ポルシェは7月11日、800Vで急速充電できる充電ステーションをドイツ・ベルリンに開設した、と発表した。 電動車両向けのDC急速充電ステーションは通常、400Vの電圧で作動する。400kmの航続に必要なバッテリーの充電時間は、40~80分。ポルシェによると、電圧を800Vに上げると、400kmの航続に必要なバッテリーの充電時間は、20分以内へ大幅に短縮できるという。 800Vの急速充電ステーションの建設は、革新的な技術をテストするパイロットプロジェクトとして実施。ポルシェ車以外の電動車でも、無料で利用することができる。 なお、この急速充電ステーションは、「コンバインド・チャージング・システム」(コンボ方式)に対応。また、ポルシェは2019年に初の市販EV、『タイカン』を投入する予定。タイカンは800V技術を搭載したポルシェの最初の量産車になる予定、としている。 《森脇稔》
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