面から。 拝殿に参拝。見上げると鳳凰と龍。 殿は、室町時代建立の重要文化財。 向日市のサイトによれば、創建は養老2年(718)の古社で、地元では「明神さん」の名で親しまれているそう。 向日神社/京都府向日市ホームページ 拝殿正面は堂々とした唐破風屋根ですが、その後ろは平入り屋根が手前側に伸びている流造り。正面側の柱4で三間なので三間社流造(さんげんしゃながれづくり) 拝殿の後ろに、幣殿(神様への捧げものを置く)、その後ろに殿がありますが一体の建物となっている覆屋の中にあるため外から見ることはできないとのこと。 https://www.city.muko.kyoto.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/4

    向日神社 京都府向日市向日町北山 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/15
  • 元稲荷古墳 京都府向日市向日町北山 - 墳丘からの眺め

    前回の五塚原古墳からは、南に500mの元稲荷古墳へ。 緩やかな舌状台地の尾根を下ります。左奥が元稲荷古墳と向日神社がある丘。 西方向は小畑川が流れる広い谷。 向日神社から、桜が帯状に植えられています。 舌状台地先端頂上の元稲荷古墳に到着。 前方部左裾から。左側面で一心不乱にキャッチボールをしてる方々が。 前方部先端側にある説明板。3世紀後半の、墳頂94mの前方後方墳です。 元稲荷古墳 所在地:京都府向日市向日町北山 元稲荷古墳は3世紀後半ごろにつくられた最古の大型前方後方墳で、桂川流域を束ねた王の墓と考えられています。 この古墳は京都盆地が一望できる丘陵の先端部に位置します。墳丘は王の亡骸を埋葬した後方部と祭りの場や葬列の道として使われた前方部からなります。 後方部は三段に築かれ50m四方の正方形に、前方部は二段で側面の形は「ハ」の字形に大きく直線的に広がります。墳丘全体が小畑川から採取し

    元稲荷古墳 京都府向日市向日町北山 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/14
  • 五塚原古墳 京都府向日市寺戸町芝山 - 墳丘からの眺め

    高畠陵からは住宅街を南東に400m程降りて、同じ舌状台地の先端側に立地する五塚原(いつかはら)古墳へ。 墳丘があると思われる森を左に見ながら南に向かうと公園が。 説明板あり。墳長94mの、前期の前方後円墳です。 五塚原(いつかはら)古墳 前方の松に覆われた小高い丘陵上に五塚原古墳があります。 古墳時代前期の前方後円墳です。後円部の一部が住宅建設によって壊れていますが、元の姿をよくとどめている古墳です。 格的な調査は実施されていませんが1977年に京都大学考古学研究室が測量調査を実施して、その規模があきらかになりました。それによると、全長94m、後円部の直径54mで高さは8.5m、前方部の幅36mで高さは4m、くびれ部の幅18mです。墳丘斜面にはこぶし大から人頭大の河原石を使用した葺石があり、墳丘の裾部では埴輪片も採集されています。 古墳の主体部は帝塚山大学の電気を利用した調査によって一部

    五塚原古墳 京都府向日市寺戸町芝山 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/13
  • 伝高畠陵古墳(桓武天皇皇后陵) 京都府向日市寺戸町大牧 - 墳丘からの眺め

    前回の寺戸大塚古墳から”竹の径”を南に進んだ先、目の前が大きく開けて墓地が。 男山をズーム。 その右から下ってくる山の先端に天王山があると思われます。 歩いてきた道は「西ノ岡トリムコース」という名前がついていました(ここが中間地点) 上記の看板から東に100mほどに、宮内庁管理の陵墓があります。 「桓武天皇皇后藤原乙牟漏 高畠陵」 桓武天皇が築いた長岡京は南東に約1.5㎞、この舌状台地の先端方向です。 掃き清められた玉砂利を進み、柵の前から参拝。 向日市のサイトによれば古墳時代前期に築造された円墳で、直径約65m、高さ約7mとのこと。 伝高畠陵古墳(桓武天皇皇后陵)/京都府向日市ホームページ 拝所を背にした方向には真新しそうな住宅が並んでいます。 墳丘を東側の道路から。 ちょこっと斜面が見えました。 グーグルアースで見ると、樹林が円形になっているのがわかりますね。 直径65mは、なかなかの

