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こどもと物語に関するkaerudayoのブックマーク (3)

  • アオサギの話しかしない『君たちはどう生きるか』考察&感想&レビュー - 沼の見える街

    アオサギという鳥が好きだ。日中で見ることのできる、とても身近な野鳥でありながら、大きな体をもち、翼を広げれば全長は1.5メートルにもなる。あまり人や外敵を恐れぬ泰然とした佇まいにも目を奪われる。目元から冠羽へとつながる濃紺の模様や、長い首を彩る斑点、くすんだ青灰色の色合い…。いわゆる「サギ」として連想する真っ白な羽のシラサギ(実はこれは種の名前ではなく、ダイサギ・チュウサギ・コサギらをまとめた通称なのだが)とは一線を画する、野性的な美をアオサギはその身にまとっている。 そのルックスに恥じず、アオサギの暮らしはワイルドだ。魚や虫や甲殻類だけでなく、時には同じ鳥類や小型哺乳類まで捕する。「張り詰めた弓」のようにジッと動かないかと思えば、突如として矢のような瞬発がひらめく。長い首を素早くのばし、鋭いくちばしで獲物を捉えるのだ。堂々たる巨体の優雅さと、刃物のような攻撃性を兼ね備えたアオサギを眺

    アオサギの話しかしない『君たちはどう生きるか』考察&感想&レビュー - 沼の見える街
    kaerudayo
    kaerudayo 2023/07/30
    “血縁に基づく「大いなる宿命」とやらよりも、カオスで得体のしれない他者と「友だち」になれるかもしれない、そんな不確定な人生を眞人は選んだのだ。” 良い考察だった。世界は閉じられていない、運命は選べるよ
  • 【映画感想】天気の子 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ 高校1年生の夏、帆高は離島から逃げ出して東京に行くが、暮らしに困ってうさんくさいオカルト雑誌のライターの仕事を見つける。雨が降り続くある日、帆高は弟と二人で生活している陽菜という不思議な能力を持つ少女と出会う。 www.tenkinoko.com 「天気の子Blu-rayスタンダード・エディション 発売日: 2020/05/27メディア: Blu-ray 2019年、映画館での15作目。 平日の朝の回で、観客は50人くらいでした。 上映前に、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の予告が流れてきました。2020年6月公開予定、か……僕はそれまで生きていられるのだろうか、そもそも、これで当に終わるのだろうか…… その2時間後、『天気の子』を観終えて、僕は思ったのです。 「ああ、『天気の子』は、『エヴァンゲリオン新劇場版』よりも先に、『エヴァンゲリオン』を終わらせてしまったな……

    【映画感想】天気の子 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    kaerudayo
    kaerudayo 2019/08/18
    オメラスの子どもを思い起こした、私も
  • 人間になった人魚姫の裸を数十年間オカズにしている話

    世の中には誰でも知っている物語をこんな風に汚れた目で見ている奴もいる。 物心付いた頃から、世の中に存在する数多くの人魚姫の絵に対して、言いようのない困惑を抱いていた。 人魚姫、それは様々な子ども向けの読み物の中で唯一、女主人公が読者の目に全裸を晒す場面のある物語だった。 幼少期の俺にとって、魚の尾鰭が人間の女の下半身にすげ替わった直後の人魚姫の描写は、あまりにも衝撃的だった。 人魚達には人間のように、動きにくい服で生身の体を覆い隠す文化がない。 ほとんど生まれたままの体に装飾品をつけ、自由自在に海の世界を泳いでいる。 しかし、直前のページまで「人間ではない空想上の生き物」として許されていた人魚姫の姿は、人間の下半身と接続した途端、突然「子どもが見てはいけない生々しいもの」に変質する。 人魚姫が人間になろうとして、何もわからないまま「なり損ねた」ぶざまで痛ましい姿が、あの裸身なのではないか

    人間になった人魚姫の裸を数十年間オカズにしている話
    kaerudayo
    kaerudayo 2019/04/17
    すごい、その画像集見てみたい
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