新宿ゴールデン街(東京都新宿区)が人気だ。狭い路地に古い木造の飲食店がひしめき合う街並みが珍しいと外国人や若者がつめかけている。私は学生時代、この街のバーでアルバイトをしていた。街が注目されるのはうれしいが、毒のない「テーマパーク」扱いには違和感もある。改めて街を歩き、観光客にあまり知られていない場所や歴史を探った。【大場伸也/統合デジタル取材センター】 活気に満ちる街 9月26日午後7時半ごろ、私とカメラマンはゴールデン街のゲートをくぐった。ラグビー・ワールドカップの開催中とあって、大きな荷物をかついだ外国人や若者であふれかえり、街じゅうが活気に満ちている。 ゴールデン街は6500平方メートルほどの区画に280軒以上の飲食店がびっしりと密集している。第二次世界大戦後の混乱期にできた闇市が起源で、路地ごとに「1番街」「3番街」といった呼び名がついている。 私が働いていたのは1990年代後半
政府は、就職氷河期世代の就労支援関連施策として、2020年度予算の概算要求に総額1,344億円を計上し、この世代の正規雇用者を今後3年間で30万人増やす目標を掲げています。採用担当者は、政府の支援策の内容を「就職氷河期世代支援プログラム」で確認しておきましょう。 1,700万人とされる就職氷河期世代 就職氷河期世代とは、バブル崩壊後に高校や大学を卒業した30代半ばから40代半ばの世代です。景気低迷の影響により、なかなか就職することができず、現在もフリーターや派遣労働など、他の世代よりも不安定な働き方を強いられている人が多い世代です。 その数はざっと1,700万人。このまま不安定な雇用形態が続けば、年金制度や健康保険制度などの社会保障制度を維持することにも支障をきたし、また氷河期世代そのものが、いずれは社会的負担となるという指摘すらあります。 多彩な就職氷河期世代支援プログラム 就職氷
いま角換わり戦法(以下角換わりと略)をメインに据えているトップ棋士が多い。 豊島将之名人(29)は今春の名人戦で、角換わりで先手2勝+後手1勝をあげ、名人獲得の原動力となった。 広瀬章人竜王(32)は昨年の竜王戦で羽生善治竜王(当時)(48)に角換わりで3勝をあげ、竜王獲得の原動力となった。 渡辺明三冠(35)は昨年から今年にかけて先手番で角換わりを採用したときに9割近い勝率をあげ、復活の原動力となった。 このように角換わりはトップ棋士ほど採用率が高く、また勝率も高い。王座戦でタイトルを争う斎藤慎太郎王座(26)と永瀬拓矢叡王(27)も角換わりを得意としており、第1局では角換わりで千日手になった。 いまの将棋界は、角換わりを制するものは棋界を制すると言っても大げさではない。 プロ間における戦法選択の現状 相居飛車の戦いは、大きくわけて4つの戦法選択がある。 角換わり矢倉戦法相掛かり戦法横歩
いま日本で住所を喪失する人が増えている。車上生活者・ネットカフェ難民が溢れている。いったん住所を失うと、不安定な生活から抜け出せない蟻地獄にハマる。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』) ※有料メルマガ『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』好評配信中。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。 決して他人事ではない住所喪失、社会的に「存在しないも同然」に 住所を失って途方に暮れる人たち 2019年8月20日。群馬県でひとつの事件が起きていた。 58歳の女性から「92歳の母親が車の中で死亡している」という110番通報があったのだが、警察
家をなくすと、いろんな概念が変わる大阪府出身、アメリカIT企業勤務。アドレスホッパーコミュニティのいち創始者でAddress Hopper Inc. CBO(共同創業者)Photo: Ryuichiro Suzuki——家を持たないとどんなことが変わりますか? まずモノへの考え方が変わってきます。やっぱり物量を減らさないといけないので、本当に大切なものしか残さなくなります。 家がなければその分、旅費に充てられますし、それに家を空けてると防犯や湿気、火事などの要らない心配をしないといけませんがそれもなくなりますね。 ——通勤の概念もなくなりますか? 毎日、同じルートを行ったり来たりがなくなるので、いろんな地域見て回れるようになります。同じ東京でも全然違うんだなあと気づかされますし、逆にラッシュアワーも楽しめるようになります(笑)。 会社にはなるだけ行くようにしていますが、コワーキングスペース
