「20年前」「観客のほとんどいない平日の昼間」の劇場で…のちSF大賞作家・長谷敏司が“新海誠作品”を鑑賞していたワケ 私がミニシアターで観た思い出の映画
2024年5月10日(金)、東京都内某所にて、第16回GA文庫大賞の授賞式&受賞パーティーが開催された。GA文庫では、昨年に出席者を一部の歴代受賞作家に絞る形で、4年ぶりとなるリアル会場で授賞式を開催。今年はついに、コロナ禍以前の形式となり、出席者が100名を超える規模での開催となった。リモートや規模の縮小を経て、数年ぶりに顔を合わせたという作家陣も多く、会場のあらゆる場所で喜びの声が聞こえてくる貴重な機会となった。 第16回GA文庫大賞では前期で713作品、後期で811作品、通期で1,524作品の応募があった。そしてこのたび、《金賞+審査員特別賞》に1作品、《金賞》に2作品、《銀賞》に3作品の計6作品が受賞を果たした。このたび設けられた《審査員特別賞》は、GA文庫大賞初の試みとなり、特別審査員である大森藤ノ氏一押しの作品に贈られる賞として、1作品が《金賞》との同時受賞となった。授賞式には
カカオピッコマがヨーロッパ市場進出拠点である「ピッコマヨーロッパ」法人撤収カードを取り出したのは主力である日本市場に集中するという意味と解説される。 カカオピッコマは日本でウェブトゥーン·ウェブ小説プラットフォームを運営しているカカオの子会社だ。 カカオ共同体の未来の食べ物の核心軸であるカカオピッコマのグローバル事業戦略が「多角化」から「選択と集中」に再編されたという分析だ。 カカオピッコマが欧州事業の全面撤退という強手を置いた最大の理由は、市場性だ。 2021年、カカオピッコマがヨーロッパ法人を設立した当時、フランスはヨーロッパコンテンツ市場の中心地として全世界のプラットフォーム企業の注目を集めた。 欧州の出版漫画市場も同様に、デジタル漫画へと転換する傾向にあった。 フランスを足場に欧州全域を攻略するというのが会社側の構想だった。 カカオピッコマが日本での成功をフランスでも再現するなら、
今回は皆様、『ラブラノ2024Winter』にご投票いただきありがとうございました。皆様のおかげでこの企画をさらに盛り上げていくぞという気持ちが盛り上がりました。 あわせて読みたい 【挑戦実験企画】おすすめ季別ライトノベル投票企画『ラブラノ2024Winter』を開催します【結果発表中】 ライトノベルの投票企画といえば年に一度宝島社さんが行っている自分も協力者を3年間やらせてもらった『このライトノベルがすごい』さんやキミラノさんの『次にくるライ... また、皆さんのおかげで見逃していた良い作品も色々見つけることが出来たと思います。ありがとうございました。 今回、いろんな作品のご紹介をいただいた結果大賞作品が3作品、それに次ぐ作品が4作品(今回は入選作品とさせてください)という形で発表出来る形になりました。それでは結果の詳細のほうを発表していきたいと思います。 大賞:東崎惟子先生『少女星間漂
大人気TVアニメ化作品が新たな視点で描かれる!全編フルカラーで彩られた『転生したら剣でした Rev:黒猫が最強の剣とレベルアップ』がピッコマにて独占配信スタート!フランと師匠の冒険が全編フルカラーで開幕!最強の剣と黒猫少女がSMARTOONでも暴れつくす! マイクロマガジン社(東京都中央区)は、『転生したら剣でした Rev:黒猫が最強の剣とレベルアップ』(原作:棚架ユウ/キャラクター原案:るろお、丸山朝ヲ/作画:タヌシモン)を、5月12日より電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」にて独占配信いたします。 転生したら剣でした Rev:黒猫が最強の剣とレベルアップ 原作:棚架ユウ/キャラクター原案:るろお、丸山朝ヲ/作画:タヌシモン https://piccoma.com/web/product/163093?etype=episode フランと師匠がSMARTOONの世界でも暴れつくす……!
