ヨーロッパ中部のスロバキアで15日、フィツォ首相が何者かに銃撃され病院に搬送されました。ロイター通信はスロバキア政府の情報として命に関わる状態だとしています。 スロバキアで、15日、政府の会議に出席するため中部のハンドロバを訪れていたフィツォ首相が何者かに銃撃されました。 イギリスの公共放送BBCは、地元メディアの情報としてフィツォ首相が会議を終えて地元の住民にあいさつしている際に銃撃されたと伝えています。 フィツォ首相は腹部を撃たれ、病院に搬送されたということで、ロイター通信はスロバキア政府の情報として命に関わる状態だとしています。 銃撃した人物は現場で取り押さえられたということです。 フィツォ氏は去年9月に行われた議会選挙でロシアが侵攻を続けるウクライナへの軍事支援の停止などを訴え野党を勝利に導き首相に就任しました。