    伝高畠陵古墳(桓武天皇皇后陵) 京都府向日市寺戸町大牧 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/12
  • 寺戸大塚古墳 京都府向日市寺戸町芝山 - 墳丘からの眺め

    物集車塚古墳の墳丘を見た後は、西の斜面を上がって寺戸大塚(てらどおおつか)古墳を目指しました。 グーグルマップでは徒歩19分の表示。 最初は住宅街の緩い坂を。 小学校と浄水場を過ぎたあたりから登りがきつくなります。 この浄水場の北、ここから120mの地点に南条古墳(径23mの円墳)が残っているのですが、うっかり見過ごしてしまいました… 少し上がって振り返って。平地の対岸の丘は伏見稲荷のある稲荷山でしょう。 左右は竹林。一応車も通れる道です。 竹になりつつあるタケノコ。 その先で、西ノ岡竹林道という尾根道に合流。寺戸大塚古墳はもうすぐ。 右手に見えてきました。 道路脇の竹垣も見事。車で来ると停める場所はありません。 いろいろなデザインの竹垣が、目を楽しませてくれます。 上部が半円形のものは「古墳垣」 残念ながら垣根の先には入れません。 竹垣沿いにあった説明板。古墳時代前期の、墳丘長98mの前

    寺戸大塚古墳 京都府向日市寺戸町芝山 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/12
  • 物集女車塚古墳 京都府向日市物集女町南条 - 墳丘からの眺め

    久津川車塚古墳群をツアーで巡った後は、旧巨椋池の対岸、向日市の古墳をいくつか訪ねました。 直線距離だと北西に12kmほどですが、この平地を横断する公共交通機関は無いのですね。北に四条・烏丸まで上がって阪急に乗り換えて南西に下りました。 最初に向かった物集女車塚(もずめくるまづか)古墳は、東向日(ひがしむこう)駅から徒歩15分ほど。 公園として、きれいに整えられた墳丘です。入口は南西の後円部側。 墳頂に一残された木が、冑の飾りのようなアクセントになっています。 向日市のサイトによれば、6世紀中頃に築かれた墳丘長約46mの前方後円墳で、淳和天皇(840年)の棺を運んだ車を納めた地という伝承が「車塚」の名の由来とされているそうです。 物集女車塚古墳/京都府向日市ホームページ 現地説明板を分割で。 物集女車塚古墳 今から200年ほど前、江戸幕府は歴代天皇のお墓(御陵)を定めるため調査を行った。そ

    物集女車塚古墳 京都府向日市物集女町南条 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/10
  • 芭蕉塚古墳 京都府城陽市平川茶屋裏 - 墳丘からの眺め

    「まいまい京都」の久津川古墳群探訪ツアー、最後の訪問地は芭蕉塚古墳でした。 久津川車塚古墳を見学した後、西に隣接する奈良街道を北へ進み始めた右手に、梶塚古墳跡。 こちらのお宅等数軒の下が梶塚古墳とのこと。墳丘としては残っているので”跡”ではないですね。 芝ヶ原古墳公園にあった立体復元模型がわかりやすかったので再び。 左が久津川車塚古墳、その右(北)の方墳が梶原古墳(南東角が久津川車塚古墳の堤を削っています)、その右が芭蕉塚古墳。ツアーでは訪ねなかったですが、右端の青塚古墳も墳丘の一部が残っています。 梶塚古墳の解説 梶塚(かじづか)古墳 5世紀前半に築造された64m×61mの大型の方墳です。久津川車塚古墳に接して築造されており、久津川車塚古墳の被葬者の地域支配を補佐した即今の墓と考えられます。(現在は住宅地となっており、現地で古墳を見ることはできません) 青塚古墳の解説 青塚古墳 5世紀中

