F# 型プロバイダーは、プログラムで使用する型、プロパティ、およびメソッドを指定するコンポーネントです。 型プロバイダーは、F# コンパイラによって生成され、外部データ ソースに基づく、指定型と呼ばれるものを生成します。 たとえば、SQL 向けの F# 型プロバイダーは、リレーショナル データベース内のテーブルと列を表す型を生成できます。 実際、SQLProvider 型プロバイダーはこのような処理を行います。 指定型は、型プロバイダーの入力パラメーターに依存します。 このような入力には、サンプル データ ソース (JSON スキーマ ファイルなど)、外部サービスを直接指す URL、データ ソースへの接続文字列などがあります。 また、型プロバイダーは、必要なときにのみ型のグループを展開することができます。つまり、実際にプログラムが型を参照したときに型が展開されます。 これにより、オンライン
先日、静的サイトに特化した全文検索ライブラリとして「Pagefind」というソフトウェアがあることを、下記の記事が話題になったことで知りました。 参考:静的サイトに特化した検索ライブラリ Pagefind を試す | grip on minds 実は、いまお読みのPublickeyはまさに、Movable TypeというCMSを用いて生成された静的なWebサイトです。現在、PublickeyではGoogleが提供している「Googleカスタム検索エンジン」を全文検索エンジンとして採用しています(右上の虫眼鏡アイコンから呼び出せます)。 しかしPublickeyでは以前からGoogleに依存しない、自前の全文検索エンジンを持てないかと模索しており、まさにPagefindは私が探し求めていたソフトウェアだったと言えます。 そこでさっそくPagefindがPublickeyに導入できるかどうか、
仕事柄、情報分析目的のRDBMSを触ることが多いのですが、こういった情報分析用途に用いるDBをDWH*1と言います。 以前、勉強会の懇親会でユーザーの立場でこういったシステムの構築に関わっているが、経験がなく、どのように構築していいかわからない。 またこの手の知識をどう勉強していいかわからない。と仰っていた方がいました。 別に大して難しい話でもないのですが、独自の単語が多い上、意外と資料がなくて困る分野だなとは思います。 そういうわけで、もしこの手の分野が難しいと感じている方は損をされています。 ぶっちゃけ、DWHは簡単な概念を少し覚えるだけで、もうプロフェッショナルになれます。 ベンダーやSIerともベシャリまくれることができます。 というわけで、自分なりにDWH関連の初歩の知識である上記の簡単な概念をまとめてみることにしました。 押さえておきたい単語は以下の6つ。 情報系システム、DW
世の中には、一見関係なさそうな物理現象がITシステムに不可思議な影響を及ぼすことがあります 例えば,500マイル以上離れた場所にメールが送れないという話だったり 中国人のAさんがお茶を入れると会社のネットが繋がらなくなる という話があります。 私の場合は、祖母が就寝するとDBインサートが失敗する、という状況でした 実家の見守りシステム 問題が起きているのは、離れた実家にいる一人暮らしの祖母の状態を見守るために作成した自作のシステムです。 気温や湿度、CO2濃度、明るさ、部屋のドアの開閉、冷蔵庫の開閉の状況をモニタリングできるようにしています。 Raspberry Piに各種センサが接続され、定期的にInfluxDBに送信し、Grafanaという可視化ツールでいつでも見られるようにしています。 これらの情報を見ることで、祖母の家の部屋の温度が適切か、活動しているか、部屋にいるかなどが分かりま
概要 「入門 モダン Linux」を読みました。 感想を書きます。 概要 前提 目的 事前知識 読了時間 感想 良かった点 気になった点 実践すること 次に関連で勉強すること まとめ 入門 モダンLinux ―オンプレミスからクラウドまで、幅広い知識を会得する 作者:Michael HausenblasオライリージャパンAmazon 前提 目的 SRE 本で SRE に求められる技術的なスキルが「UNIX システムの内部とネットワーキング(レイヤー 1 から 3)に関する専門知識」と記述されていたので、Linux を学びたかった エンジニア 3 年目なので、初心者すぎるわけでもなく、体系的に学んだわけでもないので、ちょうど良いレベル感の書籍を探していた 翻訳者の紹介資料Linux 関連の最新状況にキャッチアップするための本「入門モダン Linux」で本書を知り、ちょうど、入門書と上級者向け