人にはさまざまな「弱み」があります。 容姿、頭脳や、どうしても直せない悪癖…。生まれついての“人より苦手なこと”に落ち込んでいる人もいるのではないでしょうか。 しかし、そんな弱みがありながら、独自の活躍をしている人たちもいます。 新R25の8月の特集「弱みは強み」では、そんな人々に、「弱みとの付き合い方」「弱みをどうやって強みに変えたのか」を聞いていきます! 今日登場するのは、phaさん。エンジニアやクリエイターがゆるく集まるシェアハウス「ギークハウス」を立ち上げ、「日本一有名なニート」と呼ばれた人物です(現在では、収入などが増えたとしてニートを名乗るのをやめているとのこと)。 「頑張らない」「頑張れない」という致命的な弱み(?)を持つphaさんは、どのように独自のポジションを築いてきたのでしょうか? また気になるのは、京大という優秀な学歴なのに「頑張れない」ってどういうこと?という部分。
中高年になったロスジェネ お金を渡せばいい つながり失うことを恐れない 「ロスジェネに、つながりはいらない」。ロスジェネの代弁者として発信を続けてきた赤木智弘さんは、雇用対策や街コンなど、つながりのきっかけを作ろうとする政策の限界を指摘。そして、ロスジェネを救う手段は「お金を直接、分配すること」だけしかないと訴えます。「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」で注目を浴びた赤木さんに、今、ロスジェネのためにできることをつづってもらいました。 中高年になったロスジェネ ロスジェネが注目された時代から、すでに10年以上が経った。 10年が経ったということはどういうことか。 それは「ロスジェネ世代が10歳、歳を取った」ということを意味する。 冗談やちゃかしで言っているわけではない。 10年前、すでに30歳前後となり、若者とは言ってもギリギリだった人たちは、その10年後には
はてブを見てたら「年収200万円で東京住んでるとかあり得ない。釣りだろ」みたいなコメントを見かけて、ちょっともにょっとしたので、思ったことを書いてみる。 ちなみに、TRADING ECONOMICSによると、南アフリカの平均月収は20,855ZAR(=約16万円=年収約192万円)【2019年第1四半期のデータ】 年収200万円で東京に住んでる人はものすごくたくさんいるという事実 東京における非正規雇用の比率東京都総務局統計部が出している労働力に関するデータ「平成30年平均 > 第 3 表 年齢階級別就業状態(男女計)」によれば、東京都の就業者数は平成30年の平均で約792万人だった。うち、25~34歳は約160万人で、20%を占める。若者がそんなに少なくないことがうかがえる。 また、「第 8 表 年齢階級、雇用形態別の役員を除く雇用者数」によれば、平成30年平均で、正規雇用は429万人、
ひきこもりに、家庭内の暴力が伴ったら、どうすればいいのか。日々暴力におびえ、眠ることすらできず、追い詰められた家族が、結果的に殺傷事件を起こす悲劇も繰り返されています。しかし、20年以上にわたりひきこもり問題に向き合ってきた精神科医の斎藤環(たまき)筑波大教授は、「適切に対応すれば、ほとんどの家庭内暴力は解決が可能だ」と言います。具体的な対応方法を聞きました。 否定的な言動への反発としての「暴力」――ひきこもりのうち、家庭内暴力はどのぐらいあるのでしょうか。 私の統計では、10%弱のケースに慢性的な暴力が伴い、50%程度に一過性の暴力が伴う。暴力と引きこもりは、親和性が高いと言わざるを得ない状況があります。ただ、それは外向きの攻撃性ではなく、内向きの攻撃性です。家で暴れているからといって通り魔になることはありません。 ひきこもりに家庭内暴力は少なくないが、犯罪率は低い。ここでの犯罪は、起訴
シェアハウスに住んでる人がよく言うのが「シェアハウスの近くで一人暮らしして、シェアハウスに遊びに来るのが一番いいんじゃないか」という話だ。 シェアハウスは住民非住民どちらも含めて、リビングにいつもいろんな人が集まっているので楽しい。でも生活の場所としては普通の個室があったほうが快適でもある。それならシェアハウスの近くに住んで、ときどきシェアハウスのリビングに遊びに来ればいいのではないかという寸法だ。 実際、シェアハウスというのは人によって向き不向きがあって、僕みたいに何年もプライバシーがあんまりない状態で暮らしてて平気な人もいるけど少数派で、他人と物や空間をシェアするのに向いてない人のほうが世の中には多い。シェアに向いてない人がうっかりシェアハウスに入ってくるといろいろと面倒臭いトラブルを起こすことになり、あまりよくない(いい加減そういうのにうんざりしてきた)。 シェアハウスの近くに部屋を
「ひきこもりが自己責任だという捉え方は明らかに間違いです。長引くひきこもりは、家族の思惑や社会のプレッシャーや本人の苦しさなど、さまざまな要因が複合して成立する現象で、自分の意思決定ではありません。どこの家庭でも、どんな年齢の誰にでも起こりうる現象ですから、世間は寛容になってもらいたいと思います」 こう語るのは、精神科医として30年前から不登校やひきこもりの問題に取り組んできた、斎藤環・筑波大教授(社会精神保健学)だ。 「中高年ひきこもり」の実態に初めて光があたった 40~64歳の「中高年ひきこもり」が、全国で約61万3000人いる――。先日、内閣府が発表した推計値は世間に大きな衝撃を与えた。これまで政府は39歳以下の「若者」を対象にした調査しか行ってこず(30代以下のひきこもりの推計値は約54万人)、今回の全国調査で初めて「中高年ひきこもり」の実態の一端に光があたったからだ。 自分には「