    芭蕉塚古墳 京都府城陽市平川茶屋裏 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/09
  • 久津川車塚古墳 京都府城陽市平川車塚 - 墳丘からの眺め

    前回の丸塚古墳から久津川車塚古墳までは、住宅街を挟んで130m。 突き当たったところに最初の説明板。 久津川車塚古墳 国指定史跡 昭和54年1月19日指定 この場所は車塚古墳の東外堀の跡である。車塚古墳は、墳丘の長さ180mの南向きの前方後円墳である。周囲には二重の堀がめぐり、外堀を含む全長は272mに達し中期の古墳では南山城最大である。三段に築かれた墳丘の平坦部や外堤には埴輪が立てられていた。今は、墳丘下段と二重の堀は埋まっている。 明治27年(1897)、後円部から長持形石棺と両端に付いた簡単な竪穴式石室が掘り出された。副葬品に武具・武器が多いので軍事に携わった人物が葬られていると思われる。石棺は大王陵の石棺に多い兵庫県加古川産の竜山石がつかわれている。時期は古墳の形や副葬品から5世紀中頃と考えられる。東方130mにある丸塚とともに国の史跡に指定されている。 平川周辺の古墳 かって七ツ

    久津川車塚古墳 京都府城陽市平川車塚 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/08
  • 丸塚古墳 京都府城陽市平川車塚 - 墳丘からの眺め

    芝ヶ原古墳からも見えていた丸塚古墳(中央奥の緑) 丸塚古墳は、芝ヶ原古墳から200m程北、久津川車塚古墳から130程東の立地。 住宅街の中を進みましたが所々に畑地も。 説明板の前に到着。周囲に柵があり、中へは入れません。 後円部径63m・墳丘長80mの帆立貝形前方後円墳。 東京都の野毛大塚古墳(径68m・墳長82m)に近いサイズですね。埋葬施設は未調査。 国指定史跡 丸塚古墳 丸塚古墳は、前方部が低く短い帆立貝形の前方後円墳で、周囲には周濠がめぐります。墳丘の長さは80mで、周濠を含めた全長は104mあります。後円部の直径は63mあり、高さは東側で8.3m、西側で9.6mあります。後円部は二段に築かれていると考えられており、墳丘斜面には葺石が施され、一段目平坦面には埴輪列がめぐっています。前方部の長さは17mあり、幅は前端で32m、クビレ部で26.5mあり、高さは約2mあります。前方部は一

    丸塚古墳 京都府城陽市平川車塚 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/07
  • 芝ヶ原古墳 京都府城陽市寺田大谷 - 墳丘からの眺め

    正道官衙遺跡の後は250mを北へ上がって、芝ヶ原古墳へ。 住宅街の中に出現する墳丘。 もともとは手前側に前方部がつく前方後方墳です(右がくびれ部) こちら側にあった説明板。 史跡 芝ヶ原古墳 芝ヶ原古墳は、古墳時代の初め(3世紀前半9に築造されたと考えられる前方後方形の古墳です。 現在地は古墳の南側にあたり、道路で削られていますが、前方部があった場所にあたります。この場所から復元した前方部の一部と後方部と見ることができます。城陽市教育委員会 東側に回り込んで、整備された敷地内から見る後方部側面。 古墳時代最初期の前方後方墳です。 芝ヶ原古墳と前方後方墳 前方後方墳は、弥生時代末に濃尾平野に現れた突出部をつけた墳丘墓が、古墳時代に突出部をより大きな前方部へ発達させて生まれた墳形です。古墳時代前期を中心に全国で約二百数十基が確認され、東日で数多く築造されますが、西日にもおよんでいます。 芝

    芝ヶ原古墳 京都府城陽市寺田大谷 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/06
  • 正道官衙遺跡 京都府城陽市寺田正道 - 墳丘からの眺め

