米Google Inc.は11日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の正式版となるv1.0.154.36を公開した。本ソフトは今年9月に初のベータ版が公開され、それから14回のアップデートを経て正式版となった。 「Google Chrome」は発表以降、高速なWeb描画やマルチプロセスによる安定動作、独特のユーザーインターフェイスなどが話題を集めた。同社によると、利用者は全世界で1,000万人以上に達しているという。 ベータ版の公開以降、正式版に至るまでにプラグイン関連の安定性とパフォーマンスが向上したほか、独自開発のJavaScriptエンジン“V8”も改良され、同社計測で1.4~1.5倍の速度向上を果たした。また、ブックマークの管理機能を搭載したり、プライバシー関連の設定を1カ所にまとめてわかりやすくするといった改良も施されている。 なお、今回は安定性とパ