先月、安倍首相が現在30代半ばから40代半ばの「就職氷河期世代」に向けた支援策を検討することを発表した。名称を「人生再設計第一世代」に変更することや、地方への人材移動の促進などに、「名前を変えればいいってもんじゃない」「地方に追いやるのか」といった批判がネット上に溢れた。 そんな就職氷河期世代の思いを代弁したドラマとも言えるのが、『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)だ。原作の著者であり、自身も就職氷河期世代である朱野帰子氏は、与えられた「人生再設計第一世代」という名称に複雑な思いを抱いたという。 先月16日、『わたし、定時で帰ります。』(TBS火曜よる10時)のドラマの第1回が放送されました。「働き方改革」に注目が集まっていることもあって、ネットでは大きな反響があったそうです。 中でも、Twitterのトレンドに「三谷さん」というワードが上がっていることに私は驚きました。 第1回で、定
バブル崩壊後の超就職氷河期に社会に出た「ロスジェネ世代」ですが、ようやく国も彼らの救済に本腰を入れる覚悟を決めたようです。しかし、「補助金をバラまくのは愚策」とするのは、アメリカ在住の作家・冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、ロスジェネ世代を救済するとともに「経済成長への契機」を掴むことも可能な具体策を記しています。 ロスジェネ世代、どうすれば救えるのか? 俗に「ロスジェネ」とか「就職氷河期」と呼ばれた世代について、政府が具体的な対策に乗り出すようです。今年、2019年の夏から3年間をかけて集中支援プログラムを実行するための案を作成するというのですが、上手くいくのでしょうか? とりあえず報道されているのは、この4月10日に行われた経済財政諮問会議で、ロスジェネの世代を「人生再設計第一世代」という呼び方に変えるということが発表されました。これではまるで限界
Dear NEETs All Over the World - 2020年4月29日 劇場型株式会社 - 2020年4月24日 あいらぶれいわ - 2019年5月6日 ニート株式会社第4期取締役募集 - 2019年4月25日 神社 - 2018年12月28日 久々の投稿です。 ニート株式会社が 第4期取締役を募集することになりました! 募集サイトはこちら↓ https://entry2019.neet.co.jp 最近いろんな人がニー株を去ってしまい なんの踏ん張りもしてないくせに 一丁前に人生の大変さにも打ちひしがれている私は そんな時に どうすることもできないので 文章を書いては それを読んで いとおかしみたいなところがありましたが 現状を打破したい気持ちが まさってくると、 実際に誰かを説得したり、 文句を言ったり ストライキを起こしています。 そうやって人は成長していくものなのだと
ひきこもり多い氷河期世代…「生活保護入り」阻止へ早期対応 https://www.sankei.com/economy/news/190411/ecn1904110004-n1.html 10日の政府の経済財政諮問会議で、民間議員が提言した「就職氷河期世代」の集中支援。バブル崩壊後の景気悪化で新卒時に希望の職に就けないままフリーターや無職となった若者たちは既に30代半ばから40代半ばに達し、自宅にひきこもるケースも少なくない。政府は3年間の集中プログラムを通じて就職氷河期世代を正規就労に結びつけ、高齢期の生活保護入りを阻止したい考えだ。 上記記事によると、政府による「氷河期世代」の定義は、「平成5年から16年ごろに卒業期を迎えた世代」とのこと、すなわち1993年~2004年の間の約10年間に新卒生として社会に放たれた世代であり、現在、凡そ30代半ばから40代半ばに分布している世代ということ
政府は10日、経済財政諮問会議を開き、バブル崩壊後の就職難で正社員になれなかった「就職氷河期世代」の就労支援を本格化させる方針を示した。今後3年間の集中支援計画を作り、フリーターなどを半減させる方針。就職氷河期の初期世代が50代になる前に本格的な対策を打ち、雇用の安定化を狙う。 安倍晋三首相は同日の会議で「就職氷河期世代の方々への対応は国の将来に関わる重要な課題。具体的な数値目標を立て、集中的に取り組みたい」と強調。茂木敏充経済再生担当相に、今夏までに3年間の集中的な支援計画をまとめるよう指示し、経済界にも雇用の受け皿となるよう協力を求めた。計画は今夏にも策定される政府の「骨太の方針」に盛り込まれる。 就職氷河期世代はバブル崩壊や銀行の不良債権処理問題などで新卒採用が減った1993~2004年ごろに大学、高校を卒業した世代を指す。働く意欲があっても低収入で不安定なフリーター生活を余儀なくさ
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