皆様におかれましては最近巷で“まおゆう”等と呼ばれ話題となっているネット小説 【魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」著者：ママレードサンド氏】 というのをご存知でしょうか。 タイトルだけ見るといかにもなネタ小説みたいですが、これが予想を遥かに上回る骨太な面白さ。 ファンタジーに経済の要素を持ち込み、人類史の縮図的な展開をしていくわけですが、とにかくここでグダグダ書くより実際に読んでもらったほうが早いかと。 こちら↓のまとめwikiで全て読むことが可能です。かなり長い内容になってますが、お勧めです。 http://www35.atwiki.jp/maoyu/ で、そんな“まおゆう”に登場するヒロインの一人、火竜公女を描いてみました。 で、この火竜公女なんですが、七積ろんちさんのまおゆう動画にデザイン採用していただいちゃったりしました。 http://www.nico

魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」 http://maouyusya2828.web.fc2.com/ 最近になって、「まおゆう」の存在を知って読んでいる最中。 まだ完読してない。11スレ前半ぐらいまで。 やっぱり、今こういうのウケるなってのは感覚的に分かる。 一つの対立構造に一つの敵ばかり押し付けられる、自分の立場と権利だけを主張してればいいんだと目隠しされる、そして偉い人がいつか何とかしてくれると信じて待ってろと無理やり空手形の約束を掴まされる。 あとは、悪い奴、みんなから浮いている奴を探せ、それを叩いていれば世は事もなし。 そんな閉塞感が飽和状態に来ている。それはやはり自分だけの事じゃないと思い知らされる。 まおゆうが書かれた背景にも、ここまで評判を呼んだ背景にも、そういう空気の存在を感じた。 togetter-まとめ 魔王×勇者と植民地主義、あるいは

22 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします：2009/09/17(木) 19:47:37.22 ID:z6GJxeoP ――魔王城東翼、別館、古城民宿“まおー荘”大きな客間 ガチャ 勇者「……ん、っせっと。っと」 魔王「……すぅ」 勇者「うわ、こりゃまた。……すげぇな。 良く判らんけど、ベッドに天井ついてるぞ」 魔王「……んぅ」 勇者「そぉっと、そぉっと……。 うわ、近寄ると余計すげぇ。 ……下手な宿屋の部屋と同じくらい でかいぞ、このベッド。どんな布団だよ」 ぼふっ 魔王「うー」 勇者「起こしちゃったか」 魔王「……うー」 勇者「気持ち悪いか？　トイレ行くか」 魔王「……」きゅっ 勇者「いや、けろけろ吐くなら俺の服には吐くなよ？」 魔王「くっ……」 （メイド長っ。こんな発言にどうやってムードなんて 作ればいいのだっ！？） 23 ：以

2010年05月16日22:09 カテゴリ小説 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」を読んだので紹介してみる 最近「まおゆう」や「魔王勇者」というワードをよく見かける人が多いと思います。それが魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」というWEB小説です。実際は２ちゃんねるに投稿されたものですがまあWEB小説でいいのかな。 書籍化という話もあり日に日に話題にあがることが増えていますが僕はTwitterでその存在を知り、平和の温故知新＠はてなさんのこの記事で後押しされ読みました。 さて内容なんですが、タイトルと同じ台詞から始まります。いわゆる「世界の半分を〜」というやつですね。当然勇者は断ります。ではいざ最終決戦！となるかと思いきや魔王は説得を続けます。 なぜ人間と魔族が戦争をしているのか、そしてその戦争が何をもたらしているのか。それは勇者の思うような魔族が悪者であり、戦争

魔王が世界を征服できない問題への一つの回答となる「まおゆう」 - 最終防衛ライン3 補章 まおゆうの生まれた背景 - 最終防衛ライン3 Lastlineさんの記事がとてもわかりやすくて良かった。 「なぜ魔王は勇者に交渉を持ちかけるのか」という「前提」を、日本のファンタジーRPG史観を通しておさらいしています。 これ、魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」の未読者が前知識として仕入れておくぶんには一番いいエントリじゃないかな、と思ったりもしました。ネタバレにならず、必要な前提だけ頭に入ってくる感じです。 そうそう。未読者向けの紹介記事としては、ちょっと前にアップされた平和さんのもネタバレが無くて、いいですね。 現在進行形で拡散中のweb小説「魔王勇者（まおゆう）」を紹介してみる - 平和の温故知新＠はてな こちらはゲーマーではなく、小説読み向けのエントリです。 追記 あ、紹介記事と

8 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします：2009/09/13(日) 18:18:24.27 ID:6HXLExsP ――開門都市、自治議会、執務室 東の砦将「こいつぁ……。本当なのか？」 副官「はい」 魔族娘「……あの、ほ、ほ……。本当なんです」 東の砦将「……っ」ぎりりっ 副官「三日ほど前からゲート方向へと移動する 蒼魔族の部隊も目撃されています。規模は不明なれど 1000以下ということはないかと」 東の砦将「警告を送ることも出来ないのか」だむんっ 魔族娘「ひっ。す、す、すみませんっ」 東の砦将「いや、すまん。気が立っちまった」 副官「……」 東の砦将「問題はこの手紙の主か……」 副官「はい」 「――魔族に敵対をしていた南部諸王国三ヶ国は 中央の国家連合と戦争を行う事になった。 南部諸王国三ヶ国は目下防御が弱体化しており、 海岸部、および

30 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/09/10(木) 14:59:58.18 ID:I7KnzzEP ――冬越し村、屋敷の厨房 勇者「お。おお？　こうか？　こうか！？」 メイド姉「もっと優しくしてください、勇者様」 メイド妹「もんでぇ。お兄ちゃん。もっと揉んでー♪」 もみもみ 勇者「なんて、ちっとも嬉しくないな。実際」 メイド妹「さぼっちゃダメだよお兄ちゃん」 メイド姉「ミルクっぽくて良い香りです」 メイド妹「ふふーん。細かい挽きの小麦だもん」 勇者「小麦は、挽きがきめ細かいほど高いからなぁ。 これ、随分高かったろ？　いいのか、散財して」 メイド妹「でも、パイ生地にするには、細かい方がいいんだよ。 馴れたら、色んな挽き方とか、大麦とか、蕎麦も試してみる」 勇者「ふーん。パイ、ねぇ」 31 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお

前スレ：魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」2スレ目 最初から：魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」 2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2009/09/08(火) 15:04:34.21 ID:SiczR/eW0 あーあ、こんな立て逃げスレにきちゃったよだれか乗っ取ってくれないかな 4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2009/09/08(火) 15:10:26.42 ID:RqcXB0dwO まただよ 前にも同じスレ立てただろ こんなの誰か現れないと盛り上がらないっての 続きを読む