    久世廃寺跡・久世神社の次に向かったのは正道(しょうどう)官衙遺跡。 下記は、その後に訪ねた芝ヶ原古墳にある立体地図。 左手前の久世廃寺跡から右へ、点線の坂を上がり、右(東)へ進むと正道官衙遺跡。上(北)に平川廃寺跡と久津川車塚古墳があります。 古墳と古代寺院、官衙が近接するエリアです。 ”久世の鷺坂”を上がって住宅街を東へ。 右手(南)方向は下りの地形。 公園として整備された、正道官衙遺跡に到着。建物の様子が柱で復元されています。 南側から。 公園の南端。 築地塀の復元も。 南門跡から南方向。 北東側に公園を見通せるスポットがあります。 そこにあった説明図 と、解説板。 史跡 正道官衙(しょうどうかんが)遺跡 昭和49年(1974)9月指定 遺跡の発見 標高40~50mの南向きの台地上にあるこの遺跡は、昭和40年(1965)、台地西端の池畔で瓦片や土器片が見つかり、古代寺院があったと推定さ

    正道官衙遺跡 京都府城陽市寺田正道 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/05
  • 久世廃寺跡・久世神社 京都府城陽市久世芝ケ原 - 墳丘からの眺め

    2024年のGWは、まいまい京都主催の古墳ツアーに参加しました。 【城陽】古墳へGO!京都最大の密集エリア・久津川古墳群へ:~全長180m!日最古級!帆立貝形!次から次へと古墳にコーフン~#ky24b1850 | 京都のミニツアー「まいまい京都」 JR城陽駅に9時集合でしたが、始発ののぞみで間に合う時間。 乗り換えの京都駅は、外国人観光客でごった返していました。 JR奈良線の城陽駅は、京都と奈良との中間地点。 ちなみに、どちらへも五里なので城陽市歴史民俗資料館は「五里ごり館」の名称になっているそうです。 駅前広場の中央のモニュメント。埴輪がいくつか。 上から見ると前方後円形になっています。 別の角度から。後円部の位置にある弧状は何を… 中央の三角屋根が城陽駅。 ツアー一行は20人弱。駅から住宅街を北へ向かいます。 その突き当りが久世廃寺跡でした。 久世神社西側の明るい林の中に、塔や金堂の

    久世廃寺跡・久世神社 京都府城陽市久世芝ケ原 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/04
  • 川島古墳群・後編(2号墳、1号墳、3号墳、12号墳) 福岡県飯塚市川島 - 墳丘からの眺め

    11号墳の壁画を見た後は、尾根上に戻って2号墳へ。 川島2号墳は全長5.6mの横穴式石室を持ちます。 川島2号墳 川島2号墳は直径16m、高さ2.5mの円墳で、内部には前室と玄室の2室があり、全長5.6mの横穴式石室が築かれています。石室入口は破壊され、一部石材が失われていました。石室には花崗岩が使われています。 昔から開口していたため副葬品はあまり残っていませんでしたが、石室および古墳の周囲から須恵器、耳環、勾玉、切子玉、小玉、鉄鏃、刀子が出土しています。6世紀後半に作られた古墳です。 平成8年(1996)に川島1号墳、10号墳とともに市指定史跡となりました。 扉が開けられ、玄室には照明も。 奥壁は右側に三角の大石。左は中型の石を積み上げています。 左の積み方は途中から内側にせり出しています。 せり出している部分を。 奥壁を背にして。 玄門から前室、羨道を。 前室と羨道との境の床面。 2

    川島古墳群・後編(2号墳、1号墳、3号墳、12号墳) 福岡県飯塚市川島 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/03
  • 川島古墳群・前編(10号墳・11号墳) 福岡県飯塚市川島 - 墳丘からの眺め

    令和6年度、遠賀川流域の古墳・遺跡の同時公開では、1日でその内の4つを見学しました。 公開リストとガイドマップは王塚装飾古墳館のサイトで見られます。 王塚装飾古墳館|遠賀川流域古墳・遺跡同時公開| 最後に訪ねた場所が、川島古墳群となりました。 昨年9月にも墳丘を見に来たのですが、イノシシに睨まれて退散。 イノシシに睨まれる@川島古墳公園 & 帰路の機窓から - 墳丘からの眺め 古墳公園として整備されていて6基の古墳を見ることができますが、石室に入れるのは年に2回の”同時公開”時に限られていました。 川島古墳公園案内 昭和63年(1988)、道路改良工事中に古墳(川島古墳)が発見され、飯塚市教育委員会で発掘調査を行ったところ、貴重な装飾古墳であることが明らかとなりました。 遠賀川上流域における装飾古墳としては、桂川町の王塚古墳(国特別史跡)、宮若市の竹原古墳(国指定)に次いで3番目に発見され