Linuxはサーバ、組み込み機器、スーパーコンピュータなどにおいて存在感を示してきました。近年では、オンプレミスのシステムだけではなく、クラウドサービスでも広く使われています。本書は、前半でLinuxを使いこなす上で必要な基本知識を、後半で最新情報をまとめています。Linuxの知識を体系的に整理したい、最新動向が知りたい、運用を改善したい、効率的に開発を行いたい、といった要望をかなえる内容となっています。時代の変化に柔軟に対応できるLinux技術者を目指すなら必読の一冊です。 感想 本書を読んだきっかけとしては、コンテナ実行基盤としての Linux をもっと深く知りたいというモチベーションから手に取ってみた。僕は、新卒 1, 2 年目からコンテナを使う時代にエンジニアになったのだが、その仕組をろくに学ばずにあまりにも当たり前のようにコンテナを使っていた。 例えば、コンテナはホストの Lin
「入門モダンLinux」 こちらのオンラインイベントで、著者の方の話を聞き、これは買おうと思いました。 オライリーのサイトから電子書籍を購入しました。 読みながらメモをツイート PDF版をダウンロードして読んでいます。 それから電子版だと、本文のURLのところはそれをクリックするだけでブラウザが開いで見ることができるので便利です。 感想 UNIXの基本的な作法については1980年代に「UNIXプログラミング環境」という水色の表紙でちょっと厚い本を何度も読み返して身につけました。それ以降の新しいことはその都度キャッチアップしていたのですが、この本はそういう基本的なところも網羅して、現代の(モダンな)Linuxを知るのにちょうどよかったです。 操作はコマンドラインで行うことに一貫しています。私のようにラズパイやクラウドのサーバにsshでログインして使用している人にはぴったりです。便利なコマンド
入門 モダンLinux を読み終えました。知っていることも多かったのですが丁寧に読んだこともあり、250ページくらいを2週間くらいにわたって13時間ほどかけて読みました。 概要 基礎的なLinuxのトピックについて、現代的な視点から学ぶ。 Linuxの歴史 Linuxカーネル、カーネルコンポーネントについての概観 シェルスクリプト周りの話題 アクセス制御やセキュリティ ファイルシステム アプリレイヤ、パッケージ管理 コンテナを支えるLinuxの機能 エンドユーザ視点でのネットワーク(TCP/IP, DNSなど) オブザーバビリティ プロセス間通信 仮想マシン 私の事前知識として、Ubuntuを毎日使っていてdockerで開発するので、シェルスクリプト周りや、コンテナの話や、ネットワークなど、具体的なコマンドに関しては知っているものも多かったです。一方で、Linuxカーネルやファイルシステム
共著で絵で見てわかるITインフラの仕組み (DB SELECTION)という本を書きました。 絵で見てわかるITインフラの仕組み (DB SELECTION) 作者: 山崎泰史,三縄慶子,畔勝洋平,佐藤貴彦,小田圭二出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2012/09/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 204回この商品を含むブログ (7件) を見る 内容 初心者向けの本です。ITインフラにおける、普遍的な概念や仕組みを絵を使って説明しています。インフラエンジニア向けの本ですが、アプリケーションを設計・開発しているエンジニアやプログラマの方にも役に立つ本ではないかと思います。システムアーキテクチャの設計、パフォーマンスチューニング、トラブルシューティングではOS、ハードウェア、ネットワークなどの知識も必要とされます。 流れの速いIT業界では次々に新しい技術が登場
大阪オフィスのYuiです。 ジョインブログでも書いた通り、今までは主にアプリケーションプログラマとして仕事してきました。 インフラ周りの知識は趣味でAWSを触ったりする程度だったので、クラスメソッドから内定が出てから、「とりあえず勉強しないと!」ということで技術書を読み漁りました。その期間で読んだ11冊をインフラ初心者の目線で紹介したいと思います。 インフラエンジニアの教科書 インフラエンジニアの教科書2 絵で見てわかるITインフラの仕組み 絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク インフラ設計のセオリー ネットワークはなぜつながるのか マスタリングTCP/IP 入門編 第5版 図解まるわかり セキュリティの仕組み 入門監視 Infrastructure as Code Raspberry Pi で学ぶコンピュータアーキテクチャ インフラ全般 インフラエンジニアの教科書 概要 インフラ
2022/04/30(Sat.) 春休みの活動関係が落ち着いたので、次の活動に向けて勉強しています。今はRaspberry Pi4を手に入れて色々いじっています。ラズパイは以前にメディアプレイヤーとして複数台を同期再生するために使用した経験があり、OSやアプリの情報がたくさん提供されていて使えると展示関係で便利だなぁと思っていました。勉強にはオライリーの教本を使っており、クックブックのほかにコンピュータアーキテクチャの本が出ていたので読んでいます。ラズパイの作例を触りながらコンピュータについて勉強する本かなと思って購入したのですが、思っていたよりコンピュータの技術発展の歴史から記述されていて座学の本という印象を受けました。ただ自作PCなどにも興味があり、今後の活動のことを思うとコンピュータに関する基礎知識があった方が良いのでこのまま読み進めます。