1階マンガ・ラノベ図書館では、ライトノベルの草分け的な時代といわれる1970年代から1980年代までの小説を特集しています。1970年代にソノラマ文庫、1980年代に角川スニーカー文庫や富士見ファンタジア文庫などが創刊されました。 SF作品、学園冒険ものをはじめ、ファンタジーやゲームから生まれた作品など中・高校生向け小説が各出版社でレーベルごとに発表され、『ロードス島戦記』『フォーチュン・クエスト』など爆発的な人気を誇る作品も誕生しました。 今回の特集では、その一部をご紹介します。懐かしく感じられる方も初めて目にする方も、気になる作品があれば、ぜひ中二階のラノベコーナーで続きを探して読んでみてください。 リンク 『ライトノベルのはじまり』ブックリストページ
【特集】電子書籍ストアから見るライトノベルのいま BOOK☆WALKER×ブックライブ×Reader Store担当者座談会 独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2010年頃を契機にして、私たちの身近な存在となっている電子書籍にフォーカスした座談会をお届けします。昨今は紙の高騰なども相まって、電子書籍への注目度は日々高まりを見せています。ライトノベルの電子書籍も、話題の面でも売上の面でも、決して切り離すことはできない存在となっています。「電子書籍のライトノベルは売れているのか?」、「電子書籍で最も売れ線のジャンルは何か?」など、実情と実態について、総合電子書籍ストアである「BOOK☆WALKER」、「ブックライブ」、「Reader Store」の3社の担当者にお集まりいただき、電子書籍とライトノベルをテーマのひとつに据えつつ、電子書籍ストアから見えるライトノベルの景色など、様々なお話を語
勇者でもないのに勇者召喚に巻き込まれてしまった アラフォーサラリーマン、入間 巧。 間違って呼ばれて元の世界に戻ることも できなくなってしまったタクミは、 「巻き込んだお詫びに」と女神ノルンから 手厚すぎるほどの加護と過保護なサポートを受け、 剣あり魔法ありのファンタジー世界 『ミルドガルド』で人生をリトライすることに。 「戦闘職は絶対合わない」と地味な生産職を希望し、 バトルとは無縁の穏やかで慎ましい 異世界ライフを希望――のはずが 与えられたスキル『錬金術』は、聖剣から 空飛ぶ船まで何でも作れる超最強スキルだった……! ひょんなことから手にしたチートスキルで、 商売ではボロ儲け、バトルでは無双状態に!? 「第10回アルファポリスファンタジー小説大賞」 読者賞受賞、 シリーズ累計発行部数100万部突破、 コミカライズも絶好調の大人気作が、待望のアニメ化!
【コラム】コミック版がヤングアニマルで連載中!青春TS(性転換)ラブコメ「私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない 2」発売記念!伏見つかさ&コミック作画・じゃこインタビュー 『俺の妹』『エロマンガ先生』の伏見つかさ&かんざきひろコンビによるTSラブコメ「私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない 2」(電撃文庫)が5月10日に発売!「ヤングアニマル」でコミカライズ連載中のじゃこ先生もメールで参加いただき、『わたハズ』トークをしていただきました!(取材・文:かーずSP) この記事をまとめると…… ・秋葉原・ゲーマーズさんで実施した、1巻発売記念イベント(コスプレイヤーさんの写真あり) ・コミック版の作画・じゃこ先生にもメールで参加していただいた『わたハズ』トーク ・『わたハズ』2巻の深堀り(ネタバレを含みますが、2巻を読む前に見ても面白さは減りません) ・読みやすい小説の気配り ■千秋&楓のコス
前回は「客観的に重要な作品」で100作品を選んだのですが、いちおう「自分が好きな作品」に全振りしたリストも作っておこうと思いました。「シリーズ単位」「一作家一作品」で選出。とはいえ、西尾維新が言うところの「はぐれてしまった」というやつ、つまり「最初は大好きだったけどいつのまにか買わなくなったシリーズ」も多い。でも、そのとき好きだった気持ちは嘘じゃないから…と言い訳しておきます。 ちなみに私のライトノベル遍歴を読むと、初期のあたりがどうしてこういうラインナップなのかがわかると思います。 というわけでそのリストです。 田中芳樹『銀河英雄伝説』(1982年) 実際に読んだのは2000年から刊行された徳間デュアル文庫版。 森奈津子『お嬢さまとお呼び!』(1991年) 小野不由美『十二国記』(1992年) 流星香『電影戦線』(1997年) 賀東招二『フルメタル・パニック!』(1998年) 城平京『名
