言葉の誤用を辞書が煽る? 話題沸騰の『三省堂辞書スタンプ』制作陣が語る“振り切ったデザイン”に辿り着いた理由 辞書でお馴染みの株式会社三省堂が2月1日にリリースした『三省堂辞書スタンプ』が、大きな注目を集めている。同社が出版している『新明解国語辞典第八版』と『三省堂国語辞典第八版』から40語をピックアップしており、辞書のような見出し語と語釈(説明文)がセットになった斬新なデザインだ。 また、収録されている単語は「ありがとう」「むり」といった頻繁に使用するものから、「主語が大きい」「実社会」といったどこで使えば良いのか悩ましいものもある。さらには語釈も面白い。たとえば、「動物園」は「捕らえられて来た動物を、人工的環境と規則的な給餌とにより野生から遊離し、動く標本として一般に見せる、啓蒙を兼ねた娯楽施設。」とイメージと異なる内容である。 斬新なデザインかつシュールな内容を楽しむ人は多く、2月中