「副業を始めたばかりの頃、土日をフルに使って副業をしてしまい、1カ月で生活が破綻した」。GMOブライツコンサルティングの加藤恭久IPソリューション部シニアコンサルタントは、苦笑交じりに振り返る。同氏は副業で、ストレッチを施術するリラクセーションサロンのスタッフとして働いている。 加藤シニアコンサルタントの副業ライフが破綻したのは、疲労で本業に影響が出てしまったからだ。その後、副業先と交渉して、日数を減らしてもらった。現在は本業のノー残業デーである金曜日の就業時間後の3時間と、土曜日夜の5時間だけ副業をする生活スタイルにした。日曜日は完全オフだ。 週8時間の副業は1カ月間の合計では32時間になるが「本業と無関係の副業だからか、使う脳と筋肉が違うと感じる。今のペースだと本業に影響するような疲れはたまらない。むしろ、休日にスポーツをして、リフレッシュをするような感覚だ」(加藤シニアコンサルタント