ブックマーク / niigata-sanpo.hatenablog.com (243)

  • 小諸城址 懐古園へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    近隣の桜が終わってしまったので、少し遠出をして長野県の桜を見に出かけた。 「日さくら名所100選」に選ばれている小諸城址懐古園へ。 国指定重要文化財の「三の門」。一度水害で流され、1766年に再建されたもの。 日百名城のひとつに数えられる小諸城は鎌倉時代からの古城で、 「攻めるに難しく守るに易い城」「難攻不落の城」と言われていた。 園内のいたるところに見事な石垣が残されている。 訪れたのは4月19日。 桜は見頃後半で地面に花びらが散っていた。 丸跡に建つ「懐古神社」。 小諸城は明治維新後に廃城となったが、 城が荒廃していく様を憂いた旧小諸藩士達が資金を集めて三之門より城内を払い受け、 丸跡に神社を祀り、花木をを植えて公園にし、「懐古園」と命名した。 丸跡。 懐古神社には、天満宮(菅原道真公・天神様)と火魂社(火之加具土命・荒神様)、 そして歴代の小諸藩主の霊が合祀されている。 神

    小諸城址 懐古園へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
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    k10no3 2024/05/29
  • 彌彦神社の桜 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    越後一宮、彌彦神社。 この桜が満開になると、あたりは一気に華やいだ雰囲気に。 彌彦神社、東参道側のソメイヨシノが満開だった。 華やかな桜が参拝者を迎える。 広い駐車場を囲むように植えられているソメイヨシノ。 どれも立派な木で、一斉に咲くと実に壮観。 この景色を見ると「春が来た」という気分になる。 桜、鳥居、弥彦山が全部見えるいつもの場所から撮影。 満開の桜に囲まれて参拝できるのは、春ならでは。 入り口の鳥居の近くへ。 見上げると桜に包まれているよう。春爛漫である。 青空の下、ちょうど満開の桜を見ることができた。 彌彦神社「桜苑」には、50種類以上の桜が植えられている。 品種によって開花時期はまちまちだが、 咲いていたものも結構あったので、次回はそんな桜たちを… 彌彦神社の桜、後半へ続きます。

    彌彦神社の桜 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
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    k10no3 2024/05/25
  • 悠久山へお花見に - NIIGATAさんぽびと

    桜満開の晴れた日、長岡市の「悠久山公園」へ。 ソメイヨシノや枝垂れ桜、八重桜など約2,500の桜が咲くお花見スポット。 訪れたのは4月12日。 まずは公園の入り口に建つ「蒼柴(あおし)神社」にお参り。 何か不思議な力に守られているような神社で、 1868年の北越戊辰戦争、1945年の長岡空襲という、長岡を襲った二度の戦火では焼失を免れ、 2004年の中越地震でも倒壊しなかった。 国の登録有形文化財に指定されている。 この神社には、「るろうに剣心」のファンも参拝に訪れるという。 漫画の作者が長岡出身で、 作中に登場する人気キャラ、御庭番衆の頭・四乃森蒼紫の名は、 この神社を含む一帯が「蒼柴の森」と呼ばれたことに由来するらしい。 少年ジャンプつながりでもうひとつ。 「リンかけ」ファンならご存知と思いますが、 天才ピアニストでありながら、ジェットアッパーを放つ、黄金の日Jrのひとり、 河井武

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    k10no3 2024/05/21
  • 夕方の仁箇堤 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    桜満開になった仁箇堤。 人影も消える夕暮れ時、いつもの静けさに包まれていく。前回の続きです。 少しずつ陽が傾いてきた。 いつものように、堤の上で桜を楽しんだ後、脇にある林の道へ。 少しずつ朽ちていく橋。綺麗な時に渡ってみたかった… 夕方の光は暖かくて優しい。水面が黄金色に輝いて。 残照の桜並木。 だいぶ陽も傾いてきたので、そろそろ戻ろう。 夕日を浴びて輝く新芽。 まだ日没時間には間があるが、 この堤は、太陽が山に隠れてしまうので暗くなるのが早い。 角田山もすっかりシルエットに。 桜満開の仁箇堤。夕暮れの水辺で静かな時間を過ごした。 こんな花見もいいもんです。