小説投稿サイト「カクヨム」を運営するKADOKAWAは、新たに有料サブスクリプションサービス「カクヨムネクスト」を始めた。無料で読めて当たり前というネットの世界で、読者がお金を払う仕組みはビジネスモデルとして成立するのか。 母体となるカクヨムは2016年にオープン。一般ユーザーが無料で小説を投稿・閲覧でき、アクセス数やコメントを多く集める人気作品が書籍化された例も多い。書籍編集者が新人作家を発掘する場としても機能してきた。 一方、先月13日にカクヨム内にオープンしたカクヨムネクストは、編集者の側から「仕掛ける」サービスだ。売り出したい新進作家の作品や、人気作家の実験的な新作などを、連載形式で配信する。サブスク料金は月額980円で、収益の約50%はアクセス数に応じて作家に還元される。 従来の投稿サイトでは、作者は作品が書籍化されることで初めてまとまった収益を得ていた。カクヨムネクストは書籍化
当連載は、日本在住15年の〝職業はドイツ人〟ことマライ・メントラインさんが、日常のなかで気になる言葉を収集する新感覚日本語エッセイです。 名詞「ラノベ 」 ラノベとは何か? ライトノベルの略である、などという言葉では何の説明にもならない。実際、本稿を書いている21世紀前半の文芸界で、常に多くの人がさりげなくしかし確実に気にしながら、徹底的には突き詰められず、ウヤムヤのまま漂い続けているお題だ。まさか、文字通り「軽く読める小説」と定義している人はそんなにおるまい。それほどまでに「ラノベ」という単語には、何かに対するとらえどころのないアンチテーゼ的な色合いがまとわりついている。 なんといっても、イマドキ的言語空間における「蓋然性の王者」Wikipedia にして【業界内でも明確な基準は確立されておらず、はっきりとした必要条件や十分条件がない。このため「ライトノベルの定義」については様々な説があ
世界には仙山を中心に、八色の特徴を持った国がある。 黒の国の姫 鈴華(リンファ)は、なぜか仙皇帝妃選びの後宮に行くことに。 妃争いには目もくれず、持ち前の行動力と知識で、後宮で起きる事件を解決する!?
さて、今回は笹本祐一作品「妖精作戦」に対して、以前から思っていた疑問についてです。 先日、twitterでこの疑問についてツイートしました。 炎上覚悟で書くんだけど、 ラノベ史において「妖精作戦」がこれほど重要視されるのがよくわからない。笹本祐一作品だと「ARIEL」のほうが重要ではないか、と常々思っている。 そもそも「妖精作戦」て当時そんなにヒットしたの? 当時ソノラマ文庫よく読んでいたけど、全然知らなかったよ。 笹本祐一という作家を知ったのは、獅子王で「ARIEL」が話題になってからだったなぁ。 街の本屋で平積みされていたソノラマ文庫は、菊地秀行や夢枕獏、アニメノベライズが多くて、清水義範作品は棚にズラッと並んでいて、買わなかったけど人気あるんだなと名前だけは知っていた感じ。 90年代ラノベへの連続性は「妖精作戦」より「ARIEL」だと思うんだよね。「妖精作戦」が現れたから、なにかが変
「感動と勇気を。物語と共に。」――そんなキャッチフレーズとともに4月23日、飛鳥新社からライト文芸の新レーベル「with stories」が創刊された。ラインアップは高校生の男子と女子がユニットを組んで音楽ライブに挑む高橋びすい『ハジマリノウタ。』と、人の心に棲みつく魚が見えてしまう少年が主人公の文月蒼『水槽世界』。どちらも青春のまっただなかにいる人たちが読んで、前に進む勇気をもらえる物語となっている。どのような思いでこの作品を書いたのかを『ハジマリノノウタ。』の高橋びすい、どのような読者に「with stories」の作品を届けたいのかを編集担当の内田威に聞いた。(タニグチリウイチ) 高橋びすい『ハジマリノノウタ。』 ――高橋びすい先生は昨年9月にMF文庫Jから『エヴァーラスティング・ノア この残酷な世界で一人の死体人形を愛する少年の危険性について』を刊行するなど、10年近くライトノベル
タイトルで「問題」などとは書いたものの、まぁ別になんら深刻な話ではない。 ライトノベル『ゼロの使い魔』、2000年代後半期を代表する有名アニメの一角とも言うべき作品に対し、略称として何を用いていたか? またどちらが適切か? という話題は、Twitterで長年にわたって繰り返されてきた。 アニメ第3期放送の2012年、原作完結の2017年にピークを持つ。 この問題は正解があるようなものではなく、そもそもとして「きのこたけのこ戦争」じみた、じゃれ合い的な一面も有する。 以下では「ゼロ魔」「ゼロ使」という語、それらがインターネット上においてどのように利用されてきたかを数量的に把握し、その変化に対する考察を進めていきたい。 Q.公式の略称は?A.無い。 メディアミックスが多岐に渡るので、どこかしらで使っているかもしれないものの、少なくともメディアファクトリーの公式サイト、アニメ3期の公式サイト(そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く