この本を手にとった理由 友人におすすめされて本屋で手に取ってみたら、自分が今までふわっとしか理解していなかった事柄が網羅されていそうだったので、そのままレジでした。 感想 全体の流れ L1〜L4の物理層・データリンク層・ネットワーク層・トランスポート層について、ネットワークを設計する時に、保守運用のことも考え、気をつけるべきポイントが書かれています。L5〜についても触れられていますがタイトルにも「インフラ」とあるように低めの層がメインです。 筆者が実際に体験した障害を想定しているので、「あぁ、そういう障害が起こり得るのか」って感じながら読めました。 全体を通じて「わかりやすい!」という感想だったので、ざっとネットワーク設計について知りたいという方におすすめです。 序盤〜中盤 基本的な構成は、各層の要素技術の紹介→どうやって設計するか、という流れです。 物理層だと光ケーブルやMDIの規格につ
2023 年に使った技術まとめ 2023 年もそろそろ終わりなので、今年のエンジニア生活のまとめです。 正直今年はほとんど仕事しかやっていないです。どうしてもお仕事だと攻めた技術選定ができなくて(記事書くには)あんまり面白くないなあ…の気持ちではあるんだけど、その分実務でこんな技術使ってますよ、ってお話としてみていただければ幸いです。 React 18 / TypeScript 去年(2022)までは Vue と React 半々くらいで生きてたんだけど、今年はどっぷり React でした。 Vue の選択肢もないわけではなかったんだけど、ある程度の規模のプロジェクトで、かつアプリケーションとしての複雑度が高いものを作る時に Vue はやっぱりちょっと怖いんですよね。。正直コントロールできる自信がちょっとない。 多分当面は、ロジックの複雑度や抽象度が高いものは React、ロジックは素直で
デモとして、このブログに Pagefind を導入してみました。ヘッダーの検索アイコンをクリックすると検索フォームが表示されるので、キーワードを入力して検索してみてください。 使い方 Pagefind は構築済みの UI ライブラリと、CLI コマンドとしてインデックスを作成するためのツールから構成されています。まずは UI ライブラリの部分から見てみましょう。 UI ライブラリ Pagefind の UI ライブラリは、検索フォームと検索結果を表示するためのコンポーネントから構成されています。この UI は以下のコードを追加するだけで簡単に利用できます。 <link href="/pagefind/pagefind-ui.css" rel="stylesheet" /> <script src="/pagefind/pagefind-ui.js"></script> <div id="s
年明けの暇な時間を利用して読んでみました。 書籍のリンク 技術書としての感想 良かった点 悪かった点 注意点 総評 技術書としての感想 良かった点 とにかく文章が分かりやすい 色々な用語の使い方に違和感がない 言葉にすると簡単ですが、本当に分かりやすかったです. 具体例が豊富 図が豊富 コード例が豊富 実験例が豊富 まず、「〇〇 な場合に命令の処理が詰まって遅くなります」といった説明の後に、「では、具体的にこういったケースを考えてみましょう」という具体例を持ってくる展開が多く、とても親切だと感じました.また、このような具体例の説明のときにほぼ必ず図が用いられています.特に全体を通して頻繁に出てくる命令流の図は非常に分かりやすかったです.また、コード例とそれを用いた実験も豊富でした.具体的には、キャシュの章では実際にキャッシュミスを意図的に起こすコード・キャッシュヒットを意図的に起こすコード
プログラマーのためのCPU入門 ― CPUは如何にしてソフトウェアを高速に実行するか 読みました。 ざっくり内容を説明すると、プログラムを速く動かすためにはCPUのパイプラインの密度を高める必要があり、密度を高めるテクニックとそれを台無ししてしまう現象について1冊使っています。 現行の複雑怪奇なCPUで時にバグとしか思えないような奇妙な動作を再現させるのは本当すごいです。 プログラマーのためのCPU入門 ― CPUは如何にしてソフトウェアを高速に実行するかwww.lambdanote.com 後半に知らないことがいっぱい書いてあって、パタヘネ読んでCPU完全理解した!みたいな人が現実を知るのに良い本です。 知らないことも多く、知っていることでも過去の知識のアップデートになりました。 以前に紹介した[試して理解]Linuxのしくみに雰囲気にてますね。 同じ時期に、OSから見た低レイヤー、CP
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