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    k10no3 2024/05/19
  • 夕方の仁箇堤 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    水辺で静かに桜を眺めたくて、いつもの堤へ。 柔らかな光が照らす夕刻のお花見です。 角田山の麓にある仁箇堤。 静かな時間に浸りたくなると訪れる、お気に入りの水辺。 堤の上に並んだ20ほどの桜が満開だった。 仁箇堤は、江戸時代に小さな丘陵の出口をせき止めて造られた貯水池で、 その後、周辺の整備や堰堤改修を経て、現在も農業の水源池として利用されている。 すぐ近くにある上潟潟公園は、朝から花見客で大賑わいだが、 元々この小さな堤に来る人はあまりいない。 静かに桜を眺めたくて、夕方の時間帯を選んでやってきたが、 ほとんど人影はなく、期待通りの静けさ。 水辺の桜並木を独り占め。なんだか贅沢な時間… 川や池の堤に桜が植えられるようになった理由は、 大勢の花見客が歩くことによって、踏み固められて丈夫な堤になるため、とテレビでやっていた。 最初に考えた人、なんて賢い。そして、ありがとう。 ここの桜はかなり

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    k10no3 2024/05/17
  • 春爛漫の上堰潟公園 - NIIGATAさんぽびと

    風が菜の花の濃い香りを運んでくる。 今年も桜と菜の花が満開の上堰潟公園へ。 四季それぞれに美しい上堰潟公園。 桜と菜の花が咲き誇る春が今年もやってきた。 天気がいいこともあって、たくさんの花見客で賑わっていた。 散歩したり、シートを広げたり、テントを張ったり、思い思いのお花見。 桜の神様、木花開耶姫(このはなさくやひめ)の像。 桜の隙間から角田山を。 アングルを変えながら。 花を見ながら一周2kmの遊歩道。広い景色が気持ちいい。 水面がキラキラ。 餌を探しながらゆっくり歩いていたサギ。 カモものんびり。 白木蓮かな? 大きな白い花をたくさん咲かせて。 2の桜が繋がるように咲いている布目夫婦桜。 今年も春色に癒された上堰潟公園でした。

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    k10no3 2024/05/15
  • 福島へ桜旅⑦ 〜郡山 三春・後編〜 - NIIGATAさんぽびと

    滝のように枝垂れたピンクの花が、濃い緑に浮かび上がっている。 一泊二日の福島の桜旅もいよいよラストです。 ⑱ 天神夫婦桜 今回の桜巡りもあと2箇所。雪村桜からほど近い天神夫婦桜へ。 三春駒や三春張子を作る職人の集落「高柴デコ屋敷」の奥、 小高い丘の上に、大きな2の桜が夫婦のように寄り添うように立っている。 樹齢約500年の2のエドヒガンで、1は枝垂れ桜。 菜の花に囲まれて。 桜の下のお堂には学問の神様である菅原道真が祀られている。 里を見下ろすように、2が重なって立つ大桜。 下から見ると2種類の枝がよくわかる。 桜の脇には赤い椿が咲いていた。 ⑲ 福聚寺桜 旅のラストは三春の福聚寺(ふくじゅうじ)へ。 一度見たかった桜。訪れるのは初めて。 福聚寺は戦国時代の三春城主・田村家の菩提寺である臨済宗のお寺。 芥川賞作家の玄侑宗久さんが住職を務めている。 桜がたくさん植えられている境内。

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  • 福島へ桜旅⑥ 〜郡山 三春・前編〜 - NIIGATAさんぽびと

    三春町や郡山市は、美しい一桜が数多く点在しているエリア。 滝桜を見た後、周辺をまわってみることに。 福島の桜旅の二日目。 滝桜を見た後、どこへ行くか、はっきりとしたプランは立てていなかった。 三春町や郡山市には、滝桜の子孫も多く、見応えあるしだれ桜がたくさんある。 開花情報を見る限り、まだ少し早いような気もしたが、懐かしい桜を巡ってみた。 ⑭ 紅枝垂地蔵ザクラ 福島県の桜番付で、東の横綱は滝桜。 そして西の横綱に選ばれているのがこの紅枝垂地蔵ザクラ。 名前の由来は木の根元にある地蔵堂。 赤ん坊の短命、夭折の難を逃れるため、人々がこのお地蔵様に願をかけたといわれている。 三春滝桜の娘といわれる樹齢約400年のしだれ桜で、 郡山市の天然記念物に指定されている。 背丈は母親の滝桜よりも少し高く、翼のように広げた枝に、濃いピンクの花を咲かせる。 花を咲かせた枝もあったが、見頃には少し早かったよう

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    k10no3 2024/05/11
  • 福島へ桜旅⑤ 〜滝桜〜 - NIIGATAさんぽびと