    川島古墳群・前編(10号墳・11号墳) 福岡県飯塚市川島 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/02
  • 伊方古墳(石室公開) 福岡県田川郡福智町伊方 - 墳丘からの眺め

    戸山原(とやんばる)古墳の墳丘”のみ”を見た後は、13㎞ほど北の伊方(いかた)古墳を再訪。 昨年9月に、扉の外から石室を覗きました。 massneko.hatenablog.com 雨が強く降っていましたが、仮設テントに担当の方がおられ、石室内へ案内していただけました。 南東に向けて開口。 墳丘の東は下り斜面で、その先には遠賀川の支流・彦山川のさらに支流が流れています。 その説明板。前回は下部が草で隠れていました。 県指定史跡 伊方古墳 昭和52年4月9日指定 伊方古墳は、今から1400年くらい前、古墳時代の終わり頃に造られたお墓です。 どんな古墳か調べるために発掘調査をしたところ、石室へ続く道である墓道や墳丘をとりまく溝である周溝が見つかりました。墳丘の大きさは直径約32mの円墳と考えられます。内部の石室は前室、玄室という二つの部屋がある複室構造の横穴式石室で、確認できる部分の長さは13

    伊方古墳(石室公開) 福岡県田川郡福智町伊方 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/05/01
  • 戸山原古墳1号墳(外観) 福岡県田川郡川崎町安眞木 - 墳丘からの眺め

    王塚古墳の石室を見学した後は、同時期に一斉公開されていた遠賀川流域の古墳をいくつか巡りました。 まずはエリアの東端、15㎞先の戸山原(とやんばる)古墳へ。 近くまで来ると、下真崎公民館前の交差点に会場を示す看板が。 その先で枝道に入る2カ所にも看板があり、それに従って最後はすれ違いが難しい細道を進んでいると、白い軽自動車3台とすれ違いました。 そのすぐ先の現地へ着くと… ああ無情。 午後1時20分ごろでしたが雨足が強くなっていました。案内には「小雨決行・大雨中止」とあるので、大雨と判断された直後だったのでしょう。 令和6年度春季遠賀川流域古墳・遺跡同時公開 戸山原古墳まつりの開催について | ReBorn!KAWASAKIMACHI:福岡県田川郡川崎町 誰もいなくなった墳丘。 山の中の雰囲気でしたが、地図を見ると左(北)側の林の先は崖になっていて木々が無ければ中元寺川が流れる平野が見渡せる

    戸山原古墳1号墳(外観) 福岡県田川郡川崎町安眞木 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/04/30
  • 王塚古墳・春の特別公開 福岡県嘉穂郡桂川町寿命 - 墳丘からの眺め

    竹原古墳と周囲の施設・墳丘を見た後は、一気に王塚古墳へ。 昨年9月に付属施設で見たレプリカに圧倒され、やはり実物をこの目で見たいと思って、”春の特別公開”にやって来たわけです。 ↓こちらはレプリカ 現地には11時半ごろ到着。 まずは墳丘裾のテントで受付をします。 番号は402番でした。その時点で100人待ち位。年に春秋の2回(2日間ずつ)しか公開されてないこともあってか多くの方が訪れるのですね。 15人ずつがまとまって厳重に管理された見学ルームに入り、ガラス越しに前室側から玄室をのぞきます。順番が近くなると右のテントで番号が呼ばれるのを待ちます。 1時間ぐらい待ちそうと言われたので、今回も墳丘へ。 青いシートの下が開口部。この後に雨が降って来たのでテントが活躍していました。 開口部の反対側の裾は静かな状態。 装飾館前の広場ではマルシェが開催されていました。 そこで購入した古墳バーガー。パン

