静岡県議会は定例会のたびに不測の事態に陥ることが“恒例”となってしまっている。それも原因が常に知事にあると聞けば驚く人も多いだろう。3月18日に閉会した2月定例会も例に洩れず、最終日の本会議は緊張感に包まれた。 失言再び?「藤枝東はボールを蹴ることが一番重要」「磐田は文化が浜松より高かった」懲りない川勝知事 定例会のたびに“荒れた”1年静岡県議会(定数68・欠員1)は川勝平太 知事と反目する自民改革会議が67議席のうち41議席を占めていることから、議会が紛糾する場面をしばしば見かけるが、それでも2023年度ほど“荒れた”1年は過去にもないだろう。