    前日、ライトアップされた美しい姿に魅せられた滝桜。 せっかくなので昼間も見ようと朝一番に訪れた。 福島の桜旅2日目。 郡山のホテルをチェックアウトして、再び三春へ。 普段、新潟の自宅から滝桜に行くには、渋滞を避けるために相当早起きしなくてはならない。 今日は幸せなことに目と鼻の先!  しっかり朝をとってから出発。 ⑬ 滝桜 前日に満開が発表されたからか、 平日にもかかわらず、9時前には広い駐車場はほぼ埋まっていた。 出店が並んだ道中もすっかり春めいて。 夜の姿とは打って変わり、菜の花に囲まれて明るいムードの滝桜。 樹齢1,000年以上といわれるエドヒガン系ベニシダレザクラで、 桜の木として初めて国の天然記念物に指定された。 山高神代桜(山梨)、根尾谷淡墨桜(岐阜)とともに、日三大桜のひとつ。 枝いっぱいに薄紅色の小さな花を咲かせ、 その姿が滝のように見えることから「滝桜」の名がついたと

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    k10no3 2024/05/09
  • 福島へ桜旅④ 〜夜に浮かぶ滝桜〜 - NIIGATAさんぽびと

    何百何千の人が見つめているのは、たった一の桜の木。 福島の桜めぐりの1日目のラストはライトアップされた滝桜へ。 福島の桜を巡る一泊二日の旅。 1日目、二松市街のお寺を巡った後、夕方、郡山のホテルにチェックイン。 少し休んでから向かったのは三春。 今回の旅の一番の目的が、ライトアップされた滝桜を見ることだった。 ⑫ 滝桜(ライトアップ) まだ明るさが残る空の下、ライトに照らされ浮かび上がる滝桜。 4月10日。ちょうどこの日、滝桜の満開が発表された。 そのせいか、平日にもかかわらず、ライトアップ開始の頃には広い駐車場はほぼ満杯。 少し離れた高い場所には三脚がズラリと並んでいた。 仕事帰りに滝桜へ… なんていう近隣の人も多いんだろうな。なんて羨ましい… 少しづつ空が濃くなっていく。完全に暮れる前の空も美しい。 空には綺麗な三日月が。 暗くなるにつれ、徐々に存在感を増していく滝桜。 笑顔でスマ

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  • 福島へ桜旅② 〜二本松・中編〜 - NIIGATAさんぽびと

    6年ぶりに福島へ一泊二日の桜めぐりの旅。 1日目の二松の続きです。 ④ 善性寺のしだれ桜 鏡石寺の次に向かったのは善性寺。 大きく枝を伸ばした枝垂れ桜が広大な墓地の真ん中あたりに立っている。 奥の高台から振り返るとこんな感じ。 真ん中あたりに立っているのがお目当ての桜。 実は、9年前にここを訪れた時、 善性寺を目指したつもりがお隣の長泉寺に着いてしまったため(今回もそう)、 今までこの木は長泉寺の桜だと思い込んでいた。 このあたりは隣接する久寺、長泉寺、善性寺、顕法寺が広い墓地でつながっていて、 どこまでがどのお寺のものか部外者にはよくわからない。 あらためて調べてみると、どうやらこれは善性寺の枝垂れ桜だったようだ。 まあ、どのお寺のものでも、美しい桜が見れればそれで幸せ。 9年前に来た時も、この木の下で夢中で写真を撮ったなあ。(長泉寺の桜だと思いながら) シャワーのように降り注ぐ桜。

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    k10no3 2024/05/03
  • 福島へ桜旅① 〜二本松・前編〜 - NIIGATAさんぽびと

    毎年、春になると、もう咲いたかなと思いを馳せる福島の桜。 競うように咲く桜の名木たちに会いに、6年ぶりに福島へ。 四季を通じて美しい自然が楽しめる福島県。 特に春は桜天国。数え切れないほどの桜の名所・名木で埋め尽くされる。 毎年、春になると思いを馳せていた福島の桜。6年ぶりに一泊旅行で巡ってきた。 出かけたのは4月10〜11日。 ちょうど見頃の桜、もうすぐ満開の桜、2日間で回れる場所は限られている。 開花情報を見ながら、とりあえず1日目は二松へ。 霞ヶ城公園はまだ早かったので、街中に点在するお寺を巡ることにした。 それぞれの距離も比較的近いため、限られた時間でも10箇所くらい回れるだろう。 普段ののんびり散歩よりも少しせわしないが、天気もいいのでレッツゴー! ① 大隣寺のしだれ桜 二松ICを下りて、まず最初に向かったのは大隣寺。 石段を上がっていくと、大きな枝垂れ桜が見えてくる。ほぼ満

