【読売新聞】評・岡本隆司(歴史学者・早稲田大教授) 本書の著者を知ったのは、2006年夏の産経新聞紙上、評論家の呉智英が指摘した「すべからく」の「誤用」を 寓 ( ぐう ) 目 ( もく ) してのことと記憶する。「すべからく」を
【読売新聞】 「パ行がかわいい」。音が持つイメージについて研究する学者が、こんな研究成果を発表している。音そのものがイメージを持つ「音象徴」という現象から、日本人には「かわいい」と感じる音があるそうだ。それならば、理論上「かわいい」
【読売新聞】多くの犠牲者が出た東日本大震災の発生から11日で、13年を迎える。長い時間を経て感じられるのは、被害を語り継ぐのも、現在も苦しむ人に掛けられるのも言葉だという事実だ。能登半島地震の発生を踏まえた今、改めて災害と人間、言葉
【読売新聞】 ノーベル文学賞を受賞しながら、邦訳が進んでいなかった文学者の作品が相次ぎ翻訳刊行された。現在のタンザニアに生まれ、英語で執筆するアブドゥルラザク・グルナさんの『楽園』(粟飯原文子訳、白水社)と、ノルウェー生まれのヨン・
【読売新聞】 小樽市赤岩地区に設置されている道路標識の英語表記で、「小樽港」が「小樽おなら」と読める誤記があった問題は、インターネットやSNSで拡散され、大きな反響を呼んだ。特に関心が高かったのは、なぜ30年もの間、見過ごされてきた
【読売新聞】 鹿児島大の学生たちが、鹿児島弁をAI(人工知能)に学習させ、「チャットGPT」で翻訳するシステムを開発した。精度の向上など実用化に向けては課題もあるが、災害時に鹿児島県外から派遣された医療従事者と地元住民が円滑に意思疎
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