    王塚古墳・春の特別公開 福岡県嘉穂郡桂川町寿命 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/04/29
  • 損ヶ熊古墳 福岡県宮若市原田字損ヶ熊 - 墳丘からの眺め

    損ヶ熊古墳は、竹原古墳から東に約2.5㎞、犬鳴川を渡った向かい側の丘陵端の立地。 2車線道路脇のわかりやすい場所ですが、路肩が無く見通しの良くない(が交通量はある)道なので、停めるところを探す必要があります。 東側から望むと正面に開口部が見えていました。 ズームで。 丘の上へは登りやすい斜路が。 墳丘の西側、開口部の背後に出ました。 そこには、周囲で”消失”した古墳の石室石材が置かれていました。 損ヶ熊古墳群の岩 この損ヶ熊・東向原丘陵には平成5~7年度に実施した原田遺跡群緊急発掘調査の際、13基の古墳が確認されました。 この岩は損ヶ熊2号・3号墳の石室を形成していた石材の一部です。古墳は発掘調査後に解体、数個の岩がここに運ばれ、この消失した古墳が当地に存在していた証として、ここに据え置きます。 古墳が元々あった位置も、示していただけるとありがたいですね。 いい場所に、しっかりと残る損ヶ熊

    損ヶ熊古墳 福岡県宮若市原田字損ヶ熊 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/04/28
  • 八幡塚古墳 福岡県宮若市竹原 - 墳丘からの眺め

    宮若トレッジを訪ねた際、同じ町内の「損ヶ熊古墳」の出土品の展示もあり、そこへも足を伸ばすことにしましたが、その途中で墳丘に出会ったので思わず立ち寄りました。 道路に向かって説明板が立っています。 八幡塚(はちまんづか)古墳 若宮町大字竹原字塚ノ元 山口川と黒丸川に挟まれた丘陵尾根上に築造された、周溝を有する径35m・高さ6.5mの犬鳴川流域では最大の円墳である。昭和47・51年に発掘調査が行われた結果、内部主体は南に開口する全長5.1mの竪穴系横口式石室であることが確認された。数度の盗掘にあっていたが、石室内より鉄剣・鉄刀・鉄鏃・馬具類(鞍等)が、墳丘裾より円筒埴輪片が出土した。5世紀後半頃の古墳と思われる。この一帯は八幡塚の他に斎藤塚、別当塚という古墳が存在していたという。別当塚は消滅しているが、八幡塚南の伊野神社に古墳が一部残っており、これが斎藤塚だと言われている。 若宮町観光協会・若

    八幡塚古墳 福岡県宮若市竹原 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/04/27
  • カンデオホテルズ奈良橿原 奈良県橿原市内膳町 - 墳丘からの眺め

    吉野を訪ねた際に、大和八木駅前の「カンデオホテルズ奈良橿原」に泊まりました。 9階のロビーやレストランからも眺めが得られますが 10階の展望風呂(スカイスパ)や休憩所からの眺めが最高でした。 こちらは休憩所(男女兼)からの眺め。東方向に耳成山。 耳成山の左肩に、うっすらと見えている三角が三輪山ですね。 その左、ガスタンクの先に箸墓古墳。 飛鳥は南東方向。 手前に天香久山。右が甘樫丘ではないでしょうか。 東側に面した男湯では露天風呂からこの眺めが見られ、爽快でした。 エレベータホールから見た西方向に二上山。 施設としては異なりますが、風呂の南側は橿原市役所分庁舎の展望施設「ミグランス」となっていて、南側の眺め(特に畝傍山)が良く見えるようです。9時~21時半で無料。現地では分からなかったので次の機会に訪ねてみたいと思います。 10F 展望フロア | ミグランス 橿原市役所分庁舎 ランキング

    カンデオホテルズ奈良橿原 奈良県橿原市内膳町 - 墳丘からの眺め
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    k10no3 2024/04/25