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    k10no3 2024/05/02
  • カタクリ 揺れて - NIIGATAさんぽびと

    春の陽を浴びて輝くカタクリ。 無数の星が斜面いっぱいに揺れていた。 4月上旬、今年もまた村上市の諸上寺(しょじょうじ)公園へ。 日海を見渡す高台にある諸上寺公園は、 春になるとソメイヨシノやピンクの八重桜が次々と咲き誇る静かな公園。 桜はまだ蕾だが、お目当てはカタクリの花。 公園の広場からは日海が見渡せる。向こうに見えるのは粟島。 海と反対側の斜面がカタクリの群生地。 奥へ進むにつれて花が増えてきた。誘われるように歩いていく。 春になると早々に花を咲かせ、 ほかの植物が大きくなる初夏には休眠に入ってしまうカタクリ。 地上に姿を見せているのは春の3か月間だけ。 そのため、ヨーロッパでは「スプリング・エフェメラル(春のかげろう)」とか エフェメラルプラント(かげろうのように短命な植物)」と呼ばれる。 奥へ進むと斜面いっぱいに花の絨毯が。 春の光を浴びて。 カタクリを楽しんだ後、遊歩道を下っ

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    k10no3 2024/04/28
  • 春がそこかしこ - NIIGATAさんぽびと

    河津桜を見に来た県立植物園。 他の花たちも10日前より開花が進み、園内はいっそう春めいていた。 鮮やかな黄色に包まれたサンシュユの木。先日見た時より一段と花が増えていた。 葉よりも先に花が開くので、木全体が鮮やかな黄色に包まれる。 サンシュユ。なんか変わった名前だなあと思ったら、 中国名の「山茱萸」を音読みしたものらしい。 日の植物分類学の父と呼ばれる牧野富太郎がつけた和名が「春黄金花(ハルコガネバナ)」。 見事に咲いた花木を前にすると、どちらの名前もしっくり見えてくる。 園内には染井吉野や河津桜の他にも、いろいろな桜が植えられていて。 イギリスで、オオヤマザクラとコヒガンザクラの交配でできた桜「アーコレード」。 どことなく品がある薄いピンク色の花。 五泉市で見つかったコヒガンザクラの園芸品種「ホザキヤエヒガンザクラ」。 ん? 芝生になんかいるぞ。カラスかな… ズームしてみると オオバン

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    k10no3 2024/04/26
  • 河津桜 咲いた - NIIGATAさんぽびと

    池のほとりに咲いた優しげなピンクの桜。 県立植物園の河津桜の並木へ。 春は足早。すっかり桜も散ってしまった。 でも当ブログはまだまだ花盛り。ようやく河津桜が咲きました(笑)。 訪れたのは4月2日。 この日の10日前にも訪れた新潟県立植物園。 池のほとりに河津桜が植えられていることを初めて知った。 その時はまだ咲きはじめだったので、そろそろ満開になったかなと再訪。 池の対岸にピンクの並木が見える。 池もほんのり桜色。 対岸へ向かう途中にも河津桜が何か植えられている。 桜並木に到着。まだ木はどれも小さいが、これから年を追うごとに美しさを増していくだろう。 水辺にある花はいい。こんな景色を撮っている時間に癒される。 カモたちがのんびり。 優しいピンク色。 河津桜は、静岡県河津町に原木があったことからその名がついた。 カンヒザクラとオオシマザクラの交雑によって生まれたらしい。 水辺の花は一層きれ

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    k10no3 2024/04/24
  • 弥彦山で花歩き - NIIGATAさんぽびと

    新潟平野のほぼ中央部、日海に面した弥彦山。 登山道を彩る早春の花を求めてちょこっと散歩。 弥彦山スカイラインの冬の通行止めが解除された初日、 花を見ようと早速出かけた。 東京スカイツリーと同じ634mの弥彦山。 花の山としてはお隣の角田山が有名だが、 同じ弥彦山塊の主峰である弥彦山もまた、早春の花が咲き誇る人気の山。 「日百名山」を選定した文筆家で登山家の深田久弥も、 標高が低すぎるため「百名山」には選ばなかったものの、その素晴らしさを認めている。 いつものように中腹の能登見平に車を停め、雨乞山方面へ続く道へ。 田んぼが広がる平野を見渡しながら。 歩き出すとすぐに、たくさんのカタクリが。 日海を望む気持ちのいい尾根筋の道。 このあたりの登山道は「弥彦山 花のトレイル」と呼ばれ、 カタクリなどたくさんの花が咲く道。景色も花も楽しみながら。 ナニワズも黄色い花をつけていた。 蝶が日向ぼっ

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    k10no3 2024/04/22
  • 梅の里 - NIIGATAさんぽびと

    新潟県内でも有数の梅の産地、田上町。 春になれば、広い梅畑とその隣の公園には数え切れないほどの梅が咲き誇る。 なだらかな斜面一帯に植えられた約2,000の梅。小さな白い花を咲かせていた。 隣にある梅林公園には白梅や紅梅、枝垂れ梅などが咲き、まさに梅の里。 ここに植えられている木のほとんどは「越の梅(こしのうめ)」という梅漬専用種。 皮が薄く種が小さいので果肉が多いのが特徴で、 梅干しに加工されたり、青梅として出荷販売される町の特産品。 うねうねと広がった枝に、白い花をたくさん咲かせている。 梅畑を抜けて梅林公園へ。 白梅や紅梅、枝垂れ梅など、いろいろな種類の梅が植えられていて、小さな公園だがとても華やか。 白い花は清楚な感じ。 ピンクの花はふんわり優しげ。 つるし雛のような愛らしさ。 まるで流れる水のような枝垂れ梅にうっとり。 公園の脇では椿がひっそりと散っていた。この儚さも花の美しさ。

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    k10no3 2024/04/20
  • 春めいて - NIIGATAさんぽびと

    3月下旬の晴れた日。 こんな日は花でも見ようと県立植物園のまわりをぐるっと散歩。 新潟県立植物園のまわりには様々な花木が植えられている。 まだ咲いている花は少なかったが、春の陽射しを浴びながら、きれいな園内をのんびりと。 入り口からのアプローチではカラフルな園芸品種の花々がお出迎え。 春の訪れを感じさせてくれた。 早春から咲いていたロウバイはもう終わりかけ。 園内にあるツバキ園へ。 ここには500株を超える園芸品種や野生種が植栽されている。 残念ながら終わりかけの花が多かったが、様々な咲き姿に癒された。 咲く花、散る花。  春のバトンは花から花へ。 木々の芽吹きを眺めながら。 足元を見れば、ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリがたくさん。 冬の厳しさに耐え、春になれば小さな花を咲かせるタフな野花たち。 ヒメオドリコソウの花は薄紫色を混ぜたような淡いピンク色で、とても小さい。 花言葉は「春の訪

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    k10no3 2024/04/18
  • 里山で春探し - NIIGATAさんぽびと

    3月の中旬の晴れた日。 冬季休園が開けたばかりの雪国植物園で春探し。 春のオープン直後はかなり雪が残っていることもあるのだが、 今年は雪が少なかったので、すっかり春の景色だった。 御目当てのひとつは雪割草。もともと園内に自生している花だが、 以前はあまり見なかったカラフルなものが咲いているところをみると、最近は植栽しているようだ。 この日はいつもと違うルートで。尾根づたいの見晴らしの良い道を登っていく。 春の野山を彩るマンサク。 日当たりの良い斜面には、星のようなオウレンがたくさん。 優しい色のショウジョウバカマ。 奥へ進んで行くと、ところどころに雪が残っていた。 カラカラの姿で冬を越えたアジサイ。 展望台から見る風景に心が和む。 ザゼンソウやホクリクネコノメソウも見つけた。 きれいな水の中に奇妙な物体。サンショウウオの卵かな。 福寿草が群生している場所があって、そのあたりだけ華やかに見え

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    k10no3 2024/04/15
  • 梅に誘われ - NIIGATAさんぽびと

    赤、白、ピンク。境内に咲く様々な梅。 約130の梅が咲く蒲原神社へ。 蒲原神社は、創立1200年以前と推定される蒲原郷の総鎮守。 夏に行われる「蒲原まつり」では、450店余りの露店が並び、大変な賑わいをみせる。 梅の名所としても知られ、春には優しい花で彩られるところ。 梅の花に誘われて、今回初めて訪れた。 境内に植えられている梅は、約13069種類。 品種によって咲き具合もまちまちなので、まだ蕾の木もあった。 綺麗に咲いている木を探しながら。 しっとり見えたり、華やかに見えたり… うねうねした枝振りも梅の魅力。 枝から枝へ飛び回っていたヒヨドリ。観察していると、どうやら虫を捕まえていたようだ。 神社などでよく目にする白い紙。 ちゃんとした名前があるはずと調べてみたら、「紙垂(しで)」というらしい。 神聖であることを示す印で、悪いものを寄せ付けないためにつけるそうな。 これを見ると、ちょ

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    k10no3 2024/04/13